Grand Theft Auto IV – 想像力が必要か(2)

20時間ほどでクリア。「誰々を片付けてくれ」という依頼をこなすだけの単調なルーチンを繰り返すだけで特別な面白みを感じなかった。「こうしたら面白くなるんじゃないか」とGTA4の街を砂場のように考えられるプレイヤーには、リバティーシティ全体が遊園地のように見えるかもしれないが、残念ながら私にはそのように映らなかった。気になったのは窓を割って近道できなかったり、敵や敵の乗り物に無敵時間が存在していて決められた行動しかとれないことだ。可能な行動よりも不可能な行動の方が目につくので、想像力を駆使して楽しい遊びを思いつくのは難しいのではないだろうか。

面白かったのは指名手配度を消すミニゲームで、マップを見ながら警察の動きを読み、少しのドライビングテクニックで捜査網をかいくぐるのは初めての体験だった。逆に言えば、その程度しか楽しめる場所がなかった(見えなかった)ので、何にも考えずにプレイしても楽しませてくれるSaints Rowシリーズ(GTAのフォロワー)のほうが好きだ。

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◆タクシーを使うことで無駄な移動時間を減らせる。しかしタクシーはどこにでもいるわけではないので当然探しだす必要があるのだが、人通りの多い場所で待つよりも、自ら車を運転して探しだすのが早い。つまり、効率を追い求めると「車を盗んでタクシーを探しだす」というあまりに非現実的な行動になっていく

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◆余りすぎるお金はRPGを買うぐらいしか用途がなく、敵にぶっ放してもリアクションが薄いので虚しい

Grand Theft Auto IV – ヘイ、タクシー!EnterEnter(1)

今更ではあるがGrand Theft Auto IVを10時間ほど遊んでみた。簡単な感想としては「こんなものかな」といった感じだ。記事のタイトルからなんとなく想像できると思うが、ミッションを超特急でこなしていく私のプレイスタイルでは面白さがでてこないようだ。だからといって思考を変えて街でうろうろしてみたいとは思わない、無理してGTA4を理解する必要がないからだ。それよりも先に評判の良いGTA IIIを遊んでみてから、GTAシリーズがどのようなゲームなのかを知りたい。今のところ、面白さの度合いが30位で低空飛行している。特別興奮するわけではないが、銃弾が真っ直ぐに飛び戦闘で苦労しないので、ストーリーを追いやすく、だらだらと遊ぶのに悪くない。一応はクリアまでやってみるつもりだ。

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◆主人公ニコの「金さえ貰えればなんでもする性格」が気に入っている

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◆電車で移動するシーンで初めて「街が生きている」感覚を覚えた