Brothers in Arms: Hell’s Highway – 二週目(2)

先日見た映画『遠すぎた橋』が素晴らしい出来だったので、元ネタのマーケット・ガーデン作戦を題材としたゲームを遊びたくなった。このところSWATシリーズやGhost Reconなどをクリアし、タクティカルシューターの腕前が上がった実感があるので、難易度を上げてみようと思ったのだが、セーブデータが消えておりAuthentic(3/3)が選べず。仕方なくVeteran難易度(2/3)でプレイ。

本作の主人公は武器を構えた後にもう一段階ズーム操作を行うと驚異的に命中率を高められるが、構えたままの状態であれば初代Brothers in Arms: Road to Hill 30と同じような低い命中精度となる。このように自らを縛る形で射撃能力を抑えておくと、プレイヤーの活躍だけでは要所が突破できなくなるので、しっかりと小隊指示を行う必要がでてくる。多少気を使うがBIA:RtH30のプレイ感覚と近くでき、なかなか楽しめる。


◆味方に制圧射撃を命じ、敵が固まっているところをプレイヤーが別角度から叩く黄金連携


◆敵の隠れた遮蔽物ごとバズーカで破壊するのはBiAの根幹を揺るがす超カジュアル調整だが、使える状況が多いのが問題なだけで、たまにある分には悪くないように思う

GUN – シンプルすぎるタイトル

Neversoft社より2005年に発売したGUNをWidescreen Fix Patchを適用しクリアまで。本作はセミオープンワールド形式のTPSとなっている。同じく西部劇をモチーフとしたCall of Juarezシリーズと比べるとシチュエーションが豊富で、映画で見たワンシーンの雰囲気を味わえる時間が多い(未プレイだが現在ではRed Dead Redemption 2が上位互換かもしれない)。その反面シューターとしては元が家庭用ということもあり、マウスで遊ぶと難易度Normalでは相当にヌルい。後半は敵の攻撃が必中となり、それなりに難易度上昇はあるものの、気持ちの良い難しさではないため、あまり期待しない方が良いだろう。雰囲気ゲーだ。


◆クイックドローは強くて格好良くて、使える間隔も丁度良く、インディアンの放った炎の矢を撃ち返すといった重要な箇所でも活躍し全編を通して存在感がある


◆馬に乗りながらの銃撃戦は場が混沌としていて時代を感じ興味深い。Mount&Bladeの中世の戦闘を思い出す

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Battlefield V – ストーリーが嫌い(20)

検索すれば詳細が出てくると思うが、ポリティカルコレクトネスやらフェミニズムによって(?)、従来のユーザーを置いてきぼりにしたストーリーとなった本作。私自身ゲームの売り上げが良くなるのであれば、特定の層へ配慮しても良いと考えるが、それは描かれたストーリーの出来がよければの話。はっきり言えば不気味なのだ。開始からリベラル色全開の雰囲気で押し進められると、そこからシームレスで移行するゲームプレイにも悪い影響がでてくる。

つまり、つまらない気分のまま遊ぶゲームはたとえ内容が面白かったとしても気分に引きずられてつまらなく感じるということだ。次回作のBF、いや全ての史実の基にした戦争ゲームは今までの通り、薄いホモソーシャル路線を貫いてほしいと強く感じた。また、どうでもいいことだが、歴史の修正だとか、超々々レアケースに焦点をあてた本作のストーリーが気に入らないという、この感覚自体が白人様の作りまくった超かっこいい(プロパガンダ)映画たちの成果と言えなくもないのがなかなか難しいところでもある。


◆今回のFrostbiteは雪、特に風に乗って飛ぶ吹雪の描画が「あ、今までのゲームと違う!」と即座に気が付くほど、凄まじく進化している


◆爆発も全体的にBF1よりも派手に美しくなった気がする

Battlefield 1 – ミニゲーム付き戦争映画(19)

