The Citadel – もう一周してみたい

Demoの時に気になっていた強いゴア表現がOFFに切り替えられるようになったので、購入してみた。難易度をNormalからEasyに落として一周。一度クリアすると装備を引き継いだ状態でのニューゲームが可能になるので、この状態ならばNormal以上の攻略も容易になりそうだ。やや癖は強いが、レベルデザインが凝っており、全体を通して楽しめるマップが多かった。一部のルート探しは低重力と二段ジャンプが組み合わせたもので、正解の地点へフワリと着地できると、なんともが頭と体が心地良かった。


◆ふわふわとしたジャンプとレーダーを見ながらの進行はMarathon(1994)のようだ。ファンの人であれはこちらも楽しめるはず。また、レーダーだけでなくしっかりと視界で上の方までクリアリングしなければならないのも3D空間を活かした作りで良い


◆各マップが終了するときは落下していく演出が入る。Downwellの時にも感じたが、こういう潜り進んでいく流れは好きだ。なんとなくではあるが、各マップがつながっている感触を感じる。あまり疲労を感じずに「もうちょっと遊ぼうかな」と続きを遊ぶことが多かった

SiN: Wages of Sin – 固いボス(2)

GOG版にCommunity Packを適応させて、難易度Officer(2/3)で一周。序盤こそ暗闇が多く息苦しさを感じるものの、次第に本編のようなプレイフィールへと変わっていくので心配はいらない。中ボスやラスボスの耐久値が異様に高い気もするが、基本的には本編を踏襲しており、本編を気に入ったプレイヤーは安心して楽しめる出来だと思う。潜入先の端末に向かって特定の単語を打ち込んでドアやタレットを解除していくのもシステムも、相変わらずSiN(PCゲーム)らしさが出ていて良い。

Quake 2 25th Anniversary Collaborative UNIT – 箸休めに(28)

25周年記念のカスタムマップ。拡張パックのThe ReckoningとGround Zeroの導入が必須となっていて、その二つに収録された敵に加え新敵が登場するため、お祭り感がある。最初に降り立ったHUB Mapから5つの各Mapを行き来して、それぞれから鍵を取ってくるよくある流れ。

各Mapへの進行順序はプレイヤーに任されているが、私の触った限りでは強力な武器の弾薬だけがやたらと余り、ロケットランチャーやハイパーブラスターなどの武器そのものが手に入らない状態が長く続いた。見逃しがあったのか、シークレット前提なのかは分からないがもう少し武器を余分に配置してくれても良かったと思う。幸いSkill Level 1(2/4)ではさほど深刻な事態にはならなかったが。

Bioshock Remastered – スイスイ(3)

難易度Normalをおよそ15年ぶりくらいにクリア。終始敵をボコボコにできて満足。オリジナル版(改造Unreal Engine2.5)と比較すると、グラフィックはかなり向上しており、特に水面と炎の描画には目を見張るものがある。目にする機会も多い箇所だけに力の入れどころが分かっているようだ。心配していた音の定位も同等か、それ以上のように聞こえた。表面的なところは完全上位互換といって差し支えないだろう。未プレイであれば、今からオリジナル版(2007)を触る必要はなさそうだ。単純なFPSに飽きたら是非触ってほしい一作。

Sniper Ghost Warrior Contracts – 注文の多い依頼主(8)

Sniper Ghost Warriorの4作目にあたり、それ以前のSniper Art of Victoryから数えると5作目となるCI Gamesのスナイパーゲーム。難易度スナイパー(2/3)と射手(1/3)を切り替えながらクリアまで。軽く触った限りクリア自体はさほど難しくないが、請け負った契約(クエスト)を完璧にこなそうとすると難易度が跳ね上がる印象。そのため低難易度で一度マップ構造や敵の居場所を把握しつつ、ついでにクリア資金で装備を整えてから再度高難易度やサブクエストに挑戦するというのが無理のない流れ。

問題はそのリプレイが楽しいのかという点だが、これは挑戦が好きなプレイヤーに向いているように思う。私の感覚からすると敵兵は敏感な上に数が異常に多いため、バレないようにステルスするのが難しく、あまり面白さを感じなかった。兵の数が1/3から1/5くらいまで減ってくれると、カジュアルに楽しめて好みに近くなるが、これは彼らをバリューゲーム量産会社だと考えている私の意識が抜けていないからだろう。だが、大作を作ろうとする彼らを野心を尊重したい。


◆スナイパーvsスナイパー。敵はCI Games特有の千里眼スキルを所持しているだめ、普通に遊んでいるとこちら側が先に見つかることがほとんど。わざと敵に見つかった方が早くゲームを進められるが、それでもこちら側から先に発見したいという場合は屋上や草木が茂った場所など、狙撃手が居そうな場所を双眼鏡を覗きながらゆっくりと進行してみると良いかもしれない


◆オープンワールド方式だった前作Sniper Ghost Warrior 3からミッション形式へと変わり、こじんまりとした印象。移動時間やバグが減りゲームとしてのまとまりが良くなった半面、狙撃ポイントや隠れられる場所が多めに用意され、ここで〇〇してくださいと言わんばかりのゲーム的な構造が強くなった。どちらが良いかは個人の好みだろうが、私は3の方が好きだった