Unreal: Return To Na Pali – 二度目のNa Pali旅行(2)

やろうやろうと思って積んでいたUnreal: Return To Na Paliをようやくクリアした。難易度はMediumで四時間ほど。MAPが少し優しくなったのか詰まった所は無し。また、Unreal特有の冒険している感じも殆ど無かった。シューターとしてはUnrealと同じく良好なのだが、Skaarjの初登場シーンのようなインパクトがなかったので、それに変わるようなものが欲しかった。ゲーム全体として物足りなさが残るが、悪くないという印象。本編のUnrealが偉大すぎたのかもしれない。

  • ドッジジャンプは感度の設定が出来ないので外した
  • 即死トラップがあり、そこそこクイックセーブが必要
  • 序盤にほとんどの武器が手に入る調整。新武器が多く追加されたせいか死んでいる武器が
  • フラックキャノンがUTよりも強くて嬉しい
  • 回復剤は多めに置いてある。HPで困ることはなかった

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◆久しぶりにSkaarjと対決。接近を許すとまとわりついてくるウザさは相変わらず。もう少し対戦を重ねれば、武器をうまく切り替えてさっくり倒せるようになりそうだが…

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◆遠いどこかの惑星にいる気分になる

RTNPクリアと遊ぶ予定のゲーム

昨日Unreal: Return To Na Paliをクリアしました。基本的にはよくある拡張パックという感じで、本編を気に入った人だけが楽しめる内容。本編を数年前に遊んだ時と比べると、当てるのも避けるのもうまくなり、道にも迷わなくなったのでFPSがうまくなったのを強く実感できた。

遊ぶ予定のゲームリスト

  • QUAKE II Mission Pack: The Reckoning
  • QUAKE II Mission Pack: Ground Zero
  • Brothers in Arms: Hell’s Highway
  • Brothers in Arms: Earned in Blood →BiA HH が楽しかったら
  • Master Levels for Doom II → 難易度はHurt me plenty.の可能性高し
  • DOOM / Knee-Deep in ZDoom → UVが無謀すぎたのでHurt me plenty.で
  • Shadow Warrior Classic
  • Unreal 2 → 優先度低い
  • Legend of Grimrock → ゆっくりとやりたい
  • Skullgirls → ストーリーモードと実績解除のみ
  • Tomb Raider Anniversary → 優先度低い

Brothers in Arms: Road to Hill 30 – 俺のために死んでくれ(1)

分隊に指示を出しながら戦うという一風変わったWW2のFPS。難易度Normalで遊んだ限り、詰まったところは無かった。というのも、チェックポイントで自動セーブで行われるので無理して進むと”詰みセーブ”が出来上がってしまうので、救済策として何回か死ぬとHPを回復するかどうかを聞かれるのだ。そこでYesと答えればHP満タンの状態で途中スタートできるので、容易にミッションクリアが可能になる。詰まった展開になった場合、仲間を死なせたくないプレイヤーはチャプターをリスタートすれば良いし、早く進みたいというプレイヤーは遠慮せずにHPを回復させれば良いので、このシステムは成功しているように思う。

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基本的には制圧射撃で敵を怖がらせて突撃部隊で抑えこむか、プレイヤーが側面から射撃していけば削っていけば良い。この一連の戦闘方法がゲームの最初から最後まで続くので、人によって好き嫌いが別れるだろう。求められる技能はシューティングではなくストラテジー、もしくはパズルの解法だ。

恐らくBrothers in Arms: Road to Hill 30というゲームは、極力自分の手を汚さないで分隊指示に徹底するのがスマートな遊び方だと思うが、それでは何のために一人称視点でやっているのかわからなくなってしまうので、私は適度に突っ込む方法を取った。

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リアルなのか、そうではないのか

実在の人物や場所、作戦を忠実に再現しているように思うが、ゲームをプレイしていると、仲間が死んだり生き返ったり、操縦者が死んでいる戦車が動いたり、用意された迂回路を使わないと切り抜けられない戦闘などが目につく。要するに史実に基づいて作っているけれど、リアルであることよりもゲーム(遊び道具)であることを優先しているということだ。これは良い判断だと思う、あまりにリアルさを求めると、ただ単に理不尽なだけのゲームになってしまうからだ。


