Alien Shooter: Last Hope – ほぼいつもの

Zombie Shooterの1か2をやり直したいと考えていたところ、同Sigma Team開発Alien Shooterをスマホに移植したAlien Shooter: Last HopeのSteam版を発見したため、リプレイよりもこちらの方が収穫があるだろうと考え、軽く触ってみた。ゲームバランスはいつも通り、一番火力の高い武器を使わないと押し込まれてジリ貧になるやつだ。20年間変わっていない。

スマホ版からの最大の要素はタレットが置けるようになったこと。攻撃からタゲ取りまで非常に頼りになるヤツだが、強力な分だけ設置個所を間違えるとゲームの進行に影響がでたりする。ここで使えと言わんばかりの気配は感じ取れるだろうが、初回のプレイではそれなりに設置ミスが起こるかと思うので、深刻に考えずリトライしよう。いつものゲームバランス(武器選択)と同じだ。結局開発の狭い想定から外れないようにするゲームなのである。


◆一周目は難易度Normal(3/4)を男キャラでプレイ。無印Alien Shooter(2003)をプレイ済みだと、目新しい発見はほとんど無いだろう。新要素のタレットも基本的にはただ置くだけといったレベルに留まっているため、やや拍子抜けだった

あまりにも味気ないため、45分以内のクリア実績を目指し、難易度をCasual(1/4)まで下げ二周目を開始。今度は男よりも初期移動速度が速い女キャラを選択。結果は失敗。正確には計っていないがギリギリ足りなかったようだ。最終面のラッシュで時間を食ってしまったのが原因かと思う。悔しい気持ちはあるが、それでも久しぶりに遊べば単純明快で爽快なプレイ感覚を懐かしくも感じた。自らAlien Shooterの亜種を作り続けている謎のSigma Teamだが、熱心なファン達がなんだかんだ細かい不満を言いながらでも遊んでいるようなので、このユニークなゲーム性は続いていくのだろう

Duke Nukem 2 – Rigel Engineでプレイ(25)

Duke Nukem 2(1993)を現代的な環境で快適に実行できるようにするRigel Engineを用いて、難易度Mediumにて一周。Xbox 360パッドの場合はボタン替えの必要なく、USBポートに差し込めばそのまま遊べるといった感じだ。ゲーム部分はショットを撃ちすぎると先の回復アイテムまで壊してしまうため、様子を見ながら慎重に進めるか、アイテム配置を覚えるかの二択という前作Duke Nukem(1991)とほぼ同じ設計。鍵を見つけたりアンテナを壊した後に来た道を戻る展開ばかりなので、探索系2Dプラットフォームが好きならば楽しめると思うが、そうでないのなら面倒に感じるかもしれない。


◆上からの被ダメを抑えることがクリアへの近道。このスクリーンショットでは分かりやすい状況を映しているが、実際のプレイでは天井が見えない場所で毎回上キーを押し、視点を上に動かし敵がいるのかをチェックする


◆メカニックのデザインは後のDuke  Nukem 3DやDuke Nukem Forever: The Doctor Who Cloned Meでも見ることができる。いわば原型だ

OneShot – きゅーと

興味を持ったきっかけはネット上で主人公ニコのかわいらしいイラストを見たこと。ゲームを購入する際にSteamのカスタマーレビューに目を通すと、何も知らない状態でプレイせよと書かれていたため、素直に従った。…なるほど、これは確かに知識がない状態で遊ぶべき作品だ。何故、そうなのかという断片すら書くべきではないように思う。ニコの容姿や温かみのある発光球体、そして幻想的な雰囲気が気になったら是非触ってみてほしい。

CYNOROID GAIDEN – 上達はお好き?

  • 初期VerでNormalを一周
  • V1.52のHardでDungeon1をクリア
  • V1.524のHardでDungeon2と3をクリア
  • V1.526のHardでDungeon4をクリア

本作はフリーエイミングシステムを用いたゴア色の強いアクションシューティング。開発者であるBhaskara氏のコメントを引用すると「MS-DOSのABUSEを強く意識した」ということだが、実のところ私はこの手のシステムに触れた記憶がないため、あまり気に効いた事が言えない。しかしながら触ってみれば、敵を撃ち倒す良質な感触と共に各ステージに示された非言語的なチュートリアルと、なだらかに上昇する難易度が合わさり、普通に遊んでいるだけで楽しく、次のステージへのクリア意欲が沸いてくる。

初期Verではプレイヤーの攻撃方法が射撃のみのため、エイムミスをしないことと弾薬の管理が求められ、かなり難しい印象を持ったが、Ver1.52からは便利な近接攻撃を追加されたため、全体的に遊びやすくなった。多少強引に突っ込むことできるようになったし、詰みを感じる場面は無くなった。また、ゲームに慣れてくると、立ち止まらずに弾を避けながら敵の頭を射抜いていくのが最適解だと気が付き、後半から出現する敵も地形もプレイヤーを殺しにきているというよりは時間を奪ってくることから、全体がタイムアタック的な作りに寄っているのかもしれない。逆に言えば、時間をかけて落ち着いて進める分にはクリアはそう難しくないと言えそうだ。

Downwell – 腕も根性も無い

銃さえ撃てれば何でもいい。普段はそのような態度をとっている私も、ことプラットフォームとなると逆に遠距離攻撃を避け、自分でも理解できないほど踏みつけ攻撃にこだわってしまう。本作Downwellはひたすら井戸に落ちていくだけのアクションゲームであり、敵を踏みつけるにはまさにうってつけだ。加えて地に足を着けず、連続で敵を踏み続けることでコンボ判定(プレイヤーへの評価)も貰えるというのだから、腕が鳴るというもの。

しかし、しばらく遊ぶうちに気が付いたのだが、踏みつけコンボを伸ばす行為は相当慣れていないと難しいうえ、無理してコンボを伸ばすよりも被ダメージを抑える方がクリアには重要なのである。ここですぐさま、踏みつけから射撃重視のやり方に修正すれば、より短時間でクリアできたのだろうが、謎のこだわりからトレイラーを見本とした敵を踏みつけながら空中制御しつつ高速で井戸を落下していくハイスピードなプレイを続けてしまう。さらに時間を重ねると、腕の問題なのか、どうしてもボスを倒すためのHPを道中で確保できず、何度も返り討ちにされる羽目に。だんだんと嫌気がさし、面倒に感じ始めたため、射撃をメインの立ち回りに変更してクリアまで。こだわりなんて無かった。


◆敵を連続で踏むと心が躍る


◆尻から出るレーザーで画面外の敵を倒して安全に道を作り出す面白味のない作業