Quake III Arena – ioquake3でシングル(5)

単純にシングルキャンペーンを遊んでみた。先日SteamにやってきたQuake Liveの練習というような意味合いは無い。使用したクライアントは本家Quake 3のマルチプレイとも互換機能のあるioquake3だ。解像度をFull HDに変更し、難易度はHurt me plentyに設定した。

今更言うことでもないが、弱いBOTを倒すだけでも相当面白い。武器バランスやMAPの作り、弾薬やアイテム設置箇所も不自然に感じない。何よりもスピード感が他のFPSに比べて優れており、比較的MAPが狭いというのに一人ひとりの火力が大きいので一瞬で勝敗がつくことも多く、敵の足音やアイテム取得音が聞こえるだけで一気に緊張感が高まるので、殺し合いをしている感覚になる。これはまさにArenaと言えるのではないだろうか。

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「発売当時にマルチプレイを遊びたかった」と切に思う。

Far Cry – サウンドデバイスで勝利(2)

難易度ChallengingをAI Auto Balance有りでクリア。アウトドアでゲリラ的な立ち回りを行えるのが非常に面白く、遊んで良かったなぁと素直に思える素晴らしいFPSだった。実は数年前、PCゲームを遊びはじめた頃に一度挑戦しているものの、当時の私には難しすぎたので放置してしまったのだ。しかし、一度はクリアしておきたいなと思い続けており、今回重い腰を上げてみたのだが、その判断は正解だった。凄まじく面白いゲームだ。

何度もリトライした箇所は、沈む船でヘリコプターを倒す場面、トライジェンが待ち構える森に落とされる場面、そしてラストの火山の三つ。通常の野外戦闘は双眼鏡で丁寧にクリアリング(マーキング)しておけば、おのずと対処の仕方が見えてくるだろう。EAXが使えるPC環境なら敵の足音や環境音(双眼鏡で見える場所の音が拾える)を聞き分けることで、より安定した立ち回りが可能だ。室内では特に有効。

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◆10年前のゲームとは思えないほど綺麗。特に草木の色彩感覚がずば抜けている。さらにシームレスで没入感を邪魔しないのが良い。

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◆心なしか後半の敵AIが馬鹿になっていた気がする。AI Auto Balanceのせいだろうか?そんなに沢山死んだ覚えはないのだが、Veteranでリプレイする機会があれば切っておきたい。

Serious Sam: The Second Encounter – 難易度Hardで二周目(22)

本作は2002年に発売され、近年Serious Sam Classic: The Second Encounterと名称が変更された二作目のSerious Samだ。以前Remake作のSerious Sam HD: The Second Encounter(2010年)で一周した記憶があるのだが、内容がほとんど思い出せないので、難易度を上げてやり直してみることにした。なお、シークレットの場所もひと通り見て回った。

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弾薬配分が不明瞭

Normalで遊んだ時は気にならなかったが、難易度Hardを攻略するにはジグザグ移動するようになった敵(First EncounterからAI変更)をうまく処理しなくてはいけないようなのだ。特にKleer SkeletonやBio-Mechanoidは単純にジグザクと動くだけでなく、Samと真正面から対峙するのを避け、外側から回りこむように進行する時があり、非常に厄介。遠い距離ではロケットランチャーのような弾速の遅い武器だと当たるかどうか運頼みになってしまうので、確実に倒せる即着弾の武器をどれだけ割り振れるかがとても重要。これがわからないとラッシュを切り抜けられないのだ。広い場所ならばリボルバーで削る戦術も可能だが、狭い場所で戦う時は死にながら弾薬配分を覚えていく方法しかなさそうだ。

新武器依存症

言ってしまえば、今作はチェーンソーと火炎放射器とスナイパーライフルを如何にうまく使えるかが高難易度攻略のカギとなっている。これらの新武器はどれもが敵(的)に狙いをつけるAim技術とは無縁でありながら、ゲームの中心火力を担うこととなるので、当然シューターとして遊んでいる感覚が薄くなる。また、チェーンソーとスナイパーライフルは「便利だなぁ」というレベルに留まっているのに対し、火炎放射器に関しては強すぎる上に、無いとクリアできるのか怪しい調整になっていて、かなり歪なものを感じる。前述したジグザグ走行の敵(特にKleer)をさばくには、マシンガン系の弾薬が減らされていることもあり、火炎放射器に頼らざるをえない。これはあまりに好きになれない。

澄みきったシューターを期待するな!

