Marathon 2: Durandal – 面白いのは認めるが

前作よりも弾薬がたくさん手に入るようになったが、発砲音だけが立派な武器では敵グループを倒しても爽快さは感じない。また、仕掛けが単純になったのは良くなった部分かもしれないが、同時に酸素残量を気にかける危険な箇所も減らされておりオリジナリティとゲーム性が激減。そもそもMAPが全体的に明るすぎて、本当に続編なのかどうかわからなくなるのだが、実際に遊んでみれば「なんか違うんだよな、どうも違うんだよな」と思いながらも夢中でMAPを走り回り、コンソールを叩いてストーリーを追い、敵を倒してガンガン進んでいくのが滅茶苦茶面白いから認めないわけにはいかない。くぅ。

ということで何がゲームを面白くしているのかまったく理解できていないのだが、Marathon 2 が大衆向きへ変わり、とても遊びやすいゲームになったとは言えそうだ。しかしながら、やはり、心細くなるほどの薄暗い宇宙船内をリーラに導いてもらったり、「ふぇぇ…酸素が足りないよぉ…」と息も絶え絶え涙目になりながら酸素給油装置を探しまわったり、遊園地アトラクションのような人工的迷路で当然のように挟み殺されたり、くそったれ理不尽でセーブポイントの無い最終ステージをこれまた難しいその前のステージからやり直さねばらないようなハードでコアなMarathon 1 の方が私は好きなのだ。

AlephOne 2014-12-23 22-37-37-28_R

AlephOne 2014-12-29 21-08-27-04_Ra

Black Mesa: Source – これが本物のリメイク作品(3)

急にSource Engineのゲームをプレイしたくなったので、積んでいたBlack Mesa(Black Mesa: Source)を難易度Normalでクリア。あまりに面白すぎて夢中でゲームを遊んだ結果、「Half-Lifeは普遍的面白さを持った神ゲーです」といった適当な感想しか思いつかなかった。若干HL1と変わっている箇所もあったが、けっして改悪ということはなく、良い意味で現代的な味付けになっていて素晴らしいと思う。NPCを誘導してドアを開けさせるイベントが削られていたりとか。

hl2 2015-01-11 19-33-13-96_R

hl2 2015-01-09 00-02-37-83_R

Black Mesa ヤバイ、グラフィックが綺麗すぎて超ヤバイ

続きを読む

Quake IV – 難易度Hardで二周目(9)

難易度Hard相当だと思われるLieutenantで二周目をクリア。MAPが狭い上に移動速度も遅かったが、それ以上に武器の作りこみが優れていて射撃感が良かったので、目の前のストログ達を倒すだけで、なかなか爽快な気分を味わえた。ただ、オブジェクト達成後に進んできた道を「用が済んだから戻って」と往復させられる回数が多くて、ストーリー演出というよりも単なる手抜きのようでウンザリしてしまった。Quake2の時はプレイヤーが単独潜入していたので、オブジェクト達成のために行ったり来たりするのが不自然ではなかったのだが。

  • Hardにおける戦闘バランスは良好だが、自爆ダメージが不自然に大きかった
  • 飛ばせない会話シーンが頻繁にあり、うざったい
  • 辺りを見回すとかなりの数の弾薬と回復剤が見つかる
  • ショットガンは発砲音の割に威力が低いように感じる
  • SentryやIron Maidenなどの過去作の敵キャラを出してくれたのは素直に嬉しい

Quake4 2015-01-08 21-29-09-80_R
◆高画質化ModのSikkmodはQuake4本来のグラフィックを覚えていて、尚且つまめな人ではないと使いこなせそうにない。HDRやBloomをいじると室内と野外で光の見え方が変わってしまうので、いちいち設定を変えないと汚く見えてしまうのだ。一応Color GradingだけをOnにすることで比較的にオールマイティーに対応できるのだが、時たま不自然に見えることも。ロケーションが豊富な分だけDOOM3よりもグラフィック強化Modが使いにくい。

新年の抱負と挨拶

私は脳筋ゲーマーを自称していますが、それが「脳みそまで筋肉」ではなく「脳みそだけ筋肉」となっていることに、危機感を覚えたので、適度に身体を鍛えて、しっかりと身体と脳みその両方を筋肉にするというのが今年の抱負です。具体的な方法としては、娯楽番組を見ている間にスクワットや腕振り運動やストレッチをする予定。なんといってもゲーマーは身体が資本ですからね。

改めまして、あけましておめでとうございます。去年の抱負である「文章をうまく肉付けする」は、そこそこ達成できたように思うので、抱負にはしないですが、去年同様に継続してまともな文章を書けるようにしていきたいです。文章を作る上で、一番の問題は「文章を長くするほど読み飛ばされてしまう」とビビる私の自信の無さなのですが。

Defender’s Quest – 作りはうまいが好みでない

Tower Defense とRole-Playing を組み合わせた意欲的なシステムに惹かれてやってみた。基本的にTDというのは難しいゲームジャンルであり、それをキャラクター(ユニット)の成長要素でいくらか簡単にしてくれるというのは、ストラテジーの苦手な私にはありがたいことなのだ。しかし、実際にプレイしてみると、このジャンルの組み合わせは思ったよりも肌に合わなかった。というのも戦略性よりもキャラ育成要素が強すぎて、単純に経験値を稼ぐだけのゲームになってしまっているからだ。

序盤は難易度Normalを辛勝という形でクリアしていけたのだが、戦闘から買い物パートに移る時、緊張感が途切れてしまったからか買い物を盛大にミス。それ以降のステージではWave3や4あたりを越せなくなる。ここで疑問が生じたのだが、自分がステージ突破できない原因が「やり方」なのか「キャラクター性能」なのか、いまいち判別がつかないのだ。これはやっていくうちに「キャラ性能」の確率が高いとわかるわけだが、そうなると、このゲームの戦闘は頭を使って切り抜けるよりも、育成したキャラでゴリ押していくのがスタンダートということになる。私はストラテジーが苦手ではあるものの、試行錯誤を嫌っているわけではないので、困ったらキャラのレベルを上げればいいというゲームでは求めているものと違う。

ただ、私の好みではなかったというだけであり、Tower Defense とRole-Playing を組み合わせたゲームデザインは両者の落とし所がうまく、なかなか完成されたゲームであることも確かだ。強い個性を持ったキャラクター同士の掛け合いも面白く、次のステージへと進みたいという意欲をもたせるのに成功しているし(というか掛け合いが魅力的すぎるので、難易度を下げてでもさっさとクリアしたいと感じてしまい、頭を使いたくなくなる。このジレンマはPortal 2と似ている)、標準で日本語対応なので、カジュアルなRPGを求めているのならば、そこそこ楽しめるはずだ。

dq2_R

大部分を難易度カジュアルでクリア。なんだかんだ言っても楽しめたのでプレイしてよかったと思うが、レベル上げ中心のやりこみには興味がない。