Duke Nukem: Manhattan Project – 単調なスピンオフ(14)

GOG版をデフォルトで認識されたXbox360のパッドで遊んだ。今作はDukeって誰?というユーザーが楽しめないどころか、Duke Nukem 3Dが好きというユーザーにも厳しい出来だと思う。

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奥行きが存在する変則的な2Dアクションシューター。カメラ(視点)は常にDuke様を追いかけるが、敵はお構いなしに画面外から撃ってくるので、プレイヤーはダメージを食らってから敵を認識することとなる。ゲームバランスなどクソ食らえと言わんばかりのキャラゲーなのが潔い。単純に遊ぶとNormalですら体力と弾が足りないので、必然とシークレットを探すことになるが労力に見合う価値のあるものばかりなので嬉しい限りだ。

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ステージクリアにはKEYとBOMB(美女を助けたオマケ)が必要。つまりプレイヤーは毎回二つの探し物を見つけなければいけないのだが、肝心のMAPにひねりが足りない。アイデアも無いのにMAPを作るとこうなるな、という感じのものがずっと続く。開発は本家3D Realmsではなく、Sunstorm Interactiveという会社が担当しているので、しょうがないかという気もするが。

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雑魚敵と戦うのは作業だが、いくつかのボス戦はかなり面白い。いわゆる覚えゲーになっているのだが、理不尽さが少なくリトライしがいがある。


マンハッタンで戦った記憶はほとんどないが無事にクリア。単調なゲームには違いないが、一応は遊べるレベルの出来だ。客観的に面白いと言えるのは最初と最後のチャプターだけなので、Demoで十分という気がしないでもない。私はDuke Nukem1と2を遊んでいないので、少し回りくどい表現をしてしまったかもしれないが、特にやってみようという気持ちにはならなかった。

RIP – 脳筋固定砲台(1)

DL販売サイトでは”RIP – Trilogy”という名前で三作セットになっている。今回クリアしたのはは、その一作目に当たる作品。選んだキャラクターによって使える特殊能力が違うのが特徴。説明に惹かれて「敵を凍らせるorノックバックさせる」というカボチャ男を選んだのだが、難易度ミディアムでは終盤に火力不足を感じた。

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◆見下ろし型のシューティングになっており、自キャラは固定されて動けないので目の前の敵を倒すことだけ考えれば良い

全40面を2時間ほどでクリア。一つ一つが短い作りになっていて、無駄な時間が無いところが気に入っている。ステージクリアからスコア計算、そして次のステージ開始まで3秒かからない。このスピード感溢れる作りが好きだ。基本的にはゴリゴリと射撃するだけで進めるのだが、それだけではうまくいかない箇所がでてくるので、そういう時は入手アイテムに注目してみるといいだろう。捌き切れないほどの大群を相手にする時は、バリアの効力が切れないうちにバリアを取るといった解法がある。シンプルすぎて語ることはないのだが、ピュアで楽しい時間を過ごせた。

Super Meat Boy – 俺に闇は必要ない

やっとの思いでクリアしたのはLight Worldという易しい難易度。確かにラスト直前までは苦労しなかったが、クリアする直前はあまりの難しさに“アクションゲームとはなんだろう?”という自問自答しながらプレイになっていた。これでは、さらに難しいDark World をやろうという気分にはならない。俺に闇は必要ない。

細かい位置調整を要求されたステージ。Xbox360のパッドを使っていたのだが、ミート君が思い通りに動いてくれないのが気になった。よくよく考えれば アナログスティックという構造上、微妙に遅れるのは仕方ないのだ。変換機でPlayStationのパッド(十字キー)に交換して打開。こちらのほうがシビアなアクションに向いている。Xbox360のパッドにも十字キーが付いてるということに気が付かないバカでした。見れば分かるはずなのに。

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◆6-5 Omega。…このステージを作った奴でてこいよ

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◆最後のステージ以外は楽しかった。当分、肉男の顔は見たくない

Shank – 荒削りな横スクロールアクション

現在の技術でバイオレンスなファイナルファイトを作りましたという感じのゲーム。実際にはファイナルファイトとはシステムがかなり違っているのだが、敵を殴った時の感触に近いものを感じたのでこう書いた。

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  • 弱攻撃は素早く気軽に振れる
  • 強攻撃はコンボの締めに使える
  • 銃器が使えるので、敵が撃ってきそうな時に怯ませられる
  • 緊急回避の意味で手榴弾を投げることができる

コンボは適当に殴ってれば途切れない。ファイナルファイトで言うところのパンチはめ(弱攻撃)が可能でタイミングも緩い。雑魚とのタイマンでは、まず負けないだろう。ステージの最後にはボスがいて、頭をひねればダメージを与える方法がわかるはずだ。Xbox360のPADでプレイしたのだが、システムが洗練されていないからか頻繁に操作ミスが起きるのが残念だ。できる事が多いので、何周も遊ぶようなゲーマーがハマれたらクールな時間を過ごせるだろうが、普通のプレイヤーだとキャラクターの操作を覚える前に一周してしまう。見えないルールが多すぎて理解に時間がかかるのが少し困る。

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◆とりあえずの汚物消毒。射程が短すぎて死に武器だった

Blades of Time – 丁度よいボリュームで終わり(3)

十時間ほどでクリア。タイムリワインドは使い慣れてくると、無敵に近くなる。何しろ敵の攻撃モーションが見えたら発動し時間を戻せば攻撃をなかったことにできるからだ。序盤から中盤にかけては異常な速度で操作が複雑になっていくAyumiだが、中盤からはプレイヤーが覚えるべきテクニックがまったく増えないので、終盤が単調になってしまっているのは気がかり。

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◆Blades of Timeは固い敵を効率よく倒すアクションゲームであるが、そのためには状況把握とキャラ操作の同時に行うことが求められる。ここには誰にでも手に入る爽快さというものは存在しないが、しっかりとAyumiを動かせた後のご褒美としては用意されている

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終盤に唐突”燃えた”お姉ちゃんが電波を受信して「崖から飛び降りて」と指示してくる。日本語版なのでそれなりに物語を把握しているつもりなのだが、意味不明な展開にかなり困惑。その後、Ayumiのパワーアップイベントにつながるのだが…。ネタバレになってしまうので伏せておくが、ラスボスを倒した後のエンディングが次回作を楽しみにしてね!という後味の悪いものになっていて残念だった。あまりの適当ぶりに一瞬バッドエンドかと思ったので、ネットで検索したが正規エンドだった。先日遊んだKane & Lynchのエンディングも最悪だったので、立て続けでかなり滅入る。気持ちよく終われなかったのは残念だが、アクション要素が非常に気に入っているゲームなのでもう少しオマケ要素で遊びたい。

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◆たくさんのアクションを使える割には操作系統がまとまっている