Armed Forces Corp – 味方NPCはただのカカシに限る

SAS: Secure Tomorrow,Battlestrike – Shadow of Stalingradと同じく、味方NPCがプレイヤーを置いてきぼりにして勝手に敵を倒して進むゲーム。前述した2つよりもこのダメ要素が強く出ているので、出現する敵の7割ぐらいは持っていかれることを覚悟しておこう。

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頻繁に見かける「味方は撃てないよマーク」。NPC達には移動する場面ですらに出し抜かれることが多々あるのだが、戦闘となれば嬉々として射線上に割り込んでくる始末だ。当然プレイヤーは銃を撃てなくなるので、射線外に移動しなければいけないのだが、その時には既にNPCが戦闘を終わらせている。完全にクソゲー。

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ドアを開けるときには突入イベントがあるのだが、スローモーの恩恵は先に突入するNPCが受けることとなる。プレイヤーは指を加えて待っているだけで何も面白くないので、誰のためのイベントなのかまったくわからない。終盤にはなんとなく敵の方向に向かって撃てば倒せるUSAS-12とAKよりも破壊力が高いFN SCARという超強力な武器が手に入るが、最後までNPCが敵を倒してしまうので、使いどころは特にない。

3時間ほどMAPを歩いているとゲームをクリアできる。ゲームエンジンのおかげでFPSの基礎部分は良いのだが、味方NPCに敵を横取りされてしまえば良いも悪いもない。敵を倒せる場面があまりにも少なすぎるので、シューターとしては絶望的につまらない。いつもより更に悪いCity Interactiveクオリティとなっており、オススメできないとかそういうレベルではない。

Deus Ex – 地下道の追跡(9)

大作ゲームほどプレイスピードが遅いのはよくある話。特にこのゲームは急いでプレイする必要が微塵もないので本当にゆっくりやりたい。

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じゃ、あとよろしく。と地下道に連れてこられて孤独感を味わう。しょうがないのでここいらの住人から話を聞いて解決するというロールプレイを始めるのである。「薬の売人をなんとかしてくれ」と頼まれたのでショットガンでぶっ飛ばしたら周りの人が逃げていった。完全にPostal Dude状態。

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ものすげぇ暗い場所をステルスしながら進むとLebedef(レベデフ)を殺せという目標に変わるが、実際に会ってみると降伏してきた。悪いやつだけど「捕虜になるお」とか言ってきたので今回も爽やかに事件を解決だと喜んでいたら、仲間のAnnaがぶっ放してた。殺人機械すぎる。

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兄貴が裏切ったり、同僚が殺人機械だったり、命令通りぶっ殺せよハゲと上司に怒られたりでふんだり蹴ったりな状態になった。武器屋のおっさんだけが癒してくれる。陰鬱な雰囲気が加速していく。

Deus Ex – 素直にこのゲームを楽しめるか?(8)

Human Revolutionを先にプレイしたおかげで、プレイするのに抵抗は少なくなっていた。iniをいじってFull HDに出来たので非常に快適。日本語化もしておく。英語でやれって言われても私では楽しめそうにない。RPGですしね。日本語化するとレンダラーと相性が悪くなり、画質向上が難しい。ストーリーに集中したいため難易度はEASYに。DentonはJensenより遥かに硬いため無理が利く。派手に戦闘しても問題なし。ドンパチをしないほうが経験値が多くなるのが明確なRevolutionとはここが決定的に違う。私はこちらのほうが好みだ。いや、初代をやった人ならばみんなそうだと思う。

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Dentonは非常に新しいAugmentation(肉体改造)をしているが、少し前の型であるAnnaは人間とはかなり遠く感じる。ココらへんの事情から、ちょっと目の敵にされている。僕のDenton君はクールなイイコちゃんに返答してるので、角は立っていないはずだが。そんなにドンパチしたいのか「他の入り口でも探す気?」と怒られる。なんという別ルートを探してくれフラグ。意外と近くにヒントがあったので、こっそりと潜入してスマートにミッションを解決。その行動がゲーム内で過剰に評価されてすぎて怖い。

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ミッションが始まったり、終わったりするとメインテーマが流れる。非常にカッコイイ…。聞き惚れてしまう。やけに初代Unrealそっくりだと思ったら作曲者の人が同じだったんですね。どこをとっても面白いゲームなのですが、いろいろな前情報が無ければ楽しいと感じなかったかもしれません。話が進む度に膨大な選択肢を迫られて、どれが正解かわからないまま進む。そもそも正解を選ぶ必要があるのかないのかもわからない。不安のままにストーリーが進行していく。とりあえず、アクション部分では詰みそうにないので一安心。ゆっくり物語を楽しみながらプレイしていきたいです。

Battlestrike: Force of Resistance – 良質なB級FPS(4)

Chrome Engine2を使ったWW2のアクションFPSで、片田舎が舞台ののんびりしたMAPが続く。どの銃も精度が良くまっすぐに弾が飛ぶのだが、実は威力と精度のバランスが悪く、全距離でサブマシンガンが安定の装備となってしまっている。ライフルは完全に趣味の武器だ。簡単な感想としては、雰囲気もよく、ナビゲーションが親切なため、のんびりと射撃に没頭できる良いゲームだと思う。また、スプリントの後は急に止まれない時や微妙に操作ラグがある場合はNvidiaのコントロールパネルから垂直同期を入れると直るかもしれない。

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Terrorist Takedown 2 – 終始変化に乏しい(5)

Jupiter Ex のエンジンを使ったアクションFPS。数年前に一度Demoをやっているのだが、結論から書くとDemoに収録されているステージと他のステージに違いが殆ど無いので、物好き意外はDemoで済ませてしまえばイイ。全部で8ミッションを3時間ほどでクリア。敵が目の前に勢い良く出現することが多く、SMGで迎え撃つ近距離戦闘があまりにも多すぎるので、シューティングゲームをしている気分にならない。

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所持できる武器はプレイヤーがある程度選べる。前述のとおり近距離戦闘が多めなのでSMGを持っておくといいだろう。アイアンサイトを覗かなくてもそれなりの集弾性がある。ちなみにナイフとハンドガンを持つと早く走れるが、攻撃用としては使い勝手が悪いので、移動用と割り切ったほうがいいだろう。

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◆リーン機能も存在するが使うまでもない難易度なのでお好みで。このスクリーンショットを取った場所は数少ないリーンが生きたところだ