Cruelty Squad – 尖り過ぎか

人を遠ざけるどサイケデリックなビジュアルとは裏腹にレベルデザインが秀逸。死んで試せと言わんばかりの試行錯誤ゲーだが、何故うまくいかなかったのかが分かりやすい。火力が足りなければショットガンやロケットランチャーを持っていけばいいし、もう少し高く飛べれば別ルートから忍び込めそうだなと気が付いたならジャンプ強化の装備に変えてみるといいだろう。思いついた解法が狙い通りにうまくいくと気持ちいい。リプレイの負担にならぬよう移動速度やロードがはやいのも大変良い。

今回は三つあるうちの一番たどり着きやすいであろうエンディングまでをプレイ。わりとゴリ押しの効くゲームだったので、正直それほど上手にプレイできたわけではないため、レビューは真面目に遊んだプレイヤーに任せる。前述した通りゲームプレイ自体はスピーディに試行錯誤できるため相当面白いのだが、目に悪い画面と不安な気持ちにさせるBGMのおかげでリアルダメージを受けやすい。また、戦闘(ステルス)部分のシステムが似ているため比較されやすいDeus EXは解法を探るためにマップをうろつきながらアイテムも回収できたりするので、本作の純粋なアクションよりもRPG要素が加わっているほうがゆったりと遊べて、私はそちらの方が好みだ。

Imagination World TC V2 – おおらか(25)

2002年公開のImagination World TCをオーバーホールし、2010年に公開されたのがImagination World TC V2だ。とにかく射撃感の良いゲームで、撃った瞬間に心地よい手応えを感じたプレイヤーはクリアまで楽しめるだろう。名前から想像できる通りロケーションも豊富、かつ各ステージも終盤までコンパクトなため遊びやすい。

今回遊んだV2はEDuke32に3Dモデルを適用する方式が固定されているのだが、私の環境では数か所でテクスチャバグが起こり、そのうちの一つは進行不能状態まで陥ったため(dnclipで回避)、後発だからといって上位互換になっているかは不明だ。ひょっとしたらV2ではないV1(スプライド描画)の方が動作安定しているかもしれない。


◆既視感を覚える手と銃。前述した射撃感の良さをゼロから作っていたのならば、凄まじい出来だとべた褒めしたが、残念ながらアセットというか、どこかで見たり触ったことのある銃をそのまま移植したといった感じだ。混ぜ方自体には高いセンスを感じるが…おおらかな時代のModである


◆Build Engineの癖を理解できていれば、ピストルを超遠距離で活用させることができる。こういう限られた箇所でメイン武器の弾薬を節約することがゲームの進行を大きく楽にさせる

Object N – 慣れが全て

小気味のよいプレイ感覚のハードコアダイナミックシューティング。段差を超えるにはジャンプが必要だが、そのジャンプに相当するキーの表記が無いという経験者しか想定していないチュートリアルからゲームがスタートする。ハードコアと名乗るだけあり、初めのうちは被ダメージが抑えられず、相当苦戦すると思うが、次第に気を付けるべき点が分かってくると思うので、心配はいらない。ゲームに慣れ余裕がでてくると、速めの移動速度や銃を撃った感触など本作特有の小気味の良さを理解できるはずだ。


◆敵は前に向かってくるだけだし、一定以上離れていると撃たれても棒立ちのまま、兵士タイプは自分の投げだ爆弾を認識できず自爆するしで悪い意味でクラシックだ。だが、嫌いじゃない


◆進行に必要不可欠なブルーキーカード(赤と黄は無い)。周囲が光り遠くからでも存在を確認できるため、見落とすことはまずない。進行ルートとは別に極小の鍵を探すこと自体が高難易度のゲーム(嫌がらせ)になっているRedneck Rampageとは真逆。非常に現代的で良い

Far Cry New Dawn – 適応できず(10)

Far Cry 3: Blood Dragon、Far Cry Primalと本編の資源を利用したゲームは一風変わって面白いと感じていたので、その流れでNew Dawnに触れてみた。難易度タフ(2/3)を選択したが、私のような全力をクリアを目指すタイプのプレイヤーとは相性が悪いように感じた。プレイヤースキルによる飛び級を許さず、決められた順番通りに進行を示唆するシステムはRPG的であり、ゆったりと素材を集めて自キャラの強化を楽しめるプレイヤーに向いているゲームのようだ。武器の強化により文明が進化するような感覚を持てたPrimalとは異なり、本作では動物すら満足に倒せないモデルガンから実銃に持ち換えただけといった感じで、強化をほとんど楽しめなかった。


◆新登場のブレードランチャーは高威力の跳弾という珍しい性能。適当なエイムでもインチキ臭い跳弾効果で凄まじい攻撃範囲をカバーできる高性能な武器となっている。威力も異様なほど高く雑に敵が溶けていくのが気持ちいい。こういう他のゲームにない性質の武器は積極的にクラフトしていきたいところ


◆本編というか前作というかFAR CRY5でくだらない下ネタでプレイヤーを楽しませてくれた仲間のハークと共闘ができるのが本作最大の長所。ステルス推奨のエタノール強奪ミッションを知能を下げながらロケットランチャーで暴れまわるのがホットな遊び方

Ashes 2063 – 手堅い(64)

ポストアポカリプスが舞台のDOOM2 Total ConversionAshes 2063』。バイクでの長距離移動やStrifeのような会話シーンといった要素があるものの、基本的にはマップが巨大なDOOM2といった感じで、すんなりと遊べると思う。敵は今にもヒャッハーとか叫びだしそうなモヒカンと爛れた皮膚をした不気味なモンスターが登場するので、この手の世界観が合うのなら安心して楽しめるはずだ。進行に困った時は敵の声が聞こえる方向を重点的に調べてみよう。


◆あらゆる物資が貴重な暴力が支配する世界(テンプレ)


◆リロードの概念が加わった装弾数少なめの銃と、一度に大量出現する敵とのバランスはやや悪い。個性の範囲内だが、ジグザグに近寄ってくる敵もいやらしく、戦闘難易度はそこそこ高め。気を抜くとわりとすぐに体力が溶ける