難易度Normalで一周。五つのある各キャンペーンは動画とゲームの割合が半々といった感じ。史実に基づいたドラマチックな動画を興味深く鑑賞していると、ここからはお前が戦況を良くしてくれといわんばかりにゲームパートへと入れ替わる。この切り替えがとてもシームレスというか、プレイヤーの没入感を損なわせないよう作ってあるのは素直に凄いと思う。個人差はあるかもしれないが、ゲームの難易度が低く設定されていることもあり、ストーリーを楽しみやすくなっている点も高評価。素直に良いキャンペーンだと感じた。

  • 戦車操縦を行いながらの「コンクエスト」トレーニングを完備
  • マルチ対戦でとても重要な「スポット」をステルスゲームで学ばせる工夫
  • 戦車を守る立ち回りも覚えられる


◆BF1の乗馬は操作が非常に簡略化されており、少しの練習でいっぱしのカウボーイとなることができる。戦場の風を感じるのだ


◆ドッグファイトは大好物。こちらも操作が簡略化されていて気軽に撃墜王気分に浸れる。が、しかしいつでもどこでもワンボタンで自己修理(HP回復)可能という激ヌル仕様は、さすがにゲーム性に乏しく、もう少し緊張感を増やして欲しいと思ったり思わなかったり

Men of Valor – 難所以外はそこそこ

本作を一言で言えばVietcong 2(2005)とMedal of Honor: Allied Assault(2002)を足して二で割った物にデスソースを塗りたくったような感じでしょうか。常人よりも辛かったり難しかったりするものが好きな方にはまぁまぁウケそうな出来ですが、逆に甘くフワフワとした美味しい楽しいゲームを求めている人からは「死ね」といったストレートな罵声が聞こえてきそうです。デスなだけにね。はい。

  • GOG版は最新パッチと共にWidescreenもサポート
  • 字幕とEAXが無いのでテンションが下がる
  • ジャングルの表現力が素晴らしく、Unreal Engine 2.0の改造は大成功
  • が、その優れた描画のため戦闘時の視野性を大きく落としているので、良い面と悪い面も
  • 時間制限のある敵の死体漁りを手際よく行ない、如何に体力と弾薬を管理できるかがキモ
  • 被弾した場合視界が揺れるのは当然だが、近くに砲弾が着弾した場合も視界が大きく揺れるので、自身に過失が無くても簡単に死ぬ
  • びっくりするくらい敵の湧き方がクソ。敵の攻撃だけが届くテクスチャバグも多く、密林が特にクソ
  • 開発は自分たちの出すパズルがインパール作戦級にクソなのが理解できていない。解法がとんでもなくクソ
  • 平常時は単に難しめのゲームといった感じだが、開発は黒人主人公をよほど○○○したいのか死んでこいと言わんばかりのクソ命令をガチガチのスクリプトで強制してくるため(妄想)、オートセーブの間隔が長く、クイックセーブの無いシステム上でクソ解法を解くためにクソ戦闘をクソ何十分もクソ繰り返すクソハメにクソがクソでクソクソクソクソクソ

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◆EAXは無いものの、砲撃や環境音には低音が効いていて、視界のぼやけも激しく、臨場感がある。匍匐しないとヤバいと自然に思わせるような作りは非常に良い。ベトナム戦闘ゲームに求めているのはこの泥臭さなのである

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◆ジャングルの描写はFar Cryとは違う方向で最高レベル。視野性は”悪い”とかそんな段階に届いておらず、草木の向こう側から機械が一方的にこちらを見つけて撃ってくる感じで”見えない”という方が近い。無論ゲーム性は皆無だが、当時の雰囲気に近いと思えるので私はプラスと捉えている。ではどうやって銃撃戦を行うのかというと、ここで一番ゲーム臭い部分がでてくるのだが、相手に触れることで黄から赤に色が変わる魔法の照準が存在するのである。これとクリアリングを上手に活用することで、なんとかシューターとして成り立つようになる

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