Costume Quest: Grubbins on Ice – 今度はルーシーさらわれた(2)

ハロウィンパーティの一夜を冒険するCostume Quest、そのDLCの舞台は氷のゴブリン村だ。本編のストーリーはさらわれた主人公の弟(or姉)を救うというものであったが、このDLCでも本編で仲間になった理系女子(の卵)のルーシーがさらわれてしまい、それを助けるという似た展開となっている。あくまでDLCなので、この安易なストーリー展開を否定するわけではないが、冒頭からパーティーの中で科学的かつ子供っぱさの入り混じるユニークな発言をするルーシーが連れ去られてしまうのは、掛け合いの質が一段階落ちるのを意味するので、やや不満であった。

本DLCは2時間ほどのボリュームの「よくある拡張パック」といった感じで、雰囲気から難易度、コスチュームを使った仕掛けまでが本編とほぼ同じなので、もう少し物語を楽しみたいというプレイヤーには、なかなかお勧めできる内容だと思う。唯一の新要素は迷路形式の洞窟だろうか、特別難しいというわけではないが、昔遊んだJRPGを思い出し、なんだか懐かしくなった。

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◆ルーシーに限らずCostume Questでは子供達の『歯』を表情に組み入れている。これは他のゲームやメディアでは珍しい表現であり、悪戯心や好奇心の旺盛さがわかりやすく伝わるので、かなり気に入っている。

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Freedoom: Phase 2 – Real Guns Hardcoreプラス(24)

DOOMと類似したMAP構成がとても偽物臭く、オリジナルDOOMとどう変わっているのかを見て回るのが楽しいので、Freedoom: Phase 1に続き、Phase 2(DOOM2に類似)もやってみることにした。ただ、Phase 1をプレイした経験からダブルバレルショットガンを撃ちまくるだけの単調な展開が予想できたので、武器とバランスを変更するReal Guns Hardcoreも入れてみた。前回Real Guns Hardcoreで遊んだ時はゲームを高難易度化させることを知らずに苦労したので、今回はしっかりと攻略するため、Stopping Power(弾丸の威力強化)、One Man Army(弾薬所持数、武器所持数の増加)、Commando(近接攻撃の強化)と遊び要素のないParkを選択。難易度は前回と同様のMediumに設定。

ざっと一周してみたところ、DOOM2よりもやや広いくらいの凡MAPに沢山の敵が出てくるだけといった印象。時たまオリジナルDOOM2によく似た場所を見つけると嬉しい気分になるが、逆に言うとそれだけだった。

  • MAP18辺りからヒネリのないストレートなMAP設計に切り替わっていく
  • 水中に潜れる要素は斬新だが、視界が狭まるばかりでプレイに支障あり
  • 登れる壁も見たことがない要素だった。面白さには結びついていなかったが

一方のReal Guns Hardcoreを入れた影響とはいうと、強力な敵がうんざりするほど容赦なく襲ってくるので、骨があって楽しめるというよりは疲労感が先にくる感じだ。改善したPark選択は上手くいったものの、圧倒的な敵の襲撃を前に、元々設計されているであろうCall of Dutyの高難易度のような『自動体力回復を前提とした撃ち合い』が前面に出てきてしまい、DOOMを遊んでいる感覚が吹き飛び、あまり楽しめなかった。

  • AK47は威力と燃費が優秀なので、ずっと持っておきたい
  • AA12は大型の敵をねじ伏せるのに役立つので、持っていると安心
  • 前述した二つの強力な銃を持って『突撃』しなければならない状況が多すぎる
  • Stopping Powerが強力で必須Parkのように感じた。(高難易度では違うかも)
  • MAP27の戦闘がキツかった。中型や大型や透明の敵が多く、400匹近く出現する

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◆頻繁に起こる『足を止めてのガチンコ撃ち合い』はゲーム性皆無

