eXceed – Gun Bullet Children / 懺悔の…時間だぜ…(1)

Real Arcade Pro 2(セイミツレバーに換装)をJoyToKeyで変換して遊んでみた。

  1. プラクティスで感じをつかむ(Normal)
  2. 加賀谷千夏でストーリーモード(Easy)
  3. 邦泉雅でストーリーモード(Normal)

1.プラクティスで感じをつかむ(Normal)

「萌えキャラの弾幕STG」以外の情報を知らなかったので、どのぐらい難しいのかプラクティスで試してみる。難易度はNormalで始めてみたが、ヒーヒー言いながらボスまで辿り着くも、濃い弾幕に追い返される。どうやら簡単には勝たせてくれないゲームようだ。

2.加賀谷千夏でストーリーモード(Easy)

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難易度をEasyに落としてオートボムをONにするだけでかなり楽になった。結果だけを言うならばコンテニュー二回でクリア。詰めていけばコンテニュー一回か無しまで持っていけそうな感じがしたので、思っていたよりもSTGというものを面白く感じた。ゲームプレイには関係ないが、お気に入りの加賀谷千夏は重度の厨二病で、これでもかというぐらいナナメな台詞を喋ってくれるので物語の盛り上げに一役買っている。しかし聞いているこちらが恥ずかしくなってしまうので、顔が真っ赤にしながらプレイするハメとなる。

3.邦泉雅でストーリーモード(Normal)

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難易度をNormalにして挑戦。加賀谷千夏は広範囲に弾を撒くタイプだったのに対して、邦泉雅は一点集中のパワータイプだ。雑魚敵は処理しにくいものの、ボスを相手にする時は、高い攻撃力でゴリゴリと押していけるので強力だ。結果はコンテニュー三回目の復活無敵時間中にクリアということで、もう少し丁寧に遊べば良かったと思う。

とにかくマニュアルが無くて困ったので、へたれシューターのHomePageのシステム解説及び攻略情報に助けてもらった。ゲームはオートボムと無限コンテニューに頼りっきりで自力でクリアしたような気がしないけれども、意外と面白く遊べたので、さらさらっと他のSTGタイトルも遊んでいきたいように思う。先日読んだ書籍に東方シリーズは弾幕攻撃に名前をつけて親しみを持ってもらうことで成功した」と書かれていたが、実際に遊んでみると、その試みは東方シリーズではないにしろうまくいってるように思う。

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Final DOOM – TNT: Evilution / Hurt me plenty(10)

TNT: Evilutionを難易度Hurt me plenty(Normal相当)でクリアした。Final DOOMはTNT: EvilutionとThe Plutonia Experimentの二つのMegawadが収録されているアドオンで、今回プレイしたのは簡単な方だという話だ。実際、難しい所はなかった。全体的に迷路のような構造ばかりになっているが、さほど複雑ではないので、気合と根性があれば進められるだろう。また、単純な迷路ではなく、アトラクションの巨大迷路のような狭い場所も多いので、とっさに火力の出せるコンバットショットガンを持つのが安全だ。というか、あまり戦闘バランスが練られていないようで、コンバットショットガンの使用を推奨されすぎていて、それ以外の武器を使う必要性が少なく、武器の切り替えの無い単調なゲーム展開が続く。

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実のところTNT: Evilutionはあまり面白くないと思う。ここが悪いあそこが良いと言えるほど感性が鋭くないのでうまくは書けないのだが、とにかくDOOM特有の興奮が無かったのは確かだ。これはUltra-Violenceにすれば改善される類のものではないと思う。次に遊ぶThe Plutonia Experimentに期待することにしよう。

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◆Cacodemonと戦った記憶がほとんど無く、マスコット不在の印象

RIP 3: The Last Hero – 縮小してくれれば佳作(3)

過去作のRIPは無駄な要素をそぎ落とした純粋なアクションシューティングとして優れていただけでなく、軽く頭を使うように作ってあるのが素晴らしかったのだが、今作は冗長で密度がスカスカな平凡なゲームになってしまった。

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◆グラフィックは向上し、リッチな感じになった

初代RIPとRIP2はワンステージが60秒以内と短く、しっかりと作りこんであろうがなかろうがプレイヤーにはわからないまま次に進むのが良かったのだが(本当はよくないけど)、RIP 3はワンステージ120秒のうち中盤の60秒がダラダラと敵が湧いてくるだけの事故らない射撃作業になっていて、かなりの退屈を感じる。ステージ開始と最後の30秒はソコソコ。「60秒の作業」と書くと短く感じるかもしれないが、全100ステージの殆どが同じ構成となっていて、実質半分の50ステージ分が緊張感のない作業という計算になるので、RIPシリーズの良さを完全に消しているように思う。

