OneShot – きゅーと

興味を持ったきっかけはネット上で主人公ニコのかわいらしいイラストを見たこと。ゲームを購入する際にSteamのカスタマーレビューに目を通すと、何も知らない状態でプレイせよと書かれていたため、素直に従った。…なるほど、これは確かに知識がない状態で遊ぶべき作品だ。何故、そうなのかという断片すら書くべきではないように思う。ニコの容姿や温かみのある発光球体、そして幻想的な雰囲気が気になったら是非触ってみてほしい。

The Witcher 3: Wild Hunt – レベル10まで(1)

  • 物語…★★★★
  • 選択肢を選ぶ…★★★★★★
  • 移動…★
  • 戦闘…★★
  • アイテム集め…★
  • 時間対効果…★★

良質なRPGを触れておこうと思いプレイ。過去作の1と2には触れていない。難易度はストーリー。前知識なしで遊び始めたが、物語及び会話が良い感じだ。面白い。ロールプレイと言えるのかは分からないが、半分ゲラルトとして振り舞いながら、もう半分は私自身が素直な気持ちでキャラクターの話を聞いたり、答えたりするのがなんとも心地よい。心地よく感じるのはシステム側からのプレイヤーコントロールや会話の破綻が少ないからだろう。しかし、楽しく感じるのはその部分のみで、移動や戦闘は退屈だ。お使いをこなすためのお使いをこなすためのお使いが始まると、もう集中力が切れ時計の方に目が向いてしまう。


◆会話が本当によく出来ている。元々の作りこみか、ローカライズの力か、選んだ選択肢に対して返ってくる言葉がかなり自然だ。こう答えれば、こう返ってくるだろうなという憶測がちょうどよく嵌り、ゲーム世界への没入感を高めている


◆武具・アイテム集めが面倒なので火炎魔法を強くしてみた。範囲拡大や炎上効果が付き使い勝手が良い。燃やしてから切る戦術。今のところ困る場面はないが、どうも魔法一辺倒のスキル振りは賢くないような気がしてきたので、近接を上げるか考え中

Turok: Dinosaur Hunter – 先住民よりスパイ派

ざっくりと言ってしまえば本作はTomb RaiderとQuakeを足して割ったようなゲームだ。システムは各ステージに散らばった時空石なるものを集めることにより次のステージへと進める仕組みになっているので、戦闘を行いつつもアイテム探しを行うことになる。触ってみれば分かるが、Tomb Raiderとは違い、戦闘と探索のパートが分かれているのではなく、混ざっているため、戦闘に意識が向いていると、隠された時空石を見逃しやすい。よって大抵のプレイヤーは敵を全滅させた後にハブエリアに戻り、再度ステージをやり直し、ゆっくりとアイテム探しを行うことになるだろう。この流れが最初から最後まで続くため、単純なゲームだと言える。

補足すると、アイテム探し要素が強い序盤に比べ、中盤からプレイヤーの火力が大きく向上するため、アクションゲーマー的な感性からすると、溜まっていたフラストレーションがどんどんと和らいでいくのが心地よい。終盤までいくと、QuakeというよりかもはやQuake2といった段階まで進んでいしまい、スピード感溢れるクラシックなプレイ感覚の中、爆発物とショットガンとマシンガンで敵を蹴散らしていく感じがなんとも癒される。思うに、アイテム探しの面倒臭さが実は平凡な戦闘を面白く感じるようにさせるスパイスの役目を果たしているのではないだろうか。客観的に思い返してみて、本作は古代調、武器、Map、ジャンプアクションなど、どの要素も一長一短でうまくいっているのかいっていないのか、よく分からない。分からないが、それでも遊んでいくうちにだんだんと楽しくなっていくので不思議だ。

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◆弓(強化弾)。情報を仕入れずに購入したため、原始的な武器ばかりで進んでいくのかと思っていたが、実際は現代的な銃の他のSF的なものも登場するため、何でもありで賑やかだ。下手に統一するよりもずっと良い

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◆「I Am Turok!」死亡後に残機を使い復活する際、何故か気合を入れて自己紹介し始める主人公のインディアン

