新年の抱負と挨拶

私は脳筋ゲーマーを自称していますが、それが「脳みそまで筋肉」ではなく「脳みそだけ筋肉」となっていることに、危機感を覚えたので、適度に身体を鍛えて、しっかりと身体と脳みその両方を筋肉にするというのが今年の抱負です。具体的な方法としては、娯楽番組を見ている間にスクワットや腕振り運動やストレッチをする予定。なんといってもゲーマーは身体が資本ですからね。

改めまして、あけましておめでとうございます。去年の抱負である「文章をうまく肉付けする」は、そこそこ達成できたように思うので、抱負にはしないですが、去年同様に継続してまともな文章を書けるようにしていきたいです。文章を作る上で、一番の問題は「文章を長くするほど読み飛ばされてしまう」とビビる私の自信の無さなのですが。

Defender’s Quest – 作りはうまいが好みでない

Tower Defense とRole-Playing を組み合わせた意欲的なシステムに惹かれてやってみた。基本的にTDというのは難しいゲームジャンルであり、それをキャラクター(ユニット)の成長要素でいくらか簡単にしてくれるというのは、ストラテジーの苦手な私にはありがたいことなのだ。しかし、実際にプレイしてみると、このジャンルの組み合わせは思ったよりも肌に合わなかった。というのも戦略性よりもキャラ育成要素が強すぎて、単純に経験値を稼ぐだけのゲームになってしまっているからだ。

序盤は難易度Normalを辛勝という形でクリアしていけたのだが、戦闘から買い物パートに移る時、緊張感が途切れてしまったからか買い物を盛大にミス。それ以降のステージではWave3や4あたりを越せなくなる。ここで疑問が生じたのだが、自分がステージ突破できない原因が「やり方」なのか「キャラクター性能」なのか、いまいち判別がつかないのだ。これはやっていくうちに「キャラ性能」の確率が高いとわかるわけだが、そうなると、このゲームの戦闘は頭を使って切り抜けるよりも、育成したキャラでゴリ押していくのがスタンダートということになる。私はストラテジーが苦手ではあるものの、試行錯誤を嫌っているわけではないので、困ったらキャラのレベルを上げればいいというゲームでは求めているものと違う。

ただ、私の好みではなかったというだけであり、Tower Defense とRole-Playing を組み合わせたゲームデザインは両者の落とし所がうまく、なかなか完成されたゲームであることも確かだ。強い個性を持ったキャラクター同士の掛け合いも面白く、次のステージへと進みたいという意欲をもたせるのに成功しているし(というか掛け合いが魅力的すぎるので、難易度を下げてでもさっさとクリアしたいと感じてしまい、頭を使いたくなくなる。このジレンマはPortal 2と似ている)、標準で日本語対応なので、カジュアルなRPGを求めているのならば、そこそこ楽しめるはずだ。

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大部分を難易度カジュアルでクリア。なんだかんだ言っても楽しめたのでプレイしてよかったと思うが、レベル上げ中心のやりこみには興味がない。

Brutal PSX Doom[Master Levels] – Full Ultra Violence(25)

PlayStation版DOOMのMaster Levels for Doom IIをBrutal Doomで遊んでみた。Master Levelsは三周目ということもあり道に迷うこともなくスムーズに進められたが、敵の配置がPlayStation版と変わらないため、やや物足りない感じであった。ただ、物足りないというのはBaronやRevenantなどの強敵が出現しないという意味であって、戦闘難易度が低いということではない。Brutalではショットガンゾンビが強めということもあって、Master Levels 特有の面倒な配置と組み合わさり、なかなか気の抜けないものとなっている。強敵の不在でロケットランチャーやプラズマガンを使う機会は少なかったものの、ノーマルショットガンで敵をなぎ倒していく感触が実に爽快で、愉快だった。

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Belly of the Beast – Quake2の可能性を探る(8)

Quake2というゲームは他社のFPSよりは遊べるものの、やはりidが作ったFPSの中で最も怪しい出来だ。そこで評判の良いカスタムMAPをいくつかプレイしてみて、本当に微妙なゲームなのかどうかを確かめてみたいという企画の第一弾。今回は気まぐれで3.24 Unofficial PatchとShamHawke’s_Lazy_Quake_2_Patcherを適用したQuake 2のクライアントでプレイしており、Source portは使っていない。前述した二つの適用によりBGMの再生とWidescreenへの変更が可能となるので、現在における最低限の環境と言えそうだ。

さて、このBelly of the Beastだが、実のところオリジナルQuake2とあまり変わらないと言うか、テンポが早くなっている分だけ良くなっているのかもしれないが、基本的にはよくわからないのが正直なところ。それでも気になった点として、Iron Maidenが序盤から出現するのが印象的だった。ロケットランチャーを装備しているものの、動きが緩慢で非常に弱く、本編では終盤から出現する敵として違和感があったからだ(マクローンの趣味で本拠地に女兵士を配備したという設定かもしれないが)。また、本編と同様に全体がユニットで構成されており、各レベルを行ったり来たりしなければならないのだが、これは煩雑さが減っており、単純で分かりやすく、射撃に集中しやすかったと思う。が、本シングルMAPがいくつかのカスタムMAP評価サイトで高得点だということを考えると、やはりQuake2には期待できないのかもしれない。

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◆この画像は色合いをいじってあるが、ゲーム中でも原色のライトが多数設置されており、オリジナルQuake2よりも幾分か色鮮やかだ

Serious Sam 3: BFE – Reindeer Hunter 取得(23)

クリスマスの時期にだけ解除可能な実績「Reindeer Hunter」に挑戦してみた。私自身、解除期間が限定されている実績は、一刻も早く世の中から無くなって欲しいと思っているのだが、今回は完全な気まぐれである。解除手順は各ステージ後半に配置されているクリスマスツリーにRocketeer、Gnaar、Kleerの各種からMeleeで取得できる心臓、目玉、生首を飾り付ければ(ツリーに向かって投げつければ)よい。また、前述した三体がツリーの周りにいない時は、近くに置かれているプレゼントBOXに触れることで出現する場合もある。

解除作業に取り掛かってから気が付いたのだが、ステージ後半に設置させているクリスマスツリーの飾り付けを全12MAPで行うということは、実質的にゲームを一周するようなものなのだ。そして、この時期のSerious Sam 3はMAPにプレゼントBOXが配置されていて、いやに数多くの強力アイテムが手に入り、ゲーム難易度が下がって不思議だなと思っていたのは、クリスマス実績を取りやすくするための配慮だったというわけ。しかしながら、うまくバランスの取れたアイテム配置(戦力の調整)をプレゼントBOXで台無しにするお祭り仕様はあまり好きになれない。クリスマスに関心の薄い日本人だからだろうか?

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