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RIP 2は火力を最優先で上げないと詰んだので、同じように火力を真っ先に上げた、その結果、苦戦はほぼ無し。前作とは違い、取得できるスキルがツリー方式になったので、火力不足で詰まないように改善された。本来は喜ぶべきところだが、その代償としてあまりに自由度が無くなったので、レベルアップした時の楽しみは大きく減った。またEXPの溜まる速度は遅くなっており、周回プレイ前提のためか一週目で全部のスキルは取得できない。ファック。

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頭をつかう要素よりもアクションゲームとして進化させたのは理解できるが、ワンステージが長すぎて敵を倒す爽快感よりもくどさがでてしまっている。ステージ数が100に増えているのだから、一つ一つをもう少し短くすべきだ。使用キャラクターを増やしたり、周回プレイを前提にしたりと、アイデアが無いのにコンテンツを水増ししたような感じを受ける。最初から最後まで楽しくなかった。

RIP 2: Strike Back – 攻撃力をあげないと詰む(2)

結論から書くとキャラ成長要素が罠となっているので、最優先で攻撃力をあげないと詰むことになる。このことに二回目のニューゲームで気が付き、三回目で無事にクリアできた。

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初回のプレイでは選択したキャラクターが悪かったのか、ゲームの難易度が高すぎるのかわからなかったが、ステージ10を超えた当たりで進めなくなってしまった。最初からやり直した二回目のプレイでは、難易度Easyにしたというのにも拘わらず圧倒的な火力不足を感じたので、三度目の挑戦は最初から火力をできる限り上げることでクリアまで一直線に進められた。

本作は単純なアクションゲームとなっているが、1ステージ60秒ほどの中に山場がいくつか用意されていて、適度に頭を使わないとクリア出来ないようになっているのが良い。初見殺しをバンバン入れてくるのが不快にならないのも、リトライしやすいゲーム性のおかげだ。

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ゲームの説明が後になってしまったが、本作は前作と違いキャラクターの移動が可能なっており、固定砲台を操作するRIP1から正統な進化と言える。もちろん固定砲台を操作するステージもあれば、戦車、ヘリコプターに乗り込む場面もあるので、基本的に単純なアクションシューティングのままである。


珍しいキャラクタースキルを上げてみる性格が災いして無駄に苦労を重ねてしまったが、火力さえ確保しておけば、好きなだけ撃ちまくれるので中々楽しめるゲームだ。

Dead Space 3 – 大きすぎた期待(9)

四肢切断を中心とする細かいAimを遊べると期待していたDead Space 3だったが、意味のないストーリーとくだらない痴話喧嘩を見せられる比重が増えていて、銃を撃てる時間が少なくなっていたのが残念だ。さらに言えば登場人物の会話がつまらないを通り越して不快という域に達しているのに、スキップできないのがより事態を深刻にさせている。もしも同じ路線でDead Space 4を作るというのならばいっそ映画にして欲しい。

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グラフィックだけ優れていれば

Dead Space 3のグラフィックはとても綺麗だ。得意の宇宙空間はもちろん、宇宙船内部、雪山、各種パーティクル、ゴミの一つ一つまで細かく作りこんでいる。私自身、グラフィックが優れているならば、ゲームプレイがお座成りであったとしても許せるが、本作はその度合を遥かに通り越している。問題点はCo-opを重視したバランスで製作されているためか、シングルで遊ぶと頻繁に挟み撃ちに遭って意図しないダメージを受けてしまう。その不意に受けたダメージの埋め合わせをどこでするのかというと、大量に取得できる回復薬だ。操作するアイザックは銃を撃つ度に長く硬直してしまうため、ヒットアンドアウェイ戦法を取ることができず、回復剤を頼りにダメージを覚悟して確実に銃弾を当てるという、肉を切らせて骨を断つ戦法になりがち。こうなるとホラーでもアクションでもないヌルいだけの作業だ。

シリーズ最新作としての方向性

初代はホラー、2はアクションを重視したのに対して3はCo-opへの対応と手堅い選択をしてきた。過去作のファンに「ホラーにCo-opを持ち込むな」と言われたとしても、この舵取りは妥当だ。私はプレイしていないが、そのCo-opも概ね好評のようだし大失敗というほど悪くはないと思う。

それよりも大きなミスは、冒頭で触れた「解決させる気のないストーリー」と「それをスキップ出来ないようにした」ことだ。ゲー ムプレイ自体が楽しいか微妙なレベルの出来なのに、追い打ちをかけるようにキャラクター達がプレイヤーの手を離れて無駄な口喧嘩をし始めるのは、プレイ意欲を大きく減らしている。筋の通ったストーリーを作ったのであれば問題にはならなかっただろうが、単純につまらない上に、DLCありき続編ありきの冗長なものになっているので、プレイヤーにスキップする権利を与えても良かったと思う。そうすれば、ESCキーを押すだけでつまらないものから目を瞑れると同時にすぐに銃が撃てるし、気楽に二週目をプレイして武器を改造して楽しもうという気分になっただろう。

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◆登場人物のカーヴァーだけが常識人。次回作があれば彼に主役をやってもらいたい