Crysis Remastered – 雑投稿(12)

Origin版を難易度Normalでクラシックスーツモードに変更しクローク控えめで一周。旧作(2008年-オリジナル版)のNormalとの違いについて書いていくが、ろくに検証もしてない話なので、適当に聞き流してほしい。

  • ナノスーツのエネルギー回復が早くなっている?…無駄な時間が減るという意味では現代的な調整で良いと思うが、スーツ機能が常時使えるようで有難みがない気が
  • ストレングス状態での銃の反動制御が弱くなっている?…使わないよりは使った方がいいが、旧作に比べスーツの機能を体感しにくくなっている
  • 落下した際にダメージを受けなくなっている?…高所から落ちる時の落下ダメージが減ったので、アーマーに切り替える必要なし
  • 敵の認識間合いが広がっている?…旧作よりもこちらの気配に敏感な気がする。完全ステルスを狙う場合は今まで以上にクロークを多用する必要があるかも
  • 敵兵の座標がおかしい?…上半身の体勢が崩れた時がかなり怪しく、当たっているように見えて当たっていないことが頻繁にあった。私の環境だけでないならシューターとして致命的だ


◆なんちゃらとなんちゃらは高いところが好き。リアルタイムに有利な戦闘場所を確保できるようになると、このゲームは一気に楽しくなる


◆いくつかの乗り物は運転しながら機銃が使えるようになったので、積極的に活用することで旧作とは違うプレイスタイル(ルート選択)で遊べる

Half-Life: Raising The Bar Redux – 興味があれば(11)

Half-Life 2の初期ビジョンを再現したMod。今回遊んだDivision 1.2の範囲では、とにもかくにもCity17が大きな存在感を示しており、そのデザインは本家HL2よりも退廃的な印象を強く受ける。銃が手に入る時間も本家より長く設定されているため、コンバインに支配された絶望的な街並みを歩き進んでいると、だんだんとプレイヤー自身も滅入ってくる。HL1の続編であるとか、シューターというよりも悪趣味なアート系のように思えた。銃が手に入った後は、大体いつものHL2となる。

でもでもでもも

最近触ったDemoをいくつか。


CULTIC。いい意味で古臭く、Bloodのようなおどろおどろしい雰囲気や射撃感も良好。個人的にはもう少しmapが狭い方が好みだが、今回触ったDemoの中で一番期待している


POSTAL: Brain Damaged。PostalというよりもSerious Samに近いかも。純粋なシューターとしては面白くないが、Postalと名が付けば3だろうがロシアより愛をこめてだろうが映画版だろうが買うほかに選択肢はない(Brain Damaged)

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Tom Clancy’s Ghost Recon: Future Soldier – まいんどふるねす(3)

難易度Veteran(2/4)で一周。近未来兵器を装備したリコン部隊でアクションありステルスありのロケーション豊富なミッション群を金のかかったスクリプト演出で盛り上げる鉄板構成だ。正直本作はエンターテイメントとしてかなり仕上がっており、普通に遊んで普通に楽しめる良いゲームだ。内容に欠点らしい欠点は特になく、言及することは無い。

ただGhost Reconというタイトルにしてしまっているのが、過去作のファンには気になるかもしれない。私自身はアクションゲーマーで思い入れも少ない方なので「世界観を共有しているだけ」とドライに理解するし、TPSに変更されたことにも抵抗は少ないのだが、やはりVeteran程度では敵が頻繁に体を晒して突撃してきたり、手榴弾を使ったプレッシャーも少なく、ゲーム内評価を無視すれば強引な戦闘も可能なため、タクティカル要素が薄く単調でかなりヌルいのは気になるところ。Advanced Warfighter 2を見るにカジュアル化への流れは既にあったように思うが。


◆位置取りから隠密行動まで光学迷彩がとにかく大活躍。光学迷彩を遊ぶゲームと言っても過言ではない


◆もう半分CoDじゃん…などと突っ込みを入れているようだとこのゲームは楽しめない。過去作の記憶は頭から消し、センサーグレネードすげー、マグネティックX-Rayつえー、ドローン偵察便利すぎぃ!など与えられたおもちゃで素直に楽しむのが幸福への道だ

Max Payne 2 – 方向性が変わった(3)

多数のゲームを遊んでいるとBullet timeを採用している作品と出会うことがあるが、動きの遅くなった相手を一方的に攻撃するのに魅力を感じないため、あまりプラスの要素としては捉えていない。FEAR1だけがギリギリ楽しめるといったところだ。しかし本家Max Payne 1だけはゲームプレイと映画的演出を混ぜるかのように使われ、一時的に無敵状態となるShootdodgeと組み合わせることで、危機的状況を打破する手段だけでなく、同時に主人公を格好よく見せるようになっており、単なる戦闘補助にはなっていない。ただのアクセントとして導入している作品とは明らかに違い、さすが大元と言えよう(私自身あまりShootdodgeを使いこなせてはいなかったが…)。

しかしShootdodgeの仕様変更により本作のBullet timeは他のゲームと同じく有利に戦闘を行えるようにしただけの単一の存在へと成り下がってしまった。確かに始めて一時間ほどは素直に楽しめるものの、残りの時間は作業へと変わる。また、ここぞというときに使った前作とは違い、常時発動できるような異様に強力なものへと変わったためよく出来たB級シューターからC級D級まで下がった感じがする。クイックロードを繰り返し敵の配置を覚え苦しい思いをしながら難所を打開するよりも、鼻歌交じりに敵のドタマを撃ち抜きながら華麗なアクションリロードをキメるといったスーパーヒーロー的な体験に興味があるのならば、本作の方がお薦めではある。