Delta Force – 目を皿にしてプチプチと撃ち潰す(1)

デルタフォースということで特殊部隊のゲームになっているが、ちょっぴりゲリラな気分で遊べるアクション寄りのFPSだった。ミッションはどれも似たり寄ったりなものになっているので、何も考えずに倒しまくれば良い。英語(ブリーフィング)は読まなくてもクリア可能だ。

  • オススメ武器が弱いので、武器を毎回M4に選択しなおす必要がある
  • 適当に遊ぶのならオプションから体力設定を上げたほうが良い
  • 作戦は読まなくても良いが、目的は確認する必要がある(Gキー)

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とにかく豆粒ほどの大きさ敵を見つけ次第撃ち殺すのだ。先に発見できれば適当に弾をかすらせるだけで倒せる。当たり判定が大きいのもあるが、非常にモロイというのがよく出来ている。足先にあたっても時代劇の殺陣のように派手に倒れてくれるモーションも癖になる爽快さだ。

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実はGPSに敵が映っているので、ある程度の攻めるルートを考えることができる。敵AIは手強い相手ではないが、クリアリングをミスると当然先手を取られてしまいHPを削られるので、気付かれないうちに倒すのが重要となる。

操作にクセがあるが、良質なFPS

代わり映えしないミッションの数々だが、夢中になって一気に進めてしまった。度々手を抜いて作ったように感じるが、人間の破壊衝動をビシバシと刺激するゲームなのであまり気にならない。非常に楽しく遊べた。FPSの敵は柔らかいのに限る。

Call of Duty: Black Ops – レベル50達成(17)

脳筋射撃ゲームで癒されたくなったので、マルチで適当に遊んでみた。2年前のゲームにもかかわらずアクティブなユーザーが1000~2000人ほどいたので、Ping200までなら相手に困らなかった。

ひと通り遊んでみて思い出したのだが、Black Opsはゲームデザインとマップが噛み合っていない。Flak Jacket(爆発物耐久)とTactical Mask(ガスとスタンフラッシュ軽減)という防御に優れたParkがあるので、純粋な撃ち合いで勝負できるのは良いと思うが、裏を返せば前述したParkのせいで投げ物が役に立たず、格上のプレイヤーがキャンプしていたら非常に崩しにくいのだ。他にもクレイモアを装備圧迫なしで所持できるのが困る。適当に走っていると爆死してしまうので、ジリジリと距離を詰めることになり、その結果さらに直接的なAim勝負に結びついてしまうのだ。(喰らいモーションが大きいので、正面の撃ち合いが面白いわけではない)しっかりとゲームを整えたTreyarchの頑張りは認めるが、CoDに必要なのは血管がブチ切れそうになるようなクソゲー要素なのではないだろうか。

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◆気軽に銃をぶっぱなすのが目的ならばNuketownというMAPが良かった。Black Opsは全体的に広いMAPが多く、走っている時間ばかりでかったるいのが、このMAPではそういうこともなく、リスポンしてすぐに戦闘可能なのが短気な私には嬉しい

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◆成績表。適当に遊んだ割には悪くない

Kane & Lynch 2: Dog Days – 上海ドキュメンタリーを作業プレイ

カメラで撮影したような特殊なビジュアルが印象的な本作。乱暴な言い方をすると、これ以外の要素があまりにも貧弱だ。クライムストーリーや泥臭い中国が好きならば、気分よく散歩できると思うがシューターだけを目当てに遊ぶのはオススメできない。

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戦闘では敵の身を隠すスピードが異常に早いのが気になった。カバーアクションをしながら様子を見て敵が顔を出したら撃つというのが普通のゲーム性だと思うのだが、敵が顔を出している時間があまりにも短いので攻撃できない(リアルといえばリアル)。倒すにはアイアンサイトを覗きながら顔を出す瞬間を待たなければいけないので、モグラたたきの感覚が強く、単純にダレてしまいつまらない。

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モザイク処理が印象的だが、”プレイヤーに想像させる”のが目的なので、外しても変なものは映っていない。あと、主人公がケインからリンチへと変わっているが、特別変わったことはない。唯一変化があったのは、ショットガンを使うときに命中率が驚異的に上がったことか。彼のトレードマーク補正なのか、並の武器よりもまっすぐに弾が飛ぶのがちょっと笑える。


四時間ほどでクリア。最初はヘッドショットを狙ってじっくりと遊んでいたのだが、戦闘の単調さが目立ってきたのでサクっと終わらせた。シングルでもCo-opと同じ数の敵が湧くという腐った仕様なので面倒で堪らなかった。評判を見てから遊んだのでダメージは小さいものの、当分はこの手のゲームを遊びたくない。