十時間ほどでクリア。曇りっぱなしの天候ばかりだったが、のんびりとWW2の雰囲気を満喫した。MoHやCoDの大げさなドンパチよりも、淡々と任務をこなしていくBiAの方が戦争に参加している気分を味わえ非常に満足した。贅沢を言うならば、M1 Garandは途中リロード出来ないようにして欲しかったくらいだろうか。

Sniper Elite V2 – 悪趣味な狙撃シミュレーター(3)

誰でも簡単にシモ・ヘイヘ気分を味わえるSniper Elite V2を難易度Marksman(Normal相当)でクリア。ゲーム性を完全に無視したので六時間でクリアできた。所々でステルス求めてくるゲームデザインとなっているのだが、その割には敵の数が多く、物音にも敏感なので、単純に難しいものとなっている。体力が自動回復で弾薬も豊富であったので、ステルスする見返りが少なく、面倒になったので、最後まで強引に進めてしまった。

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グラフィックは人間の顔以外は綺麗だ。基本的には野外での戦闘ばかりなので、その描写の弱点は気にならないだろう。銃声や足音などの効果音も良く出来ている、音の定位置も悪く無い。

ゴア表現という一芸

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はっきり言ってしまえばSniper Elite V2は「狙撃に特化しただけのゲーム」であり、「狙撃手を体験できるゲーム」ではない。全部で10個あるミッションも代わり映えなく、スナイパーライフルで敵を撃ち殺すだけ。しかしながら、それでも面白く感じるのは敵の急所をぶち抜くキルカメラ(X-Ray Kill Cam)が存在しているからだ。本当にコレだけにしか魅力がない。敵の頭蓋骨や、心臓、睾丸などをぶち抜いた時のみが楽しい瞬間となっており、そこに至るまでの粗雑なゲームに耐えられるかでこのゲームを気に入るかが決まるだろう。


ヘッドショットを決めて頭蓋骨をぶち抜くのは四時間ほど楽しめた。ただ、それに飽きた瞬間からは”くどい演出の付いたBOT撃ち”に変わってしまった。本当に狙撃が好きな人は、弾道シミュレートをリアリスティックに変更して時間をかけて遊ぶのが良いと思う。

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◆新しいおもちゃ(スナイパーライフル)が手に入る度にニヤける主人公のカール

Batman: Arkham City – 世界に入ったままでいられるか(3)

私自身はバットマンの映画を幾つか見ただけのファンという位置づけ。Batman: Arkham Asylumをプレイした際は知識が不足していても、ある程度の想像で補完できるので気にならなかったが、Arkham Cityは更に深いバットマンへの愛で満ち溢れた作品になっているので、ついていけない場面が多くでてきた。ただ、こうなるのは予測していたので単純に良質なアクションゲームとして楽しませてもらった。

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狭い精神病棟からArkham Cityが舞台のオープンワールドへと進化した。ほとんど文句の付け所は無いが、ナビゲーションがやや機能不足なのが気になった。他には会話や情報が垂れ流されてる上に、ボイスメールが届いたり、サブミッションが増えたりと画面が忙しい。バットマンの世界から一歩離れてしまうとノイズだらけに感じてしまう。

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ミスター・フリーズとの戦闘は面白い作り。フリーズの特殊スーツへは直接攻撃出来ないが、13種類の特殊アクションからダウンを取れるようになっている。ダウンからダメージを与えると、彼は学習して喰らった特殊アクションを防ぐようになる。例を上げると、背後から忍び寄る奇襲は背中から冷凍光線を出して対応。マントで目潰しすると、マントを凍らせて封じてくるなど。Normalだと5回ダウンさせれば勝ちとなるが、難易度を上げると回数が増えるようだ。ボスがプレイヤーのアクションに対応してくるゲームは多いが、そのアクションの順序をプレイヤーに選ばせてくるのは非常に好感が持てる。

前作Arkham Asylumと同じく、良質な格闘システムと優越感に浸れるステルスが非常に素晴らしく出来ている。さらにオープンワールドへと進化し、綻びなくあらゆる面でArkham Asylumを上回っているが、作りこみが異常すぎて、私には”重すぎるゲーム”となってしまった。

BatmanAC 2013-09-05 17-50-16-02_RPhysX パワー全開!処理している部分は、氷のビームとガラスの破片、カーテンとバットマンのマントだ。やはり負荷が非常に大きいのかGTX 660 SLIではフレームレート60を維持できなかった