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◆大型化の弊害によるスタック

Tomb Raider: Anniversary – 私はたぶん300人目だと思うから

先日「見るからに力づくで物事を解決しそうなキャラクター」が主人公のDarksidersというアクションゲームを触ってみたのだが、さぞかし派手に暴れられると思いきや、実は戦闘以上に進むべき道を探すパズルに重点が置かれていたので、戦闘の爽快感が打ち消されて、どうにも好きになれなかった。そこで、似たようなパズル要素を持ち、途中まで進めていたTomb Raider: Anniversaryを思い出し、最後までやってみたというわけだ。

本作をクリアする上で、かなりの数のWalkthroughを見てしまったので偉そうなことは言えないが、単純に遊んでよかったと思える出来だった。遺跡冒険の名作である初代のリメイクということで、各所の静かな雰囲気がとても心地よく、軽快にキビキビと動くララ・クロフトは最も成功したゲームヒロインの名に相応しい格好良さであった。気持ち程度にもう少しララを動かしてみたいのだが、やはりTomb Raiderというゲームを心から楽しむには自力クリアが不可欠だろうと思うので、難易度が低いと噂のTomb Raider: Legendを検討中。

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たくさんララを殺してごめんなさい

ララ・クロフトの屍と遊ぶ予定のゲーム達

現在Tomb Raider: Anniversaryをプレイしていて、終盤のグレートピラミッドに辿り着いたところなのだが、ヌルいアクションアドヴェンチャーから一転、突如として別ゲーのような難しいアクション操作を要求され、かなり参っている。まさかSuper Meat Boyクラスのシビアな操作とリトライ地獄を味わうとは夢にも思わなかった。

  • Freedoom: Phase 2 + Real Guns Hardcore [Medium]
  • BrutalPSXDoom[Master Levels / Full Ultra Violence]
  • Quake[Hard]
  • Quake2[Hard]
  • Quake4[Hard]
  • Marathon 2
  • Hexen: Deathkings of the Dark Citadel
  • Crysis[Realistic]
  • Crysis 3
  • Rune Classic
  • Costume Quest: Grubbins on Ice
  • Defender’s Quest

脳筋FPSばっかりでDOOMすいません

Freedoom: Phase 1 – シングル目的なら待つべき(23)

Freedoomは製品版DOOMと互換性を持った無料のゲームだ(IWAD)。これが何を意味しているかというと、星の数ほどあるDOOMのPWAD(他のゲームで言うMOD)をお金をかけずに遊ぶことができるのである。ただ、わざとなのだろうが、使われているテクスチャやBGMが一定の質を満たしていない上に、モンスター達がどうにもうさんくさいグラフィックへと差し替わっているので、DOOMのパチモンという印象を強く受ける。個人的には、このFreedoomを使用してPWADを遊んでも気分が出ないので、DOOMを持っていないけどPWADをやってみたいという人でも素直にSteamでオリジナルのDOOMを購入することをオススメする。WADについてもっと知りたい方はDoom Wikiへ

今回はFreedoomのPhase 1(The Ultimate Doom)Ver0.8を難易度Extreme Carnage(Ultra-Violence相当)でクリア。現在のVer0.8でもPWADに利用するならば問題ないはずだが、いざシングルで遊ぶとなると、その部分はまだまだ作りかけと言った感じで、Episode2と3の多くがプレイ不可能だ。Episode1と4の方もそれなりに遊べる状態にはなっているものの、やはり未完成であり、ところどころMAPが欠落していて気持ち悪い。全32MAPが遊べるようになるであろうVer1.0まで待つのが良いだろう。さてこのFreedoomのシングルだが、とてつもないほど安っぽい。柔らかいモンスターばかりがグループで頻繁に出現するので、ショットガンとチェーンガンで片っ端から蹴散らしていくというB級C級のシューターなのだ。ドラム缶も不自然なくらいに多く設置されているので、何も考えずドッカンドッカン爆発させてモンスターを吹き飛ばす展開ばかりが続く。真っ当な期待などせずに、安っぽいゲームだとを割り切って遊ぶのならば、わりと楽しめる出来ではあるのだが。

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◆とても格好悪いモンスター達

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◆難易度を上げているとはいえ、モンスター数580は流石にやり過ぎ