Kane & Lynch: Dead Men – タクティカルしないで遊んだ

タクティカルシューターをゴリ押しAimで遊ぶために選んだのが本作。どうやら出来が微妙ということで”消費”してもいいのではないかという判断だった。しかしながら、クリアしてみればそんなに悪くなかったという感じで、もう少し真面目に遊んでもよかったかなと思う。

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「ケインとリンチのチョイ悪コンビが世界を救う!」物語だと勝手に勘違いしていたが、極悪人たちによるクライムなストーリーだった。だが、いつものように物語など読まないので、大きな落胆があるわけではない。

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銃の精度は良すぎず悪すぎず丁度いい。思っていたよりも銃によるゴリ押しができなかったものの、射撃感自体は悪くなく、発砲音も軽めだが、撃っていて気持ちよかった。弾薬は仲間から渡してもらえるし、敵の死体からもぴったり入手できるの大量に撃つことができる。

中盤からは仲間を引き連れて戦闘を行う。彼らには簡単に指示が飛ばせるように作られており、Kane & Lynchの評価できるところだ。ゲーマーではない層でもとっつきやすく、チャプター10のTokyoまでは気持ちよく遊べると思う。また、ある程度勝手に動いてくれるので、プレイヤーだけを操作していても問題ない。

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分隊操作に慣れてくる頃には、既に使えないものになっている

終盤に差し掛かると機銃が登場するので仲間に助けてもらいたいところだが、驚くほどに彼らは使えない。ゲームバランスのために遠い敵を撃ち殺せない(当てられないように調整されている)のは、まだ理解できるが、銃弾が当たらないからといって勝手に前進するAIが困りモノだ。機銃相手に無理して突っ込んでいき、助けられない場所で死なれるとゲームオーバーとなってしまう。

幸いなことに戦闘の難易度は高くないので、味方を待機させておいてからプレイヤーがすべての敵を倒すのが簡単かつ安全だ。後半から最後までそんな流れが続くので、プレイヤー1人で敵を全滅させるのでは普通のアクションFPSになってしまっている。私はカジュアルでもタクティカル要素が必要なゲームをゴリ押しして遊びたかったのだ。

二つのエンディングを見るまでに五時間とちょっと。


詳しい経緯は知らないのだが、ゲームの発売前(2007年)に映画化が決まっていたようだ。何故、誰も止めなかったのかわからないが2013年になってもまだ公開されていないのが更に大きな問題だ。ユーザー、開発会社、販売会社、広告代理店、映画制作会社etc…誰も幸せになれないとは、まさにこの事。

Tom Clancy’s Rainbow Six: Vegas 2 – ノープランでOK(2)

Rainbow Six: Vegas 2はもともとVegas1のDLCとして作られていたのだが、規模が大きくなって個別に販売されるようになったので、実質的に1.5というような位置づけになる。しかし難易度が激減しているので、Normalで遊ぶ分には戦略など考えないで、とりあえず突っ込むというアクションFPSスタイルの方が楽しくなってしまっている。続編というよりは味付けの違うゲームだ。

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単純に難易度がヌルくなったというならば問題はないのだが、経験値を稼ぐシステムが追加されているのが良くない。つまり、凶悪なテロリストではなく獲物と戦うという図式になるからだ。これを意識してか、敵もだらだらと奥から湧いてくるし、異常なトリガー湧きも目立つ。一番気になるのは、倒した瞬間にヘッドショット+1などというスコアが表示されることだ。これでは敵が死んだのを確認する手間がなくなり、特殊部隊ごっこをしている気分がぶっ飛んでしまう。

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経験値を貯めると装備がアンロックされる。前作では普通に選択できたARやLMGが無駄にロックされていて腹立たしい。戦闘に絡まないオシャレ装備も数は少ないが存在する。

後半は覚えゲー要素が増える

後半に1人で潜入ミッションを行うチャプターがあるが、ここだけ不自然に難易度が高い。通常Vegas2では3vs15というような数の戦闘になるが、ここだけは1vs15となっているので、単純に難しくなっているうえに部隊というゲームコンセプトに沿っていないので、面白い作りではない。アクションゲームが苦手な人はかなり苦戦すると思う。サイレンサーを付けてステルスで進むのが正解らしいのが、それでも何度も挑戦する必要があるだろう。クリアできれば次のステージで仲間がいてよかった!と感じるが、そう思わせるだけの演出にしては手が込みすぎている。


五時間ほどでクリア。ゲーム全体が雑な作りなので駆け足気味でプレイした。Vegas1と比べると普通のFPSに近づいたので新規のユーザーには良いかもしれないが、ダメージバランスがリアルなだけで特殊部隊らしさはほとんど無い。銃のモーションや発砲音が作りこまれているので並のゲームよりは遥かに射撃が面白いのは長所だが。