QUAKE Mission Pack 1: Scourge of Armagon – 久々のQuake(1)

公式ミッションパックのScourge of Armagonをクリア。Quake本編をしっかりと覚えていないので大したことを言えないのだが、おかしいと感じるところも無くスピーディでシンプルなシューティングを楽しめた。弾薬が不足した時もあったが、それはSecretを探せということなのだろう。ソースポートは「Quake “Epsilon” Build」を使用。これはDark Placesにテクスチャやサウンドを詰め合わせたもので、クリアまで支障はなかった。

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久しぶりにQUAKEを遊んでみて

被ダメージが大きく、敵が硬いので緊張感がある戦闘となっている。しかし、銃の攻撃力が低く、敵の倒れるモーションもパッとしないので爽快感が少ないように感じた。今更ながら、当てるを重視したDOOMから避ける方向に持っていったのは、これはこれで良いと感じるが…。

Saints Row 2 – こんなにバカなゲームがあったのか(1)

何の知識もなく遊びはじめたのだが、夢中になってしまった。ゲームシステムはいわゆるGrand Theft Autoと同じ箱庭型クライムアクションになっているが、とにかくサブミッションの内容が常軌を逸したものばかりで、プレイしていて飽きが来ない。基本的に銃弾は真っ直ぐに飛び、被ダメが少ないので無茶できる。また、敵はしつこく追ってこないので体力が減ったら物影で休めば良いので、戦闘だけでなく全体的にゲーム難易度は低い。

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バカばっか

ギャング組織で参謀役を務めるピアース。彼の突入プランニングはRainbow Sixでも通用しそうなほどの綿密さ・・・なのだが、主人公とその相棒に「その作戦よりも全員ぶっ殺したほうが早いんじゃないか?」と却下される。ブレインとしている意味がない。

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土地の価値を下げるためにバキュームカーの汚水で街を汚すいう普通では考えられないミッション。お洒落なお店だろうが、警察だろうが、一般市民だろうがお構いなしに汚していく。優雅に外食をしていたら、突然汚水をぶっかけられるという、このイタズラ。あなたは許せる?許せない?

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「治安密着24時」というやらせ番組の警官役を頼まれる、プレイヤーはショッキングな映像を作り出す手伝い。初めから、酔っぱらいを殴り飛ばす、わいせつなカップルを撃ち殺すなど十分過激なものだったが・・・

番組制作者「ここいらでチェーンソー使ってみようか」

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住民同士の喧嘩には手榴弾、暴れている郵便局員にはロケットランチャー、暴力的な抗議活動にはプラスティック爆弾を投げつけるというやりたい放題っぷり。ここまでくると警察とかいう前にただの狂人。


よくもまぁアイデアが尽きないものだ。フレームレートが不安定だとか、強制終了を喰らったとか気にならないくらい楽しい。力を抜いて遊べる良いバカゲーだ。

The Ultimate DOOM – 残していたEpisode 4(4)

Thy Flesh ConsumedはDoomからUltimate Doomで追加された4つ目のEpisodeだ。実は数年前にDoomのEpisode3をクリアした時点でDoom2のダブルバレルショットガンが使いたくてしょうがなかったのでEP4を飛ばしてしまったのだ。しかし放置しておくのは勿体無かったので重い腰を上げてプレイしてみたというわけ。クリアした難易度はHurt me plenty(真ん中)。プレイする前からある程度予測できたのだが、ダブルバレルショットガンが無いため、かなり火力不足を感じた。開始当初は特にカコデーモンが硬すぎてけったるかったのだが、Mission3を超えたあたりからは火力バランスに慣れていき、なんだかんだで楽しみながら一気にラストまで進めることができた。

DOOM2の下位互換ではない

DOOM2よりも良かったのはKEYの配置場所やらワープなどの仕掛けが単純だったことだ。頭を悩ます必要がなく、直感的に進められるのはシューターで重要なことである。久しぶりにDOOMに触ったのだが、あまりに出来が良く夢中になりすぎてしまった。完成されたゲームに言うことなんて何も無い。良い時間を過ごせた。

