Battlestrike: Shadow of Stalingrad – 味方NPCに難あり(3)

Battlestrike: Force of Resistance 2と中身が同じのJupiter Exを使ったWW2のアクションFPS。基本的にはいつものCity Interactiveクオリティなゲームだが、2時間かからずにクリア出来てしまう短さを考えると、さすがに短すぎると言わざるをえない。また、すぐに気が付いたのだが、同社のSAS: Secure Tomorrowの外見だけを変えたのゲームのようだ。使い回し自体は気にならないが、プレイヤーを置いてきぼりにして、ガンガン前に進む不死身のNPCは削って欲しかった。敵を倒すことだけが楽しみのバリューFPSで、味方NPCに敵を持っていかれてしまうという斬新すぎるビデオゲーム第二弾。

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◆メインは弾薬が豊富なモシン・ナガン。アイアンサイトを使うのが最も基本的なスタイルだが、リーンや腰だめでも戦えるの好みで使い分けても良いだろう

The Hell in Vietnam – ベトナム味を増やして欲しい

The Hell in VietnamというタイトルになっているがTerrorist Takedown: War in Colombiaという名前でも販売されているようだ。残念ながら、これぞベトナム!というシチュエーションは少なく、設定を生かしきれていないような気がする。ゲームエンジンはChrome Engine 2なので、いつものCity Interactiveと言える。また、Mission2の終了時にクライアントが落ちたので、THIV.exeを98/Meの互換を動かすことで応急処置。

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ベトナム戦の気分を味わえるカービン銃は使いにくく、AK47やM4などのよくある装備の方が強い。リアルといえばリアルだが。また、瓦礫の山に大量の敵が待ち構えているMission6が最も難しく濃く楽しい銃撃戦が楽しめるので、ベトナムくささをまったく感じない。全部で8ミッションを3時間ほどでクリア。回復剤が多く手に入るので、難しくなく、それなりに遊べるものの、ベトナム戦は期待してはいけない。

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◆ブービートラップを解除できたり、そこそこツボを押さえてくれているが…

Code of Honor 3: Desperate Measures – 高水準FPS(3)

幾つものCity Interactive及びバリューFPSをプレイした結果、ついに出会った今までで最高のB級FPS。B級とは言いつつも射撃部分だけ見れば、ミリオンヒットしているFPSを余裕で食えるほどの出来の良さで、興味があるならば買っても絶対に損しないだろう。前作や前前作のCode of Honor1や2とはコンセプトがまるで違い、かなりリアル寄りなバランスだ。ミスすれば1秒しないで死ぬので、リーンを半分強制されているようなものだが、キッチリカッチリしなくても進められるあたりのさじ加減は素晴らしい。

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フランスの外人部隊を描いたゲームなのでFamasが主力。この武器だけは弾が切れないように配慮されている。ゲーム進行上で困ったのは、暗闇の中で小さいカードキーを見つけるオブジェクティブだろうか。見難い上にわかりにくいという二重苦はやめてほしかった。5時間ほどを夢中になって遊んだ。文句なしで良いシューターだ。リーンで顔を出してジリジリと敵を倒していくのが好きな人に特にオススメ。死んだ原因は常に自分にあると思える作りなので、リトライが苦にならないのも良い点。

Painkiller: Recurring Evil – セーブが飛んだけど私は元気です(5)

いろいろあったが無事にクリアできた。特に苦労したのはラスボス戦で、200体ほど雑魚敵をHP回復なしで捌き切らなければいけないのが辛すぎた。もちろん雑魚と戦っている時にボスが絶え間なく遠距離攻撃で邪魔してくるので、どう動いてもダメージが蓄積していくのだ。どうやっても正攻法で倒せないのがわかったので、一方通行に誘い込んで迎撃する戦法を取ることにした。これがうまくいき、周囲の雑魚敵を全て倒したところでボスと直接対決かと思いきや、なんとゲームクリア。正直うーんという感じの気持ち悪い状態でクレジットを眺めて終わり。

感想というか教訓としては、何も考えずに難易度を上げたせいで大きく苦しんだので、次から”怪しい”ゲームをやる時は必ず難易度をNormal以下にしたいと思う。セーブデータも吹っ飛ぶし、本当に苦労させられた。

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◆C1L4 Graveyardはその名の通り墓地で、とても雰囲気の良いMAPだ。ただ、鬼のように敵の湧くわりに、プレイヤーの動ける範囲があまりにも小さいのでシューター的面白さは皆無。ラスボス戦と同じでここも、正面の撃ち合いが機能しないので、一方通行を利用して敵を誘いこんで撃つだけの作業となる。

Painkiller: Recurring Evil – ハイウェイは地獄だぜ(4)

Painkiller:Reシリーズ最後の刺客Recurring Evilをプレイ。なにを思ったのか当分Painkillerの新作が出ないからといって難易度をNightmareに上げたのが苦労の始まり。最初のステージがチュートリアル的な作りとなっているので安心しきってしまったが、次のHighway to Hellというステージで洗礼を受けることとなる。弾とHPと移動スペースが足りないのだ。すっごく足りないのだ。

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MAP上に転がっている車が最大の曲者で、撃つと爆発する爆薬のようなものなのに、地面に固定されていない。よって敵キャラに押し込められる形でプレイヤーに向かってくるのだ。当然、車を無視して敵だけを撃つことなど無理なので、何回もリトライするハメになった。

そして度重なるリトライからクリアできそうな希望がではじめた時…セーブデータが死んだ。よくあるトラブルらしい。実は事前にセーブが消える可能性を知っていたので、申し訳程度にいくつも作っておいたのだが、それらも一つ残らず死んでしまった。どうやらセーブデータの中に進行中のスクリプトを内蔵しているのが悪いとかなんとかかんとか。

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◆きれいな顔してるだろ。死んでるんだぜ。それ。