Serious Samは当初45個のMAP構成だったのを、三つのエピソードに分けて発売した経緯を持つ。The Second Encounterはその名の通り二番目であり中盤だ。しかしながら、床が滑るわ、風が吹くわ、暗闇に放り込まれるわ、敵味方が空中でドンパチやりあうなど、ピュアなシューターとは言い難い。これに続く、(The Thid Encounterに相当する)Serious Sam IIとSerious Sam 3: BFEを見る限り、開発のCroteamはプレイヤーをちょこちょこ邪魔する要素を入れ続けているので、真正面の敵とガチンコで撃ちあうゲームはThe First Encounterだけということになる。つまり一作目のThe First Encounterだけが好きというピュアなシューターは、彼らに文句など言わずに、黙ってカスタムMAPやDOOMのWADを漁ったほうが建設的なのだ。

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◆ぴょーん

Serious Sam II – 難易度Hardで二周目(21)

前々から遊びたかったSerious Sam IIを難易度Hardに上げてクリア。ついでにシークレットの場所をなぞりながら、のんびりとSerious Sam IIの知識を増やした。クリアした感想としては、敵のラッシュが終わるまで後ろに篭もらざるをえない状況が多く、あまり熱中できなかった。とはいえ、ミニガンで空中の敵を蹴散らしながら、地上の相手をグレネードで足止めするプレイ感覚はこのゲームだけのものであり、うまく大群を処理できた時はやはり気持ちが良い。

Hardの攻略というほどではないがワンポイントアドバイスとして、ノーマルショットガンを使いこなすのがコツだと思う。射程が長く、威力も中々で、小回りがきき、弾薬の持ちも良いということで、人型や小型の敵を潰しやすい。他のSerious Samシリーズでのリボルバーやハンドガンに相当すると言えば分かりやすいかもしれない。加えて、威力不足時にダブルバレッドショットガンに切り替えるというふうにすれば、多くの状況に対応できるはずだ。

難所の対応

  • MagnorのGiant Junkyard – 最後のラッシュは引き気味に戦っているとジリ貧に陥ってしまうので、強引に前に出てシリアスダメージで魔女から殲滅
  • ChiFangのChanolin Temple – 正攻法が通じなかったので、ドラゴンの炎を借りた(シークレット)
  • SiriusのMental Institution – 頑張れば正攻法でもクリアできそうだが、シークレットのホバーファイターでゆったりと進めた

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◆シークレット扱いのギミックを動かして火力の補助。サムの銃だけでは火力不足?

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◆困ったらシリアスボムで解決しましょうという調整は好きじゃない。STGでやれ!

Operation Thunderstorm – 静かな戦争体験

本作は舞台が第二次世界大戦というだけで、とりわけ目立った要素が見えないFPSのようだが、プレイヤーの気分を害する要素や耳うるさいようなBGMが無いので、シンプルに射撃を楽しめる良作だと思う。City Interactive作品の中ではCode of Honor 3と同等か、頭一つ落ちるぐらいの出来なので安心して遊べるゲームだ。

武器バランスはリアル寄りでどれを使っても威力が高く、好きなものを使えば良い。傾向としてはボルトアクションライフルの弾薬は少なく、SMGやハンドガン(Luger P08)の弾薬が多くなっている。敵は1.2発当てれば倒すことができるので、ハンドガン片手に敵勢力をなぎ倒していくのもオススメの遊び方だ。ゲームエンジンはJupiter EXなので音の定位置は良好。是非サラウンド環境で遊んでみて欲しいが、ヘッドホンを使う場合はBGMが無いゲームプレイから一転、タイトル画面に戻ると 大きな音量のBGMが鳴るので、その差にびっくりするかもしれない。耳の敏感な人は注意が必要だ。

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◆リーンでチラッ

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◆さすがナチスだ、地下にオカルト部屋があってもなんともないぜ