Unreal Tournament 2004 – がんばってくれっ!!(7)

Epic Gamesに無かったことにされているUnreal Tournament 2003をより良く知るために、うまい具合に改良され未だ世界中で愛されているUnreal Tournament 2004を先にプレイしてみた。シングルプレイの難易度は何も考えずに初期状態のExperiencedに設定したのだが、これが結構な失敗だった。私の腕前ではオブジェクティブ系ルールの試合をほとんど動かすことができなかったため、始終味方BOTに向かって「がんばってくれ!」「がんばってくれっ!!」と祈るばかりのふわふわした感じの時間を多く過ごすこととなった。どうもExperienced(経験者向け)という難易度は、ちょっと遊んだことあるんだぜ!といったレベルではなく、日常的にマルチプレイで遊んでいるような100時間プレイヤーを指していたようだ。

  • アンリアル的な色彩が美しい。UT99よりもUnrealのDNAを感じる
  • 味方BOTの頭が良く、指示を出さなくてもうまく働いてくれるが、過信は禁物
  • 各モードの感触はDM=TDM>>>Double Domination>>>Bombing Run>Capture the Flag=Assault
  • 人間同士で遊ぶならDouble DominationとBombing Runはかなり楽しめそう
  • シングルプレイクリア時は各ゲームモードの優勝カップ4つが見えるだけ。UT99と違い表彰されることもない。手抜きだろうか?まったく喜べない

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◆チーム一丸となって旗を持ち変える時が一番UT(スポーツ系FPS)っぽくて心地よい。こういう時には大抵カバの顔して「すごい一体感を感じる」と画面の前でつぶやいている

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◆Assaultでは主に乗り物を回復する後方支援。味方BOTの頭が良く、放っておいても目的を達成してくれるのがめんどくさがり屋には嬉しい。ただ、お任せプレイが通用しない場所も当然存在するので、そういう時にはやはりプレイヤーの指示と力押しが必要だ

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Underload – Executioner / Normal (28)

TitanQuestMod「Underload」の難易度NormalをOccult/Defense=Executionerにてクリア。Underloadの詳細はTitanQuestWikiの特設ページを見てもらうとして、この大型Modの最重要点は「Underload」という名称になる前「Occult Mod」という小規模なModであったことだ。OccultというのはバニラTQITで微妙であったマスタリのRogueを改造した新マスタリである。つまりこのModで真に味わうべきはOccultというマスタリであり、それを組み込んだビルドということになる。

そんな訳で簡単にメインマスタリが決まったところでサブをどう選んだのかというと、Occultのスキルツリーを覗いても相変わらず純粋な防御強化が無かったため、耐久力のあるマスタリと組み合わせようと思ったのだ。当然Defence,Nature,Storm,Spiritが候補に挙がり、中でもDefenceが鉄板のように思えたが、一つだけ大きな問題があった。私は既にバニラTQITでRogue/DefenceでLegendaryまでクリアしているのである。もしもRogueからOccultへの変更が弱すぎた場合、似たキャラクターを育てることになり、あまり面白そうでない。しかしまぁ、レベル7まで考えに考えた結果「その時はその時で」という結論に達し、Defenceを選んでみた。結果、思ったよりもOccultがRogueとは違うマスタリに変わっていたため、割りと飽きずに最後まで遊ぶことができて良かった。

  1. Occultを触るのにこだわりすぎるあまり、ある程度育つまで地獄だった。本来はこちらをサブにすべきだったのだ
  2. 毒瓶投げを覚えてからは地獄からEasyへ早変わり。すごい勢いがゲームが進み、キャラが強化されるのが爽快だった
  3. 毒瓶を投げつつも、敵を殴って毒と混乱を撒き、ペット(新要素)からの支援をもらう遊び心のあるキャラへと成長
  4. Act4から敵の攻撃が激しくなりペットをリストラする羽目に。その分のスキルをDefに振ってガチムチに肉体改造
  5. 敵の攻撃がより激しくなりOccultのスキルを削ってさらにDefを強化。武器も剣から斧にチェンジ
  6. 裁きの塔を攻略するのに、毒耐性とデーモン特化武器を作成。トレハンすればするほどDefenceが幅を利かせるようになりOccultの存在意義がわからなくなる
  7. バニラTQITではまったく苦戦しないAct4ラスボスに瞬殺される。尋常ではない生命力ダメージ
  8. 結構な時間トレハンしていると生命力耐性を大幅に上げる盾を発見。これを使いギリギリで勝利
  9. …これ以上はもういいかな。この手のゲームのModに手を出すべきじゃなかった

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◆オカルト?信じられるのは自分の肉体だけだよ

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◆毒瓶を投げて毒斧でぶった切るだけのシンプルなキャラクター

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Quake 2 – 至極普通に三周目(16)

3dfx OpenGLによって描画される景色を見ながら至極普通に難易度Normalをクリア。「色合い」といった単純な言葉で言ってしまっていいのかわからないが、3dfxのビデオカードを使うと確かにゲームの雰囲気が変わる。なんというか自然なのだ。自然で美しいのだ。一度これを味わってしまうと、3dfx対応ゲームをその他のビデオカードで動かそうとは思わなくなるだろう。それほどに違いがある。このご時世にわざわざGlide Wrapperなるものが開発されている理由も分かるというものだ。

  • ブラスターの銃声はやっぱり失敗だと思う
  • 各主要武器が強すぎるのは問題ないが、持ち運べる弾薬の量はやっぱり多すぎる
  • 絶対的に面白いのは同年に出たUnrealの方であるが、気楽に遊ぶとなるとQuake2の方だろう
  • 公式最終パッチ3.20を当てるとAudio EngineがIASへと変わり(?)、システムを判断して自動でA3DかEAXに切り替えて立体的な音を出してくれるようになる…はずなのだが、Consoleを見る限るどうも上手く動いてくれなかったようだ。しかし耳で聴く分にはなかなかの音の定位であったため、A3D1.x相当で動いていたようにも思う(AU8830装備)

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◆Quake2全体を通してみると、このような場所でも明るい方なのだ

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◆残念ながらRailgunだけはSource portでエフェクトを改造したモノのほうが格好良い

以下、NVIDIA、ATI、Source port、3dfxのごちゃまぜスクリーンショット集。なお、厳密なテストでないことを断っておく。

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Higurashi When They Cry Hou – 鬼隠し編(1)

ずいぶんとたくさんの作品が出ているのは知っていたけれど、よく調べてみると全部で八話構成だったんだね。えらく巨大だなぁ。Steamだと今のところ三作目まで出ていて、半年に一つのペースで新作(英語訳)が発売しているわけだから、全部をSteam版で追うとなると、読み終わるまでにあと2.3年かかっちゃうってことなのかな?かな?それはまぁさておき、今回プレイしたのは一番最初のOnikakushi(鬼隠し編)ということで、プロローグにあたるらしいけど、やっぱりっていうか事件の根っこの部分がほとんどわからないんだよね。だから推測のしようがないんだけど、クリア後のおまけで登場キャラクター達が推理ごっこしてるから、それに乗っかる形で僕も少し考えたことを書いておこうかな。

  • 以下ネタバレあり
  • 犯人予想は一応人間派。ただ、全てが人間の仕業ではないように思う
  • ラストの主人公の言動は幻覚の可能性もあるので、事実としては扱わない
  • 薬のサンプルとメモの一部の持ち去り。メモを全部持っていかないことにメリットがあった?

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◆立ち絵の手がおかしい。というのが正常な感覚だと思うが、プレイしているとだんだん可愛く見えてくる

かな?かな?って書きたかっただけ