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BIT.TRIP RUNNER – リズム星人がゆく

システムの解説は移植を担当したArcSystemWorksのサイにわかりやすく書かれている。ゲーム内容を簡単に説明すると「ぬるい譜面のリズムゲーム(音ゲー)をノーミスでやり抜く」というものだ。中間地点が存在しないので、文字通り「できるまでやり直し」を強いられる。ポップな雰囲気とは逆の泥臭いレトロゲーム。

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序盤はよくあるリズムアクションといった感じだが、後半からは音ゲーでいうところの”Perfect”や”Great”などの正確なタイミングを求められるので難易度Normalでさえ、かなり難しい。うまく作られていると感じたのは「モードアップ」というアイテム。これはステージごとに全部で4つ存在し、1つ取得するごとにBGMや演出が豪華になっていく。盛り上がる音楽でプレイヤーのテンションが上がるだけでなく、1/4攻略したという安心感にも繋がるので、見かけたら無理をしてでも取りたくなる。これが有ったおかげでクリアまでの意欲が保たれる。

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◆スライディングが非常に気持ち良い、本当に滑ってるような気分になる

時間をかければクリアできる

実際のところ特別難しい操作が必要なわけではないので、リトライして黙々と体にリズムを染み込ませば何時かはクリアできる。つまりは完全な暗記作業となってしまうので、これを上達や攻略してやったぜ!と取れるかはプレイヤー次第。六時間ほどでクリア。ソコソコ楽しめたが、本作を遊ぶ前に弩級の死にゲーBloody Traplandを遊んだせいか、やり直してもを食らっても感情を乱すこと無く、作業的にクリアした感がある。


◆気に入っている公式プレイ動画

Bloody Trapland – 求められるのは折れない心

ステージクリア方式のAdventure モードをクリア。本作は死にながら解法を覚えていく、いわゆる死にゲー。特徴はアクションがシンプルな分だけ操作に正確性が必要とされる点だ。難しさのベクトルが違うので単純に比較はできないのだが、難易度はSuper Meat BoyThey Bleed Pixels の中間ぐらいだと感じた。

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操作キャラクターは愛らしいケモノ達。赤、緑、青、ピンクの四キャラいるが性能に違いはない。選ぶ基準は色や表情や仕草のような表面的なもので良い。

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とりあえず死んで覚える

初見殺ししか無いといい切っていいほどなので、死んで覚えるのが基本だ。ある程度死んでから攻略パターンを構築してから、それを正確に実行できるようになればクリアできる。トラップの判定が非常に大きく「このくらいのジャンプしておけばいいだろう」という甘えは許してくれないので、作ったパターンに自信を持って操作することが大事だ。

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攻略パターンを作っても万全ではない?

吹き上がる火玉の出現タイミングがランダムのようにしか思えない。火玉だけが相手ならば、出現したのを見てから通過すればよいのだが、別のトラップと重なると運の要素が絡んでくるように思える。直接殺しに来るトラップの動きも尋常ではないぐらいに早く、人によっては見えないというレベルに達しているため、パターンを構築しても最後に頼れるのは回数によるゴリ押しだ。

アクションゲームとしての評価

死にゲーが好きな人なら楽しめるが、客観的に見て出来の良いゲームではない。「ステージの序盤で必要なテクニックを教え、中盤で応用させ、終盤で浮かれず、集中力を切らさなければクリアできる」というまとまった作りは褒めることができるが、触れたら即死するトラップを単純に置いただけのような配置が多く、実は適当に作ったのではないかと勘ぐってしまう。イライラせずに楽しめたのは確かだが、なんとも言えないマップのデザインだった。ベストな遊び方は死んだ魚の目でリトライするシングルではなく、死ぬのを笑い飛ばしながら遊ぶフレンドとのマルチプレイなのかもしれない。PCゲーマーでケモナーでドMのフレンド…?