Unreal – 難易度UnrealでX週目(19)

高解像度テクスチャを入れてのリプレイ。難易度Unrealとなると複数体との戦闘時に相当な割合で事故が起こってしまうため、クイックセーブに頼ってしまうこととなるが、それでも個人的には楽しめた部類。初回や久しぶりのプレイであれば、難易度はMediumがベストだろう。テンポよく戦えて気持ちの良い体験ができるはずだ。この辺りの感想はHardクリア時とまったく変わらない。本作は難易度の上昇と楽しさは比例しないのだ。

私の文章作成能力に大きな問題があるのは分かっているが、それを差し引いても近年は言語全般と他者への伝達に限界を感じてしまっており、あまり文字を書こうという気にならない。とはいえ主張したいことは単純で「Unrealはクールな世界観で戦闘がとても楽しく何年かに1回は遊びたくなるような大きな魅力をいまだに持ったゲーム」であるということだ。それは文章ではなく、私の場合はもはや行動で示した方が確かなように思える。そして伝わる人にだけ伝わればいい。

レビューの参考リンク
> Fov-0451
> Do Survive UNREAL(Archive)

Rez Infinite – 技術が追い付いたか

ジャンル的にはレールシューターと言われるものだが、ゲーム性はあってないようなもの。なんとなく視線を動かしてターゲッティングした敵に追尾機能付きのレーザーを発射していれば、いつのまにかクリアできているだろう。本作の価値は視覚や聴覚を刺激してくるアーティスティックな部分にある。サイバー空間、ネットワーク社会、ハッキング、TRON、電子ドラッグそういった単語に興味があれば是非触ってみるといいだろう。Meta Questを持っていれば体験版で雰囲気を掴むこともできる。


◆オリジナル版(2001)からPCやPS4へ移植する際に追加されたArea Xのステージは圧巻の出来。刺さる人には刺さり続ける作品に思えた

S.T.A.L.K.E.R. 2: Heart of Chornobyl – いつもの(4)

長すぎてだるい、というのが正直な感想だ。長くても30時間ほどでクリアできると勝手に思っていたが倍ほどのボリュームがあった。しっかりと物語を進めたという点(?)は評価できるが、いかんせんプレイヤーに集中力や理解力を求めてすぎている気もする。序盤はまだしも中盤は長距離移動が多く、30分歩いた後に話を聞いてまた次の目的地まで30分歩くだけといった展開が結構な頻度で起きる。スカスカで巨大でゾーンに対して、歩いているだけで世界観に浸れて楽しいといった心酔しているプレイヤーでなければ苦行のようにも感じるだろう。

現代のゲーム(娯楽)としては面倒で時間を食うだけの”終わっている”レベルであるが、ここを2006年当初から変えなかった点がこのゲームの高評価に繋がっているのだろう。GSCは下手に迎合せず、誰が自分たちを評価しお金を落としてくれるのかをしっかりと理解できているようだ。この判断は自体は簡単だが、しっかりと実行できるところは流石である。


◆当たり前だが15年も経てばグラフィックは大幅に向上する。長いシェーダーコンパイルに不満が無いわけではないが、退廃さと美しさが入り混じった独特の景色を見るとネガティブさは薄まる


◆適切な武器を装備しリーンを使いながらしっかりと相手の頭を狙うのが基本的なスタイル。本作は敵が圧力を掛けてくる距離が決まっている場面も多く、キツイと感じたら大きく後ろに下がるとわりと楽になりがち

Call of Duty: Black Ops 6 – 開発は挑戦を客は安定を

難易度レギュラー(2/4)で一周。Black Opsは2ぶりだが、銃の撃ち心地と音の定位が良好で、FPSとして基本部分に不満はない。キャンペーンの6割は皆が期待しているCoDとなっており”いつもの”を求めている層もそれなりに満足できるだろう。残りの要素としてプレイヤーの強化(=各ステージのリプレイ)、セミオープンワールドなどだが、どこかで見たようなものとなっており、過去作のファンでも抵抗感は少ないはず。ここまでにしてくれれば良かったのだが、後半になると何故か精神世界やゾンビが乱入しているのはどうかと思った。”いつもの”でいいのだが。いつもので。


◆CoDシリーズは熱心に遊んでいるわけではないが、今回は悪くないというのが率直な感想。年齢層の上昇に合わせたのか、政治家へ圧力をかけるミッションは興味深かった。もはやシューターやステルスではなくADVに近いのだが、こういうのが間に挟まると戦争を描いた物語への深みが増すように思う。中盤までのストーリーは楽しい


◆個人的にゾンビモードはWaWで少し触った程度だ。一定の面白さは理解できるが、ゾンビを撃ちたいのであればKilling Floorの方が好みである。BO1、BO2のゾンビモードは起動すらしていない。そういったユーザーに向けて作ったのか「うちはゾンビモードも力入れているのでキャンペーン後には是非遊んでね」といった押し売りにしか感じなかった

近頃はDemoだけで満足するの巻

VRのゲームは各タイトルで大きく感触や体験が変わるため、購入前に試せるのは消費者として非常に助かる。


◆Rez Infinite。そこそこの数のDemoを触って、一番購入意欲が高いのがコレ。世界観が好きというのもあるが、目から入ってくる情報が凄まじく次世代。わずか15分の試遊時間があまりにも濃く、他のタイトルではまず味わえないだろうという気にさせられた。大分プレイヤーを置いてきぼりにしている感じはあるが(それが良い?)、とにかくサイバーな気分にさせてくれる


◆Kizuna AI – Touch the Beat!。ペンライトを使ったリズムゲームで世間ではオタ芸と呼ばれているやつ。正直期待していなかったが、光っている棒を振り回しているだけで気分が盛り上がるのに自分でも驚いた。もしかしたら家庭用花火ではしゃぐのに似ているのかもしれない。初見で難易度ハード(3/3)がクリアできるくらいなので、カジュアルな部類。思ったよりも相当良かった

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