The Citadel – 難易度Devotionで二週目(2)

装備を引き継いだ状態で再度ゲームを遊べるNew Game Plusの機能を使い、難易度Normal相当のDevotion(2/3)を一周。おもれーっつって無心で二時間ほど遊ぶこと三回でクリアまで。マップデザインとテンポの両方が優れており、先の展開が分かっていても楽しめた。やはり頭一つ二つ抜けている出来のように思う。敵ばかりが優位に思える箇所には、WhalegunやSSM Launcherなどの強力な武器がこっそりと置いてあり、ジャンル的なお約束が嬉しい。


◆今回はリプレイかつ装備引継ぎということで余力を感じたため、Cultistの投げてくる攻撃をAuto-RifleやBlunderbussで打ち落とし、立ち止まりの少ない立ち回りを目指してみた。いわゆる「柱の陰に隠れてリロード」を意識的に減らしてみたわけだ。やはりゲームを上手に楽しむには固有の要素を使うのが重要なのだ

Dead Space 2023 – ぼけーっとプレイ(10)

ゆっくりとアイテムを収集しながら難易度Normalを一周。もともと高水準で上手にまとまっていたゲームだったのが、忠実にリメイクされたというのだから、悪いゲームになるはずがない。本作はとにかく欠点や不満が少ないため、普通に遊ぶだけで心から楽しめる素晴らしい作品だ。よって言うべきことは特に無い。間違いないゲームを求めているなら本作はうってつけである。


◆一番良かったのはマウスの挙動が改善された点だろうか。全編通して射撃に関係してくるため、現代的な操作感への変更は非常に助かる


◆使いづらい武器にも強化の調整が入り、好きなものを使ってくれといった設計になっている。無印では空気気味だった火炎放射器も、本作では小さい敵の処理や大幅に体力の減った敵のトドメなど活躍できる機会も増えた。新エンジンによるエフェクト強化も見栄えが良く、使う価値が大きかった

日記サイトであることに甘える

優れたゲームはたくさん売れる。その結果プレイヤー母数が増え、優れたレビューも多く出回るわけだが、それらを見た私はもう書く気力が相当に下がっている。書く必要性を感じないうえに、自分の労力に先にあるものが下位互換だからだ。もともと省エネ体質ということもあるが、世間に何かを発信したい意欲は他者よりも低い。これまでに書いたことは無いが、このサイトは単なるゲームのプレイ記録の集合体であり、文章の内容よりも遊んだゲームタイトルを積み重ねていくことに意義があるのだ。目標は記録を続けることなので、やる気が感じられないように読めた記事は、実際に私の気が進んでいないことも多いだろう。軽く(察して)流してもらいたい。

デモモ・ナジャ

五つのDemoをプレイすると一つの記事にまとめて消せるらしい


Relentless Frontier
11/6にアップデートされたVer1.1を難易度Mediumで一周。丁寧なチュートリアルはなんだったのかと言わんばかりに、2面から激しいアクションが求められるDoomer向け作品。肝となるのはOmnifuel(アーマー下のOF表示)というエネルギーで、ヘルス、アーマー、弾薬のどれか好きに割り振れるため、戦略性とリプレイ性がある程度担保されている


Siren v0.8c – A Doom Total Conversion
Alienをイメージしたゲームという話。遊んでみるとFEARやBIOHAZARDにも近い印象を受ける。先のRelentless Frontierとは違うベクトルで戦闘が難しめ。慢性的に足りない回復材と倒せない敵に追われる恐怖でプレイヤーはかなりの緊張状態を強いられるが、それに見合うだけマップ構造が面白く、夢中で遊んでしまった

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Shadow Warrior 3 – 情熱が無ければコチラ(5)

難易度Medium(2/4)で一周。DOOM Eternalに似ているという意見をよく見かけるが、私もそう思う。ほぼそのままと言ってもいいだろう。違う点は”緩さ”だろうか。制約がないとも言える。例えばEternalは所持弾薬の上限を下げ、プレイヤーにヘッドショットの成功や弾薬管理のプレッシャーを与え、敵へのグローリーキルを強制してくる作りだったが(キチンと練られたバランスで)、本作はそういった圧や窮屈さをほとんど感じなかった。

好きな武器を使い近距離でオラオラ遠距離でチマチマ削ってもいいし、グローリーキルに代わるフィニッシャーシステムやトラップを活用してもヨシ、カタナを中心に忍者/侍プレイしてもヨシといった感じで、やりたいように立ち回ってくださいといった良い意味で雑な印象を感じる。Eternalは挑戦を求めるコアなゲーマーに受けているようだが、力を抜いてカジュアルに楽しむ分にはこちらの方が娯楽としては優れているだろう。戦闘をヌルく感じた時は、チャレンジ欄を埋めていくように行動していくと程よく難易度調整できて楽しめるように思う。


◆シークレットを探しながらゆっくりと遊んでも10時間はかからないので、気軽に手を出せる。もはやサブスク用コンテンツと言っても過言ではない気がする

Hi-Fi RUSH – ノービート

難易度ノーマル(2/4)をぎこちなくクリア。本作はBGMを心地よく感じられるプレイヤーを気持ちよく導いてくれる反面、上手にBGMに乗れなければ、攻撃や防御はおろか移動すらもおぼつかず、なかなかに苦しい。求められるスキルはテクニックよりも音楽に乗ることだ。

前半こそアクション操作でゴリ押しできるものの、後半はやはりタイミングよくパリィを成功させる必要があり、そこそこのリズム感が必要となる。とはいえ、繰り返しチャレンジしていけば、慣れていき詰まることはないだろう(イベントはQキーでスキップ可能)。曲だけでなくストーリーやキャラクターにも十分な魅力があるため、世界観が気に入ればやり直しも苦ではないはずだ。10人中7・8人が楽しめるようなゲーム内容でとてもよく出来ている。


◆あまり語られていないがシークレット探しが楽しい。正規ルートから見えていない場所には素直にお宝が置かれていることが多く癒される。そこら中に配置されているアイテムの入った箱をギターで力いっぱい叩き壊していくのも、破天荒なロック歌手のようでなんだか気持ちよかった


◆クリアタイムだけは毎回S評価。リズムに乗るというゲームの性質上、急ぎ足でプレイするのはあまりよろしくない。理想は楽器の練習をするように、新しく得たアクティブスキルをトレーニングモードで繰り返し手に馴染ませる、積極的に出来ることを増やす姿勢の方が楽しめるだろう

単純な好みか適応力が無かったからか

本作はアクションとリズムが上手に組み合わさっており大多数の人が楽しめる出来とはなっているが、リズムよりも自分の思い通りにキャラクターを動かしたいと考えているゲーマーとは相性が悪い。攻撃も防御も行うべきタイミングが指定されているようなものだからだ。特に速いアクションゲームが好みだと、ゲーム全体が緩慢に感じることだろう。さらに私は興味の範囲が狭いので、楽しいゲームのBGMしか好きになれない。ゲームが先なのだ。ゲームが楽しくなければその音楽に興味すら沸かないのである。結果的にアクションもリズムも洗練され続けた単体の方がいいように思えてきた。アクションはもとより得意でない音ゲーでさえ、譜面を叩くといった一つの動作に集中できるため、本作のような戦闘の複雑な要素に意識を持っていかれることもなく、余裕をもってリズムに乗っていけ気持ちよく遊べる。