10時間ほどでクリア、満足度は70ぐらい。TPSとして遊ぶ分にはやや尻すぼみではあるが、ユニークで楽しむ価値のあるものになっている。不満点は最高難易度でなければ、すべての物語を読むことができないところだ。しっかり作りこんであるから二周目も楽しめるよ!というのはビシバシ伝わってくる。しかし私はそれが大嫌いだ。リプレイ性を高めるためストーリーの裏側を隠すというのはわかるが、その量が多すぎて周回プレイが前提のようだ。プレイヤーを最も満足させるべきなのは”初回かつ難易度Normal”であると考えている私には不愉快でしょうがなかった。
「俺は○○していて手が離せない!アラン、食い止めてくれ」から敵のラッシュが始まる。周りには投げ物が転がっているので、手当たりしたいに投げればクリアは簡単だ。少し控えることで、敵を倒す順番を考えながら避けを駆使して射撃を成功させることを求められるので面白い。
アランが一人で危険に立ち向かう時に涙を流してくれるバリー。俺はあんたの方が最後まで生き残ってくれて嬉しいよ…。クリアした感想としてはアメリカ人が好きそうな話だった。ただし後半は真剣にストーリーを追わなかったので詳細は理解していない。MAPに散らばっている物語の背景が書かれた原稿が拾うのが面倒なのだ。
ムービーシーンがESCでストップ、Enterでスキップ
これは褒めるべき点。昔から感じていたのだが、この機能はビデオゲームに義務付けるべきだ。プレイヤーの生理現象や来客よりも、あなた方の作ったムービーの方が価値があるとは思えない。