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The Darkness II – 患者は楽しめる

原作未読、前作未プレイのややネタバレあり中二病患者としての感想を書きたい。まず、このゲームはストーリーが良い。”ストーリーが良い”という文言は中身全体の二割から三割ほどの価値を保証するといった意味で用いられているように思うが、私は一見アクションゲームのように見える本作を本質的に一人称視点型のアドヴェンチャーゲームとして捉えているため、ストーリーを評価することが、それすなわち大部分を評価することと同義であると理解してほしい。

ただし、これは最初に申した通り、中二病患者としての感性であり、そうでない人は「俺は二年間歯を食いしばってあいつを抑えてきた…」などと暗闇で独白しだす主人公に感情移入はしづらいように思う。感情移入できていないと、マフィアのボスが闇の力でヒャッハーと気持ちよく大暴れしている最中に突如…精神病棟へ場面が切り替わり、「まさかとは思いますが、その『ダークネス』とは、あなたの想像上の存在に過ぎないのではないでしょうか」と医者から冷たくなだめられ、先ほどまで自らがやりたい放題で死体の山を築いてきたことが、実はただの妄想であったかもしれないと、記憶と自己同一性が揺さぶられ、何が現実なのかと混乱させられる、この落差ある物語が楽しめないのではないかと想像してしまう。実のところ、戦闘も視覚的に優れているため、一見楽しそうなのだが、開発側の用意したスキルを要所要所で使い分けるだけでプレイヤーの技量が反映されにくく、俺TUEEEEEEEと闇の力に酔う感覚は期待していたほど強くない。これが先ほどアドヴェンチャーゲームであると言った要因である。むしろ強大な力を行使するよりも、強大な力を持っていること自体に高揚する感性を持っておきたい。楽しく遊べせてはもらったが、なかなか評価が難しいゲームだ。

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◆ダークネス(二本の触手)と共に二丁拳銃を持てるので、画面からやりたい放題感が伝わってくる。ユニークでとても良い

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◆俺は光を好まん。体が照らされると闇の力が使えなくなるので、こまめに照明を潰していく必要がある。ちまちまと地味な作業でテンションが下がる。一方的にならぬようゲームバランスを整えるという意味では極めて正しいが…

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The Elder Scrolls V: Skyrim – 無個性冒険記

膝に矢を受けてしまって~以外の前知識なしでクリアまで。キャラクターはインペリアルでクリア時のレベルは23、スタイルは片手剣に毒を付与して(調合)重装備と回復魔法で安全のゲームを進行させる堅いもの。人に伝える読み物としては何一つ面白くないスタイルであるが、ゲーム進行で困ったところは無かった。失敗だと感じたのは、この遊び方がゲーム側から想像以上に歓迎されていないと気付いたからだ。今回はThe Elder Scrollsシリーズ初プレイということもあり、何をすれば良いゲームか知らなかったわけだが、どうも純戦闘キャラは相当ゲームの世界に入り込んでいないと楽しめないらしい。

楽しめないというのはやや強い言葉だったかもしれないが、それほど大きな問題ではない。何故ならキャラ育成に修正が効くからだ。楽しくないのならば楽しくなるよう方向転換させればよいというわけ。戦闘に余裕がでてくれば、色気を出して錬金や鍛冶や付呪あたりに手を出してみるも良し、思い切って魔術師や泥棒に転職しても良しということなのである・・・というか、それらが開発側の意図であり、ゴリゴリゲームを進めていくようなせっかちなプレイヤーはお呼びでない。そこそこに力押しが通じて、レベルやスキルアップの間隔も適切で、自キャラが強くなる実感があるため、なかなかに熱中して遊べたが、やはりこの手のゲームにどっぷりとはハマれない。

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◆ゲーム開始前は雪山という印象が強かったスカイリムだが、水の描画がとても綺麗で驚いた。逆に吹雪の地域では雪しか見えず、視覚的な面白みがまったく無かった。面白みどころか、手抜きにさえ思え、無性に腹立たしくなり、極力雪山には近づかないようにさえしていた。とりわけ雪山の描画に期待していたわけではなかったが・・・

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◆稀に格好良いKillMove(スクリーンショット)を拝めるのだが、近接攻撃でのフィニッシュは毎回カメラワークがよろしくないなと感じてしまう

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