PlayStation版DOOMのMaster Levels for Doom IIをBrutal Doomで遊んでみた。Master Levelsは三周目ということもあり道に迷うこともなくスムーズに進められたが、敵の配置がPlayStation版と変わらないため、やや物足りない感じであった。ただ、物足りないというのはBaronやRevenantなどの強敵が出現しないという意味であって、戦闘難易度が低いということではない。Brutalではショットガンゾンビが強めということもあって、Master Levels 特有の面倒な配置と組み合わさり、なかなか気の抜けないものとなっている。強敵の不在でロケットランチャーやプラズマガンを使う機会は少なかったものの、ノーマルショットガンで敵をなぎ倒していく感触が実に爽快で、愉快だった。
Belly of the Beast – Quake2の可能性を探る(8)
Quake2というゲームは他社のFPSよりは遊べるものの、やはりidが作ったFPSの中で最も怪しい出来だ。そこで評判の良いカスタムMAPをいくつかプレイしてみて、本当に微妙なゲームなのかどうかを確かめてみたいという企画の第一弾。今回は気まぐれで3.24 Unofficial PatchとShamHawke’s_Lazy_Quake_2_Patcherを適用したQuake 2のクライアントでプレイしており、Source portは使っていない。前述した二つの適用によりBGMの再生とWidescreenへの変更が可能となるので、現在における最低限の環境と言えそうだ。
さて、このBelly of the Beastだが、実のところオリジナルQuake2とあまり変わらないと言うか、テンポが早くなっている分だけ良くなっているのかもしれないが、基本的にはよくわからないのが正直なところ。それでも気になった点として、Iron Maidenが序盤から出現するのが印象的だった。ロケットランチャーを装備しているものの、動きが緩慢で非常に弱く、本編では終盤から出現する敵として違和感があったからだ(マクローンの趣味で本拠地に女兵士を配備したという設定かもしれないが)。また、本編と同様に全体がユニットで構成されており、各レベルを行ったり来たりしなければならないのだが、これは煩雑さが減っており、単純で分かりやすく、射撃に集中しやすかったと思う。が、本シングルMAPがいくつかのカスタムMAP評価サイトで高得点だということを考えると、やはりQuake2には期待できないのかもしれない。
◆この画像は色合いをいじってあるが、ゲーム中でも原色のライトが多数設置されており、オリジナルQuake2よりも幾分か色鮮やかだ
Serious Sam 3: BFE – Reindeer Hunter 取得(23)
クリスマスの時期にだけ解除可能な実績「Reindeer Hunter」に挑戦してみた。私自身、解除期間が限定されている実績は、一刻も早く世の中から無くなって欲しいと思っているのだが、今回は完全な気まぐれである。解除手順は各ステージ後半に配置されているクリスマスツリーにRocketeer、Gnaar、Kleerの各種からMeleeで取得できる心臓、目玉、生首を飾り付ければ(ツリーに向かって投げつければ)よい。また、前述した三体がツリーの周りにいない時は、近くに置かれているプレゼントBOXに触れることで出現する場合もある。
解除作業に取り掛かってから気が付いたのだが、ステージ後半に設置させているクリスマスツリーの飾り付けを全12MAPで行うということは、実質的にゲームを一周するようなものなのだ。そして、この時期のSerious Sam 3はMAPにプレゼントBOXが配置されていて、いやに数多くの強力アイテムが手に入り、ゲーム難易度が下がって不思議だなと思っていたのは、クリスマス実績を取りやすくするための配慮だったというわけ。しかしながら、うまくバランスの取れたアイテム配置(戦力の調整)をプレゼントBOXで台無しにするお祭り仕様はあまり好きになれない。クリスマスに関心の薄い日本人だからだろうか?
The Myths – きれいなくぇいくは、好きですか(7)
The Mythsは2011年にQuake生誕15周年を記念して作られた6つの小さなMap Packだ。最初のMAPは高難易度のルート探しをしなければいけないが、それ以降はいつものQuakeとなる。大きな障害にはならないだろうが、面倒なジャンプアクションも含まれていて、その理不尽さは伝わりにくいと思うがHellforcesに近い。クリアしてみると、最初のMAPに随分と悩まされた分だけ、かなりの達成感を持つことができたが、面白いかどうかと聞かれると普通。また、何故このシングルマップを遊ぼうと思ったのかというと、Downloadしてクリックするだけで美しいQuakeを遊べる「Quake “Epsilon” Build」のリストに名前があったからだ。>>Epsilon The Myths Expansion v2.52
Torchlight II – 素殴りバサカでNG+クリア(5)
一周目と同じく、ひたすら目の前の敵を殴ってNG+(二周目)をクリア。計30時間プレイしてみて、拾ったレアアイテムが「強いか弱いか」のどちらかだけだったので、ただ単にキャラクターのレベルを上げるだけのゲームと判断。アクションRPGとしての完成度は高いと思うが、少し変わったキャラクターを作りたいといった用途には適していないので、長い時間は楽しめそうにない。
育成したSTR>DEXのBerserkerはIce Shieldのおかげで遠距離からのダメージが減り、一周目よりもかなり楽になった。ただ、ポーションを連打するようになったAct3からふと疑問に思ったのは、自分の攻撃力が紙装甲に見合ったものかどうかということだ。敵を沈める時間は短いので攻撃能力が低いということはないだろうが、他クラスならもっとより良いゲー ム展開を行っているのではないかと考えてしまい(隣の芝生)、不安定な自分のキャラに自信が無くなり、VITに振り込んで少し丸いキャラにしてしまった。今後もし遊ぶとしたら、他クラスを知る意味でEmbermageを一周やってみたい。