Doom 3: Phobos – 多要素(62)

Mod of the Year Awards 2020のTOP100に選出されたDoom 3: Phobosを公開されているEp2までクリア。グラフィックからアートデザイン、戦闘バランスまでとにかく出来が良かった。よくid Tech 4をここまで改造したと感心する。特に戦闘に関しては”理想的なDOOM3″といった感じで、ショットガンの射程が伸びていたり、チェーンガンの全体的な見直し、各種効果音の向上(これは好みか)など旧来のファンが気に入りそうな物となっている。プレイヤーが強化された分だけ、敵も強くなっており、程よい塩梅だ。気になる点は戦う距離がやや遠くなった分だけQuake4に近くなっていることか。

戦闘だけ見ればClassic Doom 3Doom 3 to Doom 2のような超楽しいバランス調整modなのだが、本modはHalf-Life形式のパズルや女性キャラクターとの親密な会話、ポイントアンドクリック形式の謎解きなど、多様な要素が混ざっている。私はmodというのは製作者が自由に作るべきだという姿勢を取っているので、ああしてくれこうしてくれとは言わないが、私の想像する多くのDOOM3プレイヤーはこれらの要素を充分に楽しめるか疑問だ。客観的な出来の良さとプレイヤーの満足感が離れやすいmodのように思う。


◆ショットガンの強化により、従来の微妙な距離での撃ち損じなし


◆ポイントアンドクリックのパート。アクションゲーマーとしては戦闘の息抜きに入る程度がちょうどいいと思うが、なかなか頻繁にこちらに切り替わり、面倒くささばかりを感じる

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HardQore 2 – 平面化(61)

DOOM3を横スクロールアクションへと変更したMod。Demo版(>patch)。DOOM3らしい良質な撃ち心地のままに2D特有の軽快アクションが組み合わさったので、操作しているだけでも相当楽しい。2009年のDemo公開から長らく音沙汰なしだったが、近頃Hard Copsと名前を変え、DOOM3 source portのdhewm3に対応させた完全版を製作しているようだ。気になった人はチェックしてみると良いだろう。


◆暗闇やパズルなんて存在しねぇ!走って飛んで撃て!!

Deus Ex: Revision – Human Renovation(10)

Steam実績が実装されたり、GOG.comからダウンロードが可能になったりと、格別の対応を受けているDeus Ex総合ModのDeus Ex: Revision。そのデフォルトゲームモードであるHuman Renovationを難易度Normalでクリア。オプションからShifterまたはBioModのAugmentation調整機能を使用しなければ、難易度が上昇したグラフィック強化Modといった感じ。その難易度上昇さえ適切であれば評価されたのであろうが、強化された敵の索敵能力と射撃精度はステルス系を萎えさせ、戦闘系を進行不能(?)にさせるほどなので、バニラとの違いを比べるという楽しさはあったが、純粋なゲームプレイでの満足感は少な目。


◆近接攻撃力と移動速度を上げ、自分の有利な間合いで戦える剣士風味のDenton。遠距離はスナイパーライフルとGEPガンで対応していく極端な構成。中距離は気合で・・・。


◆現代的なゲームバランスに調整したと聞こえはいいが、ゴリ押し戦闘できる箇所が潰されていたりと製作者の意図した通りの迂回(ステルス)で進むことが強制されている印象を受ける。これが果たして自由度が売りのDeus Exなのか?という疑問は当然沸く

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SHRINE – ほどよく大味(56)

SHRINEはクトゥルフ神話の世界をイメージした(?)DOOM2のTotal Conversion。特徴的なグラフィックに惹かれたので触ってみた。やや武器の癖は強いが、見た目ほどバニラDOOMとはかけ離れていないため、操作していくうちに自然と慣れていくはずだ。不気味な敵とBGMの中、少し意識レベルを下げて、夢見心地であるとか、たゆたう感じで目の前の敵を倒し続けるのが良い遊び方だと思う。全16個の各mapもコンパクトに設計されており、さっくりと遊ぶには丁度いい。後半に出てくる武器が強すぎる感じもしたが、最新版の1.3だとそれに合わせるようにバランス調整がされているようである(私がプレイしたのはVer1.2)。

SPYmaps Ion Fury 2 – しげるといっしょ

クリア直後から気になっていたカスタムマップのSPYmaps Ion Fury 2を軽くプレイ。豊富なロケーションを支えるリニアな構造はオリジナルIon Furyのプレイ感覚に近く、最初から最後まで楽しく遊べ、クリア後にもう少しだけ遊びたいという欲求に素直に答えてくれる出来であった。・・・という感想だけでは少し物足りない気がしたので、同制作者が過去に公開したPREY(2006)のカスタムマップにも触れてみた。こちらも同様に本編に似たものを少しだけ遊びたいというプレイヤーに向けた作りであり、なにやら設計に思想があるように思われる。


◆ドラム缶を見ると心が躍る


◆重力の作用方向が変わる仕掛けを見ると三半規管が防御態勢に入る

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