今更ではあるがGrand Theft Auto IVを10時間ほど遊んでみた。簡単な感想としては「こんなものかな」といった感じだ。記事のタイトルからなんとなく想像できると思うが、ミッションを超特急でこなしていく私のプレイスタイルでは面白さがでてこないようだ。だからといって思考を変えて街でうろうろしてみたいとは思わない、無理してGTA4を理解する必要がないからだ。それよりも先に評判の良いGTA IIIを遊んでみてから、GTAシリーズがどのようなゲームなのかを知りたい。今のところ、面白さの度合いが30位で低空飛行している。特別興奮するわけではないが、銃弾が真っ直ぐに飛び戦闘で苦労しないので、ストーリーを追いやすく、だらだらと遊ぶのに悪くない。一応はクリアまでやってみるつもりだ。
Alien Rage – HP自動回復型シューターのスタンダード
最初の印象はBulletstormとUnreal 2の良い所を足して割った娯楽性の強いゲームというものだったが、一時間も遊んでいると非常に高い難易度が気になってきた。とにかく敵の攻撃が精確で激しいのだ、体力自動回復を待つため物影に隠れると強力な爆風で削ってきて、やばいと思った時には既に死んでいる。Bulletstormのようにスコアが稼ぐタイプのアーケードシューターにしては難易度が高すぎてゲームデザインがちぐはぐだと思ったのだが、ゲームの中盤に差し掛かるとその考えは一変する。
「物陰に隠れさえすれば」「カバーボタンを押しさえすれば」そんな安易な単純行動をするだけで体力を安全に回復できる、世間で売れているFPSの方がおかしいのだ。一方のAlien Rageは正面の敵と向き合い、プレイヤー自身が持ち前の技量でHPを回復するための安全な場所を作り出すことを求められる。これは体力自動回復型のシューターとして珍しく、アクションゲームとして真っ当すぎる作りである。つまり本作は「死なない程度に顔出して敵を削っていく」シューターから一歩も二歩も進んでいる。よって体力自動回復が好きではないゲーマーにこそ是非触ってもらいたい。
Jamestown – 娯楽として優れている
難易度「Normal」が一番下、つまり他のゲームだとVery Easyに相当する位置にあったので嫌な予感がしつつもゲームプレイを開始。数十分後、予想通り最終ステージがアンロックされない事態に陥ったので、難易度を「Legendary」(Normal相当)に設定して、クリアまで突っ走った。いや、最終ステージだけは何度もやり直したかな。
さらりと遊んでみて
海外STG離れした綿密なドット絵と、幻想的なBGM、入力デバイスの親切な設定案内、初心者でも挫折しにくい難易度設定など、どれもが高い水準でまとまっていて非常によく出来たゲームだった。ただ、STGとしてゲームデザインが優れているかはよくわからなかった。(高難易度は特にSerious SamのようにCo-opが前提のように感じる)
近頃「自機狙い」「自機外し」という用語を覚えたのだが、シューティングゲームの理解度が少なすぎて、うまく文章に組み込めないのが悲しい。
Operation Thunderstorm – 静かな戦争体験
本作は舞台が第二次世界大戦というだけで、とりわけ目立った要素が見えないFPSのようだが、プレイヤーの気分を害する要素や耳うるさいようなBGMが無いので、シンプルに射撃を楽しめる良作だと思う。City Interactive作品の中ではCode of Honor 3と同等か、頭一つ落ちるぐらいの出来なので安心して遊べるゲームだ。
武器バランスはリアル寄りでどれを使っても威力が高く、好きなものを使えば良い。傾向としてはボルトアクションライフルの弾薬は少なく、SMGやハンドガン(Luger P08)の弾薬が多くなっている。敵は1.2発当てれば倒すことができるので、ハンドガン片手に敵勢力をなぎ倒していくのもオススメの遊び方だ。ゲームエンジンはJupiter EXなので音の定位置は良好。是非サラウンド環境で遊んでみて欲しいが、ヘッドホンを使う場合はBGMが無いゲームプレイから一転、タイトル画面に戻ると 大きな音量のBGMが鳴るので、その差にびっくりするかもしれない。耳の敏感な人は注意が必要だ。
Sacred 2 Gold – オークを殴ってPlatinumクリア(7)
レベル60で難易度Platinumを開始したのもつかの間、明らかにレベルが不足していて攻撃が当たらないわ、被ダメージが多いわで苦しい戦いばかりになる。それでもなんとか頑張ってAct2まで進めたのだが、拾える装備品の要求レベルが80やら90になっていき、無理してゲームを進めてもキャラクターが強くならないのを理解。そこで、難易度をGoldに落としレベルを上げることにした。
オーク洞窟(Orc Cave)でオークを倒しまくってレベルを60から74まで上げる。オークを復活させるために洞窟を出たり入ったりすることとなるので結構な作業感があるが、近頃動きの激しいゲームばかりを遊んでいたので、気分転換という意味では悪くなかった。あと、文句というほどの文句ではないが、Sacred 2はもっと分かりやすい「稼げる場所」を用意しても良かったのではないかと思う。
Platinumをクリアして
本体も戦える召喚ビルドとして作ったものの、召喚ゾンビがボス戦でどんどん役に立たなくなっていったので、本体を強化するように方向転換したからスキル構成が滅茶苦茶だ。それでもよくPlatinumクリアまで頑張ってくれたと思う。残念ながらニオブに挑戦するつもりはなく、このシャドウウォーリアには鍛冶屋として余生を送ってもらうことになる。
今後のSacred 2はハンマーをぶん回す二代目シャドウウォーリアか、二刀流セラフィム、二刀流インキュイジター、弓ドライアドあたりに交渉を取らせて遊んでみたい。しかし、どれもが鉄板ビルドであり新鮮な体験ができそうにないので、ドラゴンメイジでの交渉ビルドも考えている。