Serious Sam Double D – セクシー路線の馬鹿ゲー(18)

出来は悪くないという話なので、軽く遊んでみたら割りと楽しめた。ゲームの出来自体は微妙なレベルだが開発のMommy’s Best GamesはCroteamと同じような馬鹿なんだな(褒めている)というのが感じ取れる。本作の大きな特徴は入手した武器を同時に持てることで、ショットガン、ロケットランチャー、火炎放射を一緒に撃つことができる。が、ビジュアル的には強引に重ねて持ってるだけなのであまり格好良くない。

また、武器を同時に使えるということはそれだけ消費も激しいということでもあり、補充できる弾薬は多いものの、調子に乗り過ぎるとすぐに殻になってしまうが、シークレットを見つけることによってトリガーハッピーの時間を増やすことが可能。シークレットは自力で探さなくてもオプションからヒント表示をOnに出来るので、軽く遊びたいという人はそれを使うのが良いだろう。セクシーなボディばかりが目に入るが、意外と難易度は高め。チェックポイントは親切なので数をこなせばクリアはできると思うが、Normalのクリアにも一定のテクニックを要求してくる。そんなところもCroteamに似ている。

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◆…Kamikazeッッ!?いいえ、Femikazeです。

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◆リボンとまつ毛をつけるだけで女キャラになるよって偉い漫画家さんが言ってた

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◆巨女もいるよ

AirBuccaneers HD – 雲行きが怪しい(1)

GamersGateを見ていたら新しいAirBuccanersがあったので買ってみた。日本語だとエアバッカニアーズと読むらしい。前作はUnreal Tournament 2004のModだったが、今回はUnityで作り直されている。まだまだ開発途中だが、私はMod時代に軽く楽しませてもらったのでかなり期待している。

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前のAlpha版はボチボチと人がいたのだが、今現在はBeta(0.81)になっており人及びサーバーが少ない。が、これの理由はなんとなくわかる。ゲームを始めるとうんざりするほどのキャラ育成(経験値稼ぎ)が目につくからだ。気軽に遊べるような雰囲気は皆無で、プレイする意欲を削いでしまっている。

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少なくとも私が求めているのは経験値稼ぎや公式トレイラーのような激しいドンパチではなく、思い通りに動かない飛行船でオタオタしながら味方と協力して当たらない大砲を撃つというほのぼのゲームなのだ。目視で敵を発見しているのに双眼鏡でいちいち覗き直してインカミーンと叫ぶロールプレイ。

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◆Mod時代のスクリーンショット。ゲームの雰囲気は変わっていないので昔に遊んだ人も違和感なくプレイ出来ると思う。1人で飛行船を飛ばして景色を見てるだけもそれなりに気持ちいい

Zombie Driver – 昔のGrand Theft Auto?

Zombie Driverというゲームは単調な遊び方をプレイヤーに求めてくる作りなのでどうもやる気が起きなかったのだが、どうも海外のオールドゲーマーは少し感じ方が違うようで「昔のGrand Theft Autoみたいだぜヒャッハー」(そういう精神のインディーズゲーム)という感覚のようだ。それならば私も同じ気持でやってみよう。

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ゲームの目的はお客を送り迎えするタクシーであるが、邪魔してくるゾンビを轢き殺すこともできるよという作り。勘違いしていたのだが、あくまでメインの目的はタクシー事業であり、ゾンビを倒すことではないのだ。そのため気持よくゾンビを引きまくってスコアを伸ばしていると、すぐに車が壊れてしまう。ダメージを抑えたい場合は、やはり道路脇を走るべきだろう。

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みんなが求めているだろうサバイバルモードは確実に本編よりも楽しい。Steamのフレンド機能を利用したスコアアタックは軽い目標として優れている。数時間遊んで操作に余裕が出てくると気が付くが、テクスチャを相当書き込んであるのでとても綺麗なゲームだ。

5時間かからないぐらいでクリア。発売した当初にすぐ見切りをつけてしまったが、多数のアップデートもあってか、かなりボリュームが増えていた。着実に更新を重ねて整えられていったインディーズゲームの成功例かもしれない。最近Zombie Driver HD となってコンソールに配信されたのも頷ける。冒頭に言ったGTAの精神云々は結局わからなかったが、武器の爽快さと適度なハンドリングが遊びやすく、見下ろし型のレースゲームとして優れているように思う。

And Yet It Moves – それでも地球は回っている

ちぎり絵の世界をぐるぐると回転させて進むゲーム。アクションゲームがやりたくなって、積んでいたSteam版のAnd Yet It Moves をやってみた。調べてみると “それでも地球は回っている” という素敵な副題を見かけたので、もしやと思ったら日本語言語が追加されていた。

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ちぎり絵は仕掛けなのか背景なのか区別できない時があり、成功しているかはわかりませんが独自性は出ている。絵の優しさと綺麗なBGMも手伝い、 即死が多いゲームですがイライラしない。チェックポイントが親切な点も大きい。

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前半のステージは、地味な感じですが後半は派手な色使いになっている。こういうのは好み。後半からは消える床が出てくるので、アクション要素が追加されますが簡単なものなので苦労はしない。

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二時間ほどでクリア。クレジットはアクションゲームをしながら読むようになっているのが、結構嬉しい。少し頭をひねればクリア出来るような難易度。難易度を自然に上げてくるような配慮があり、誰でも楽しくプレイできるだろう。アイデアと物理エンジンがよくまとまった、お手本のようなインディーズゲーム。


◆wii版のトレイラーが一番楽しそうに見える

Orcs Must Die! 2 – Co-opでNightmareをクリア(3)

固定のフレンドとCo-opにてナイトメアをクリア。Normal、Nightmareと順にクリアして15時間ほどかかった。ソロはプレイせず罠の確認程度。

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難易度がウォーメイジからナイトメアに上がっても、大きく変わるわけではない。遊びの罠が使えないくらいでMAPごとの攻略を丸々変える必要はなかった。 腐ってもタワーディフェンスなのでうまくバリケードを使うのが肝になっている。

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二人でCo-opすれば盛り上がること間違いなしの良ゲーム。野良でのCo-opが出来ないので、固定のお友達と一緒に購入すれば良いと思う。ソロでこのゲームを遊んでみればわかると思うが、MAPの作りがCo-op重視になっているので、敵の出現ポイントが多く1人で遊ぶと忙しすぎて泣きそうになる。一人で気楽に遊びたいのならば前作の方がいいのかもしれない。