Unreal: Return To Na Pali – 二度目のNa Pali旅行(2)

やろうやろうと思って積んでいたUnreal: Return To Na Paliをようやくクリアした。難易度はMediumで四時間ほど。MAPが少し優しくなったのか詰まった所は無し。また、Unreal特有の冒険している感じも殆ど無かった。シューターとしてはUnrealと同じく良好なのだが、Skaarjの初登場シーンのようなインパクトがなかったので、それに変わるようなものが欲しかった。ゲーム全体として物足りなさが残るが、悪くないという印象。本編のUnrealが偉大すぎたのかもしれない。

  • ドッジジャンプは感度の設定が出来ないので外した
  • 即死トラップがあり、そこそこクイックセーブが必要
  • 序盤にほとんどの武器が手に入る調整。新武器が多く追加されたせいか死んでいる武器が
  • フラックキャノンがUTよりも強くて嬉しい
  • 回復剤は多めに置いてある。HPで困ることはなかった

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◆久しぶりにSkaarjと対決。接近を許すとまとわりついてくるウザさは相変わらず。もう少し対戦を重ねれば、武器をうまく切り替えてさっくり倒せるようになりそうだが…

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◆遠いどこかの惑星にいる気分になる

Brothers in Arms: Road to Hill 30 – 俺のために死んでくれ(1)

分隊に指示を出しながら戦うという一風変わったWW2のFPS。難易度Normalで遊んだ限り、詰まったところは無かった。というのも、チェックポイントで自動セーブで行われるので無理して進むと”詰みセーブ”が出来上がってしまうので、救済策として何回か死ぬとHPを回復するかどうかを聞かれるのだ。そこでYesと答えればHP満タンの状態で途中スタートできるので、容易にミッションクリアが可能になる。詰まった展開になった場合、仲間を死なせたくないプレイヤーはチャプターをリスタートすれば良いし、早く進みたいというプレイヤーは遠慮せずにHPを回復させれば良いので、このシステムは成功しているように思う。

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基本的には制圧射撃で敵を怖がらせて突撃部隊で抑えこむか、プレイヤーが側面から射撃していけば削っていけば良い。この一連の戦闘方法がゲームの最初から最後まで続くので、人によって好き嫌いが別れるだろう。求められる技能はシューティングではなくストラテジー、もしくはパズルの解法だ。

恐らくBrothers in Arms: Road to Hill 30というゲームは、極力自分の手を汚さないで分隊指示に徹底するのがスマートな遊び方だと思うが、それでは何のために一人称視点でやっているのかわからなくなってしまうので、私は適度に突っ込む方法を取った。

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リアルなのか、そうではないのか

実在の人物や場所、作戦を忠実に再現しているように思うが、ゲームをプレイしていると、仲間が死んだり生き返ったり、操縦者が死んでいる戦車が動いたり、用意された迂回路を使わないと切り抜けられない戦闘などが目につく。要するに史実に基づいて作っているけれど、リアルであることよりもゲーム(遊び道具)であることを優先しているということだ。これは良い判断だと思う、あまりにリアルさを求めると、ただ単に理不尽なだけのゲームになってしまうからだ。


十時間ほどでクリア。曇りっぱなしの天候ばかりだったが、のんびりとWW2の雰囲気を満喫した。MoHやCoDの大げさなドンパチよりも、淡々と任務をこなしていくBiAの方が戦争に参加している気分を味わえ非常に満足した。贅沢を言うならば、M1 Garandは途中リロード出来ないようにして欲しかったくらいだろうか。

The Royal Marines Commando – 遊べるWW2バリューFPS

Green Man Gaming版はセーブ時の動作が不安定だったが、進行不能というほどではなかったので、気にせず強引にクリアした。全部で三時間ほどのボリュームで、Jupiter EXを使ったいつも通りのバリューFPSとなっている。SAS: Secure Tomorrow / Armed Forces Corp / Battlestrike: Shadow of Stalingrad と同様に味方NPCが勝手に敵軍をなぎ倒していくかと思ったが、しっかりと修正されているので普通のゲームとして遊べる。WW2ということもあり、ゲーム展開はゆっくりだ。

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アイアンサイトを覗かなくても弾はまっすぐに飛ぶのでリーンを使う必要性はない。雰囲気が欲しい時に構えるのが良いだろう。私の大好きなKar98の弾薬は少なく、オマケ程度にしか使えないので、弾薬の豊富なDe Lisle carbine(ボルトアクション)をゆっくりと正確に当てていくのが楽しい遊び方のように思う。ボルトアクションよりもSMGの方が強力なので、困った時や撃ちまくりたい時に取り出せば良い。

Sniper: Art of Victory – バリュースナイパーFPS

2008年発売のWW2の野っ原でのんびりとスナイプするバリューゲーム。敵の位置がMAPに表示されるので索敵の必要なく、着弾点が表示されるので弾丸の落下地点を考えなくても、当てることができる。難易度をVeteranに上げることで、前述した二つの要素を解消でき、狙撃シミュレーターとして遊べる。三時間かからない程度のボリューム。クイックセーブはロードしている最中に進行中のスクリプトが壊れる可能性があるので、最後の手段として使うのが良いだろう。今作はミリオンヒットしたSniper: Ghost Warriorの原形であるが、出来は決して良くない。手軽に狙撃手を体験できるのが良いところだが、SGWほどではないがバグも多く、今現在遊ぶ価値はほぼ無いだろう。

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ゲームの大部分をBattlestrike: Force of Resistanceから流用しており、狙撃のシステムを上から乗っけただけじゃないかと疑うレベルだ。MAPは流用というレベルではなく、間違いなくそのまま使っていて、全8Missionの中で新規作成は3つくらいだろう。

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◆まともなスナイプシステムに見えるが、わりと適当でも当たるし、真剣に狙っても当たらないことも。一番重要なのは風の向きで、これだけは確認しないといけない。スナイプに成功しても二回に一回は敵に当たっても血が出ないので、かなり残念気分になる。これをうまく改善して爽快感を増やしたのが続編のSniper: Ghost Warriorだ。スナイパーライフルの弾薬はどうもミスを考慮にいれていないような数で、非常に少ない。狙撃をミスしないのが理想だが、SRの弾が無くなっても一応は敵の死体からMP40を拾うことも可能だ。

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◆バレットカムはエフェクトでスピード感を出している

Cryostasis: Sleep of Reason – 雰囲気を満喫した(2)

プレイしている時の没入感が高すぎて、寒さと暗さでいっぱいになったが、無事にクリア。チャプター15まではぼんやりとしたストーリーだったのが、16から17にかけて大きく動いて18で綺麗に終わった。詳しくは書かないが、ゲーム内容と物語がよくまとまっていたので遊んでよかった。良い物語ではあるが、隅から隅までキッチリと描かれているわけではないので注意が必要だ。個人的にはストーリーというものは突き詰めて考察しても意味が無いと思うので、よかったなぁと感じたら、ぼやけたままにしてもよいのではないだろうか。

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入手できる武器のバランスは悪く、後半はSMG(PPSh-41)だけあればあとはいらないという感じ。無理すればボルトアクション(Mosin Nagant)でもなんとか戦えるが、メインでの運用は難しいだろう。

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◆…寒い。銃が凍ってしまうが、撃てなくなるということはない

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◆シロクマの毛の描写が良い。Vivisectorからパワーアップしている