VRのゲームは各タイトルで大きく感触や体験が変わるため、購入前に試せるのは消費者として非常に助かる。
◆Rez Infinite。そこそこの数のDemoを触って、一番購入意欲が高いのがコレ。世界観が好きというのもあるが、目から入ってくる情報が凄まじく次世代。わずか15分の試遊時間があまりにも濃く、他のタイトルではまず味わえないだろうという気にさせられた。大分プレイヤーを置いてきぼりにしている感じはあるが(それが良い?)、とにかくサイバーな気分にさせてくれる
◆Kizuna AI – Touch the Beat!。ペンライトを使ったリズムゲームで世間ではオタ芸と呼ばれているやつ。正直期待していなかったが、光っている棒を振り回しているだけで気分が盛り上がるのに自分でも驚いた。もしかしたら家庭用花火ではしゃぐのに似ているのかもしれない。初見で難易度ハード(3/3)がクリアできるくらいなので、カジュアルな部類。思ったよりも相当良かった
◆神様にお茶を届ける(Tea For God)。歪んだ空間を進めていくFPS。空間が歪んでいるため、1.80m x 1.2mのプレイスペースを用意できれば、実際にそこを歩き回りながら立ち止まらずにシューティングができるようなる。人によっては場所の確保が難しいかもしれないが、意欲的な作品であることに間違いはない
◆MOSS。コメントで教えてもらったタイトルで、寡黙な巨人となって小さなネズミをゴールまで導くパズルゲーム。頭の体操によい。立体的になっているマップの進行ルートを覗き込んで確認するあたりがとてもVRちっく。ネズミの動作が健気で愛くるしい点も見逃せない魅力
◆Muscle Ninja VR。どこかで見たような巨大アスレティックをVRMアバターで挑戦できる。正しい遊び方はアバター披露とタイムアタックの二点だろうか。個人的には主観視点で体感するステージの異様さが興味深かった。トリガーを引くだけで体を支えられるゲームとは違い、己の筋肉だけで体重を支えて、優れた体幹で忍者のように移動するリアル大会の参加者たちの凄さの片鱗に触れられて良かった