HAZAMA_QUEEN – 急がば回れ

五つの難易度「可愛すぎて死ねない」「イージィ↑↑」「しっかりメイク!」「レッドホットランページ!」「IV-DIZZY」を全てクリア。5週以上したとはいえ、スムーズに進めば1ゲーム10分から15分ほどなので、さほど時間は掛かっていない。時間経過による体力自動低下+ステージクリア型+ローグライグ風味(ローグライト)とシステムがイメージしづらい、もしくは難しそうに聞こえるかもしれないが、要は素早く敵をぶっ殺しながらガンガン前に進めばよいのだ。

ただ、ある程度マップに合わせた射撃とダッシュの塩梅に慣れるまでは死にまくるだろうから、普段はNormal以上の難易度からスタートするプレイヤーでも「イージィ↑↑」から始めて慣れていった方がゲームの上達が早くなる。とにかくマップの構造理解が重要なので、死なずにマップを進めるのが一番リアル経験値を溜めやすい。また、よく出来ているのはクリックの押しっぱなしで射撃可能な点で、操作負荷が桁違いに低くなるためリトライやゲーム起動へのハードルがグンと下がる。値段を含めて軽い気持ちで遊べるので興味があれば是非


◆本作の魅力の50%以上を担っている主人公のメアリーちゃん。「アイリブ…アゲイン…」「ヒィー↑ハァー↑↑」など、どこかで聞いたようなセリフをチャーミングに喋って盛り上げてくれるので、その手の元ネタを知っているプレイヤーであれば終始ニッコリ


◆5/17のアップデートからバーチャルいいゲーマーが武器として登場。なんだか世界観が違うような気もするが、それはそれとして最初に選んだカード以外のパワーアップが不可能な「IV-DIZZY」難易度を一発クリアできたぐらいの性能なので、強めの調整かと思う。見た目によらず挙動も素直で扱いやすいのが◎

Black Mesa: Blue Shift – 良感触(13)

Black Mesaの優良シングルプレイModとして注目を集めているBlack Mesa: Blue ShiftをCh4まで(遊べるのがここまで)。オリジナルBlue Shift(2001)の記憶がかなり飛んでいるため、詳細な比較できないが、プレイ感覚はBlack Mesaに近くなっており、Half-Lifeシリーズが好きなプレイヤーであれば安心して遊べるものとなっている。2023年6月現在まだXenの部分が開発途中のため、急いで触る必要がない。よって完成までに復習がてらオリジナルBlue Shiftをプレイしておくのも悪くないかもしれない。個人的にXenは短めの方が好みだ。


◆GoldSourceから一番変わったのはParticle関連だろうか、いい意味で別のゲームのようで20年の進化を感じる


◆戦闘は使える爆発物が増え、派手になっている。こちらも現代的な娯楽として良い方面に解釈されたようだ

TEKKEN 7 – スケールでかいな

当時ブームに乗って3だけ触っていた鉄拳。もともと格闘ゲームのストーリーは重視していないが、初代から続く親子喧嘩が今回の7で結末を迎えたということなので、軽く読んでみた。3時間ほどだろうか、わりとコンパクトにまとまっており大まかに理解できたので、なかなか満足感がある。過去作のエンディングを含めたムービーやイラストも収録されており、20年以上も続くシリーズ作の集大成とも呼べる出来となっているため、熱心な格ゲーマーでなくても触れてみる価値がありそうだ。


◆ジャックのような人型サイボーグのみならず、自動小銃やミサイルを物ともしない平八。もはや格闘家の一言で片づけられないような大暴れっぷり。マスターアジアかな?


◆ストリートファイターシリーズから豪鬼がゲストとしてメインストーリーに食い込んでくるが、あまりに強引で場違いだった。これはどちらのファンにも嬉しくないように思う。ここだけが不満点

Titan Quest Anniversary Edition – Esoterist / Legendary(32)

難易度LegendaryでAtlantisをスルーしてEternal Embersクリアまで。EEで追加されたマップはAct3に近く、温かみのある色合いでTitan Questらしさがあって良かった。寒々しい見た目のRagnarökも書き込みが細かく悪くはなかったが、やはり私は明るい雰囲気のハクスラの方が好きだ。

今回育てたRune/Neidanの近接型Esoteristは最終的に打たれ強い魔法戦士となった。難易度NormalからLegendaryと三週する予定だったので、操作負荷が低くなるよう狙ってみたが、思いのほかうまくいって満足だ。特にNeidanは優秀なデバフ追加や防御スキルが揃っており、とりあえず上げていくだけでゲームの進行を楽にしてくれて助かった。Dreamのような補助的なマスタリーなので、なんとなくサブに選んでみても損することが少なく、以前のTQには無かったポーションの機能強化や敵を倒したときに発動する風変りなスキルがあり、新鮮な気分を味わえて良かった。


◆Act2まではEpicに続き「ドヴァリンの面影」を装備し、「テラコッタ戦士」のスキルも上げてペット二体を引き連れて、敵をボコボコにしていくスタイル。Act3あたりからペットがすぐに落ちるようになったので、打たれ強い単騎の魔法戦士にチェンジ


◆せっかくのEternal Embersということで新アーティファクトの「不老不死の桃」を活用。大きく増加したSPを、消費が大きい分だけ効果の高い「平穏のオーラ」と組み合わせ運用。なかなかの耐久力でわりと成功だったと思う。ポーション効果を高める「良く効く錬金薬」との相性も良かった

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The Citadel – もう一周してみたい

Demoの時に気になっていた強いゴア表現がOFFに切り替えられるようになったので、購入してみた。難易度をNormalからEasyに落として一周。一度クリアすると装備を引き継いだ状態でのニューゲームが可能になるので、この状態ならばNormal以上の攻略も容易になりそうだ。やや癖は強いが、レベルデザインが凝っており、全体を通して楽しめるマップが多かった。一部のルート探しは低重力と二段ジャンプが組み合わせたもので、正解の地点へフワリと着地できると、なんともが頭と体が心地良かった。


◆ふわふわとしたジャンプとレーダーを見ながらの進行はMarathon(1994)のようだ。ファンの人であれはこちらも楽しめるはず。また、レーダーだけでなくしっかりと視界で上の方までクリアリングしなければならないのも3D空間を活かした作りで良い


◆各マップが終了するときは落下していく演出が入る。Downwellの時にも感じたが、こういう潜り進んでいく流れは好きだ。なんとなくではあるが、各マップがつながっている感触を感じる。あまり疲労を感じずに「もうちょっと遊ぼうかな」と続きを遊ぶことが多かった