ファイル整理を行っている時に目につき、未プレイだったことを思い出したので、Blood 2 Fixed editionを適応し、本拡張パックを難易度Homicide(2/3)にてクリアまで。オムニバス形式の全6マップということで、わりと触りやすい。基本的にはいつも通り目の前の敵を倒していけば良いのだが、弾薬と回復材が不自然に足りない場面がいくつかあった。私の探し方が悪かったのか、はたまた想定していたよりも本編でプレイヤーがインベントリを開かなったため強引に開発が使わせたかったのか。いずれにせよ敵をスルーするか、アイテム欄から爆弾による攻撃を行うことになるだろう。
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GUN – シンプルすぎるタイトル
Neversoft社より2005年に発売したGUNをWidescreen Fix Patchを適用しクリアまで。本作はセミオープンワールド形式のTPSとなっている。同じく西部劇をモチーフとしたCall of Juarezシリーズと比べるとシチュエーションが豊富で、映画で見たワンシーンの雰囲気を味わえる時間が多い(未プレイだが現在ではRed Dead Redemption 2が上位互換かもしれない)。その反面シューターとしては元が家庭用ということもあり、マウスで遊ぶと難易度Normalでは相当にヌルい。後半は敵の攻撃が必中となり、それなりに難易度上昇はあるものの、気持ちの良い難しさではないため、あまり期待しない方が良いだろう。雰囲気ゲーだ。
◆クイックドローは強くて格好良くて、使える間隔も丁度良く、インディアンの放った炎の矢を撃ち返すといった重要な箇所でも活躍し全編を通して存在感がある
XIII – リメイクされるのも分かる
GOG版に非公式パッチを適用。本作は快速や急行に乗っているような程よいスピード感の物語と、それを邪魔しないスッキリとしたゲームプレイが組み合わさっており、テンポよく進むのが良かった。ビルの屋上、見通しの悪い雪山、造船所、監獄、広大な岩場など豊富なロケーションとトゥーンレンダリングで描かれた空間はコミカルかつどこか整った上品さがあり、全体的にセンスの良さを感じる。原作があるからだろうか。積極的に遊ぶべきゲームではないが、もし触れたならば満足感のある体験となるだろう。
◆ゲームを始めるまで分からなかったがステルスパートの比重が大きい。難易度はさほど高くないが、セーブポイントが不親切なので失敗するとかなり前まで戻され結構な時間が飛ぶ
◆アサルトライフルやロケットランチャーといった強力な武器が手に入る後半はなかなか派手に暴れられる。ステルスパートが多い分だけ銃が撃てる時間が通常よりも楽しく感じられる
SWAT 4 – 完成度は上がった
基本的には良いゲームだ。ジリジリと緊張を感じる、不気味さと生活感の混じった全13の濃いステージ群。一瞬で犯人に撃ち殺されてゲームオーバーになっても、「今のは〇〇してなかったから俺が悪かった」と改善点を考えられる作り。また、一定のランダム要素があるため、考え付いた改善点が次の挑戦で通用しないことも多々あり、このうまくいかなさが実際のSWATの突入作戦のようで、困難な事件にあたっている感覚を持てる。雰囲気よし。
前作SWAT3では犯人との激しすぎる銃撃戦に普通のFPSと変わらないのでは?と疑問に感じたが、本作SWAT4ではむやみに犯人を傷つけると減点され、ミッションのクリア可否に大きくかかわるようになった。前作のノリで気軽に発砲するようだと、Normal以上の難易度はまずクリアできなくなる。犯人とはいえ、むやみに傷つけてはいけないのだろう。よりSWATらしく変更された。ただ、もう少しだけ気軽に犯人の足くらい撃っても良いのではないかと思ってしまうあたり、このゲームへの向いてなさを感じたりもした。
◆催涙ガスを投げ入れてから突撃するのが強い。ブリーフィングで犯人がガスマスク装着していないのが分かればコレだけで良いくらい
DOOM Eternal – 体で覚えよ(63)
前作のDOOM(2016)がどうもしっくりこなかったので、期待していなかったのだが、このゲームは当たりだ。DOOMの名に恥じない出来となっている。初めこそ特有の戦闘システムに抵抗を感じたものの、ゲームを進めていくに従い効果的に使いこなせるようになり、最終的にガンガン突撃してデーモンを虐殺できるようになってくる。操作の習熟がそのまま戦闘力の向上につながりのが体感でき、ゲームを進めるのが楽しい。本当によく出来ている。
ただ、戦闘(ラッシュ)開始時に敵がどれくらい出現するのか予想できないため、戦略を立てられず常に場当たり的な対応をせざるを得ないというデザインにはやや疑問を感じる。が、そんな細かいをことを考えている暇があればトリガーを引いて目の前のデーモンをぶち殺せということなのだろう。