Deus Ex: Invisible War – クリア報告(17)

Visible Upgrade: Unofficial patch for Deus Ex 2をGOG版に導入し、難易度Normal(2/4)で強そうなスキルを選んで一周。物語を楽しむためのゲームであるはずが、英語力の問題で殆ど読めていないため内容のない記事。前作の経験者であれば、なんとなくのプレイでクリアまでいけるといった程度の情報だけだ。批判されがちなシステムの簡略化と易化は、今回のような流しプレイにはプラス要素として感じられて良かった。悪いゲームという印象はないが、やはり前作の出来が良すぎたために比較してしまうと…といったところ。これもまた皆が口を揃えていう意見だ。


◆前作とは比べ物にならないほどマルチツールが手に入る。アイテム探しが上手であれば戦闘やステルスをすっ飛ばし、凄まじい速度でミッションが達成できそうだ

Metro Exodus Enhanced Edition – のんびり二週目(5)

難易度Hardcore(4/5)で開始したものの、楽しく遊べそうになかったのでNormal(3/5)へ下げて一周。今回のプレイ目的は換装したRTX4070の負荷チェックと共にEnhanced Editionへと変更されたレイトレーシング絡みの色味や風景を見てみようというもの。比較動画を見た方が早いという意見もあるかもしれないが、実際に遊んでこそゲームなのだ。

とにかく明るくなったのが印象的。Path TracingやRTX Global Illuminationのおかげなのだろうか?画面全体に光が入ったようで自然に見える。閉所が特に暗かった無印Metro Exodusから大きく改善。初回プレイで気になったセミオープンワールド方式は全体ボリュームを把握できたからか、閉じ込められていたモスクワ以外の地域を見て回るという物語と大変合致しているように思え、好意的なものへと変わった。


◆明るく自然に見えるのは万人には良い修正だが、暗く重苦しいのもMetroシリーズの魅力の一つであるため上位互換になっているかは不明。私自身雰囲気を重視してゲームを暗い状態で遊ぶことが多く、サイトに掲載しているスクリーンショットもほぼ全て明るさを上げた後に色の補正をしている


◆グッドなエンディングを狙う場合は不殺のステルスプレイが推奨されるが、昼間のタイガチャプターはその難易度が高いため、夜間に行うのが無難。しかしゲームプレイを優先し、夜間に行動した場合は美しい景色が堪能できなくなってしまう板挟み。今回は観光が目的なので、初回同様罪のない人達にも死んでもらうにした

Crysis 3 Remastered – 記憶を捨て二週目(13)

難易度ベテラン(3/5)で一周。数あるFPSタイトルの中でもFar Cry1とCrysis1のゲームデザインが飛びきり気に入っているからこそ、中途半端に似ているCrysis 3を好きになれず、初回はもやもやした気持ちでプレイしていた。私の感性が変わっていないからか、ほぼ同じ感触のまま序盤を遊んでいたのだが、ふとこのままではリプレイする意味がないなと気が付いたので、目の前のゲームを上手に楽しんでみようと考えを改めてみた。

今回は全力でスーツの機能に甘える方法を取った。Crysis1ではFar Cry1に近づけるためなるべくクロークを使わないプレイを好んだが、そんな記憶は邪魔だ。今遊んでいるのはスーツ男が弓を構えたパッケージイラストのCrysis3なのだ。クローク中に撃ってもエネルギー消費をしない激強弓矢で敵の頭をぶち抜いていくのが正しい。開発側の使ってくれというメッセージを素直に受け取れ。…なんか敵の勘が鋭くてステルス難しいなぁ。くだらない。アーマーモードがあるだろうが!正面から撃ちあえば良いのだ!!撃ち勝てるのだからステルスなど不要。せっかく強力なナノスーツが与えられたゲームなのだから活用し万能感に酔いしれよ!!!


◆いいから弓を使え。自ら縛っておきながら文句を言うのは愚かである


◆体力とスーツの自動回復速度も相まってアーマーによる耐久能力は凄まじい。ゲームバランスなど考えず、スーツTUEEEで頭を埋めるのだ

人の目を気にした落書き帳

先月触れたSerious Samも人よりかは好きであるが、Crysisシリーズほどの強い思い入れは無い。だからこそドライに初代と最新作は別物だという風に簡単に割り切れたのだが、Crysisはそう簡単にできない。どうしてもCrysis3には1を超える体験をさせてほしいとファンとしては願ってしまうからだ(2は方向性が違ったためそういった感情は沸かなかった)、まったく割り切れない。

タイトルの気に入り具合によって最新作の方向性が変わっているのが許せる、許せない。をその時々で使い分けるのはゲームの話をする者の姿勢としては多分よくない。人に信用されたいなら態度をどちらかに一貫しておくべきだろう。しかしながら、幸いなことに、無責任だからこそ、私は長い間怪文を量産しておきながら自身をレビュアーと名乗ったことはない。日記サイトとしては感情そのままに書く方が正しいと思っている。自覚があるという宣言だ。信憑性信頼性については、読んでいるあなたが判断すればよいこと。

Goat Simulator 3 – たのしいあそびば

気になっていたもののスルーしていたGoat Simulatorだが、続編が出たようなので軽く触ってみた。ゲーム開始からスカ〇リムのパロディとプレイヤーへの軽い煽り、メタ発言の連発で迎えられ、何も操作していないうちから楽しめそうな予感を感じた。掴みは100点満点だ。

オープニング後は好きに遊べと言わんばかりに野原に放り出されるので、なんとなくミッションをこなしていくことになるが、どれもブラックユーモアやパロディが豊富で、まぁ飽きない。次はどんな感じかなと進んで遊びたくなるので、オープンワールドとして大変評価できるのではないだろうか(ミッションへの誘導が強力なアイテムしかないゲームは見習ってほしい)。嫌味がない悪ノリといえばいいか、不快になる場面がない楽しい空間を用意してくれたことを素直に感謝したい。遊んでいる最中にふと初めてPOSTAL2を遊んだ時のことを思い出した。やはり私はこういうゲームが好きなのだろう。


◆ヤギの向かう先はいつも大惨事


◆数分に一回は「そうはならんやろ」とヤギに突っ込みを入れて笑顔になれる

Gears of War: Ultimate Edition – 有名なので

難易度Normalを軽く一周。チェーンソーによる豪快な近接攻撃、ドーンハンマーによる量子ビーム、暗闇から襲ってくる蝙蝠、近くで倒すと体液が飛び散りダメージを受けてしまうエイリアンのような敵、Co-opを盛り上げてくれそうなマップ構造など面白そうな要素はたくさんあったが、さほど楽しめなかった。

何を評価軸にするかで話が変わってくると思うが、カバーシューターとして見るならば、プレイヤーにあった難易度を適切に選択する必要は感じた。私がNormalで遊んだ限りでは、カバー動作するだけテンポが悪くなったので、真正面から堂々とヘッドショットを重ねるのが最適解となったわけだが、これはあまり楽しい遊び方ではないだろう。自分のスキルやストレスと相談しながら難易度を上げてみるのと、上手にカバーシューターとして楽しめるのではないだろうか。


◆スクリーンショットが上手に取れていなかったためタイトル画面を一枚。ゲーム的な設計や演出が多く、大衆向けの娯楽作品としてよく出来ている