Lylian: Episode One – 陰鬱系スパルタンX

両親に精神病院に入院させられてしまった陰気な少女Lylian。彼女はぬいぐるみのBobと力を合わせて怪しげな看護婦やイッちゃってる患者の手から逃れ、無事に病院を脱出できるのだろうか?といった感じ横スクロールアクション。アクションゲームとしてはNES版スパルタンXに近いのだが、あれほどキビキビした動きではなく、かなりふわふわとしており、まるで悪い夢の中を漂っているような操作感触の悪いものとなっている。なのでアクションゲームではあるものの、いわゆる雰囲気ゲーに近く、病み気味少女とか拘束衣とかアリスインナイトメアが好きとかTrailerが気に入ったとか、何かしらの要素に惹かれていないと楽しみづらい。

本作はEpisode Oneというタイトル通り、内容が分割されているせいか二時間ほどのボリュームしかなく、かなりの物足りなさを感じてしまうのだが、続きのLylian: Episode Twoは残念ながら本作発売から4年経ってもまだ出ていないのが現状だ。製作者であるRobert DowlingのBlogでは一応未定ということにはなってはいるのだが、明らかに別の仕事に集中しており、当分続編が出ることはないと思われる。

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Battlefield: Bad Company 2 – ランク30到達(10)

数年前に全てのアンロック要素を解除して気持ち良くゲームを終えたのだが、久しぶりに起動してみると27というランクの数字が中途半端でとても気持ち悪く思えてきたのでキリの良い30まで上げてみた。当初は最高ランクの50まで上げてみようと思ったのだが、やっているうちに途方も無い経験値と時間が必要だとわかったので、すぐに諦めた。意外だったのは日本人を含めアジアに結構な数のプレイヤーが残っていたこと。しかし、よくよく考えてみればBFBC2はBF3やBF4とは毛色の違うゲームなのだから、一定のプレイヤー層が残るのは当然といえば当然なのかもしれない。

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◆ゲームに慣れていくに従いベストプレイヤーになれる回数も増えていった

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◆高レベルプレイヤーにくっついて、凶悪なキャンプポイントを覚えるのが吉

Marathon 2: Durandal – 面白いのは認めるが

前作よりも弾薬がたくさん手に入るようになったが、発砲音だけが立派な武器では敵グループを倒しても爽快さは感じない。また、仕掛けが単純になったのは良くなった部分かもしれないが、同時に酸素残量を気にかける危険な箇所も減らされておりオリジナリティとゲーム性が激減。そもそもMAPが全体的に明るすぎて、本当に続編なのかどうかわからなくなるのだが、実際に遊んでみれば「なんか違うんだよな、どうも違うんだよな」と思いながらも夢中でMAPを走り回り、コンソールを叩いてストーリーを追い、敵を倒してガンガン進んでいくのが滅茶苦茶面白いから認めないわけにはいかない。くぅ。

ということで何がゲームを面白くしているのかまったく理解できていないのだが、Marathon 2 が大衆向きへ変わり、とても遊びやすいゲームになったとは言えそうだ。しかしながら、やはり、心細くなるほどの薄暗い宇宙船内をリーラに導いてもらったり、「ふぇぇ…酸素が足りないよぉ…」と息も絶え絶え涙目になりながら酸素給油装置を探しまわったり、遊園地アトラクションのような人工的迷路で当然のように挟み殺されたり、くそったれ理不尽でセーブポイントの無い最終ステージをこれまた難しいその前のステージからやり直さねばらないようなハードでコアなMarathon 1 の方が私は好きなのだ。

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Black Mesa: Source – これが本物のリメイク作品(3)

急にSource Engineのゲームをプレイしたくなったので、積んでいたBlack Mesa(Black Mesa: Source)を難易度Normalでクリア。あまりに面白すぎて夢中でゲームを遊んだ結果、「Half-Lifeは普遍的面白さを持った神ゲーです」といった適当な感想しか思いつかなかった。若干HL1と変わっている箇所もあったが、けっして改悪ということはなく、良い意味で現代的な味付けになっていて素晴らしいと思う。NPCを誘導してドアを開けさせるイベントが削られていたりとか。

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Black Mesa ヤバイ、グラフィックが綺麗すぎて超ヤバイ

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Quake IV – 難易度Hardで二周目(9)

難易度Hard相当だと思われるLieutenantで二周目をクリア。MAPが狭い上に移動速度も遅かったが、それ以上に武器の作りこみが優れていて射撃感が良かったので、目の前のストログ達を倒すだけで、なかなか爽快な気分を味わえた。ただ、オブジェクト達成後に進んできた道を「用が済んだから戻って」と往復させられる回数が多くて、ストーリー演出というよりも単なる手抜きのようでウンザリしてしまった。Quake2の時はプレイヤーが単独潜入していたので、オブジェクト達成のために行ったり来たりするのが不自然ではなかったのだが。

  • Hardにおける戦闘バランスは良好だが、自爆ダメージが不自然に大きかった
  • 飛ばせない会話シーンが頻繁にあり、うざったい
  • 辺りを見回すとかなりの数の弾薬と回復剤が見つかる
  • ショットガンは発砲音の割に威力が低いように感じる
  • SentryやIron Maidenなどの過去作の敵キャラを出してくれたのは素直に嬉しい

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◆高画質化ModのSikkmodはQuake4本来のグラフィックを覚えていて、尚且つまめな人ではないと使いこなせそうにない。HDRやBloomをいじると室内と野外で光の見え方が変わってしまうので、いちいち設定を変えないと汚く見えてしまうのだ。一応Color GradingだけをOnにすることで比較的にオールマイティーに対応できるのだが、時たま不自然に見えることも。ロケーションが豊富な分だけDOOM3よりもグラフィック強化Modが使いにくい。