Scorpion: Disfigured – 出だしの悪いFPSRPG(2)

主人公Scorpionのスキルが充実してくると、戦闘がヌルくなる。主な要因はスローモーとシールドの燃費がよくなることだ。さらにHP上限を増やすことで、過剰に出現するヘルスパックをうまく利用できる。そのためプレイヤーは死を遠いもののように感じるだろう。だが序盤があまりにも貧弱だったので、過剰な強化は受け入れやすいとも思う。

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体力、武器、スキルを上げることができる。とりわけ攻撃よりも防御の方が重要で、体力の上限をあげるのは過剰に出るメディパックと相性が良い。武器と攻撃スキルは余裕があれば。

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ガトリングや火炎放射、光学迷彩、強力なアーマーなど敵兵の種類は多く、プレイヤーを飽きさせないようになっている。それらは強めの調整をされているものの、困ったらシールドを張ればよいので、キツさは感じにくい。

クリアには10時間以上かかったが、終わってみればユニークな要素が多く、悪くなかったかなと思う。

若干バグあり

GamersGate版を遊んでいて、いくつか細かいバグが目に付いたが、進行に影響がないので気にしなかったが一応記載。エレベーターでスッポ抜けが頻繁に起こるが、Half-Lifeと同じで適当にWASDを押して動いていると回避できる。また、クライアント落ちが3回ほど起こった。そのうちの一つは敵キャラにDon`t Move と言われた瞬間に落ちたので、おそロシアの片鱗を味わった。

Scorpion: Disfigured – 俺が撃った方が当たる(1)

どこかでみたような要素を詰め込んだ実験的なFPSになっているので、システムはPCゲーム道場の解説を見たほうが良い。私が書く内容は普通に遊んだプレイヤーとしての主観的な感想だ。

異常な命中率の低さ

システムはDeus EXをお手本としているようだが、レベルアップすればしっかりと銃があたるようになるJC Dentonとは違い、このゲームの主人公は最後まで可哀想なほど銃が当たらない。そもそも銃口とレティクルがずれているという感じすらあって、シューターとして遊ぶことは絶望的だ。

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ステルス要素が存在しているので容易に接近できるのだが、上のスクリーンショット状態でショットガンで胴体を撃った時ですら、散弾の半分も当たらない。下手をすると頭より上を撃ったことになる時すらあるので、実銃を持ったことのない貧弱な私でもこう言ってしまう。「俺が撃った方が当たる」

では、つまらないのか

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中距離以上で戦闘をすると一方的に撃たれるだけだが、近距離戦闘が好きならそれなりに遊べる。有限だが強力なシールドを張ることができるので、それを利用して一気に距離を縮めてショットガンをぶち込むのが基本となる。なお、接近した後には別のエネルギー枠でスローモーが使えるので、SMGでフォローするのも有効。特殊能力をガンガン使うことに抵抗がなければ戦闘難易度は低いといえる。

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本当に画期的なMAPシステム。立体的なビジュアルとナビゲーションがあるので迷うことは少ないだろう。せっかちさんにも優しい。

チャレンジ精神に溢れるゲームだが、戦闘バランスは破綻している

超能力の要素を活かすために射撃が犠牲になっているのが惜しいが、個人的にはかなり楽しめている。中盤から火力が上がってきたのでクリアが楽しみだ。

Half-Life: Opposing Force – 戦闘が楽しいアドオン(1)

チートを使ってクリアしたのが気持ち悪かったので、難易度Normalで最初からやり直してみた。主人公はゴードンフリーマンを襲った敵対勢力側で、当然仲間も軍人だ。彼らは攻撃力が高く頼りになる。

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エイリアンを相手にすることが多く、SF風味でありながらミリタリー要素もあったりして中身が濃いように感じる。ラストに行くほど息切れ感があるが、全体的にテンポが良く戦闘もちょうどいいバランスで楽しい。

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みんな大好き…じゃない異世界のXEN。個人的にはクイックロード前提のFPSジャンプアクションは好きなので、短くて残念だ。

Deus Ex – ゆっくりと堪能した(13)

Regenerationという回復能力が異常に使いやすかった。これのおかげで体力管理が必要なくなり安心してゲームを進めることが出来た。Ballistic Protection(皮膚硬化)やTargeting(HP確認)も戦闘を楽にしてくれる。

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Simonsと対決。すべての発言を拾っているわけではないのだが、Nano-Augmentationを施している割には自分の体について知識が足りていないという印象。

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Tracer TongとMorgan EverettとHeliosのうち、誰に賛同するかでエンディングが変化するようだ。全員が胡散臭いのは気のせいではないだろう。


そんなわけでDeus EXをクリアした。特に優れていたのは右クリックによる操作だ。直感的にDentonを動かせるのでゲームへの没入感を高めてくれる。問題の解決にある程度の自由を持たせてくれる点も一役買っている。最高のRPGだった。心残りなのはPaulを死なせてしまったことだ、考えていたよりも重要な人物だったのでロードしまくってでも助ければよかった。

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ゲームをクリアした後にトレーニングモードをもう一度やってみた。本編前に用語の説明を聞いてもチンプンカンプンだったが、今ではそこそこ理解を深めることが出来る。重要な人物の顔を見ることも出来るので、しっかり作りこんであるなと感じた。

Deus Ex – 楽しさを受け止めきれていない(12)

ブルックリンではオーソドックスな潜入を要求される。中盤にさしかかりDentonの動かし方に慣れてきたので、ほとんど困らずにクリアできた。Augmentationは偉大だ。

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爆薬が足りなくなるという心配があったが、そこら中にゴロゴロ転がっているので問題はなかった。

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ナース服の踊り子、兼小説家の女性にチップを投げていろいろな情報を聞く。その他、パン屋のドラッグを盗んだり、CD屋のATMをハックしたり、クラブの元従業員から倉庫のパスコードを買い取ったりとやりたい放題でパリの夜を過ごす。

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Guntherと直接対決することになる。が、戦う前にKill Phraseが鳴り響く。彼の近況はAdept 34501というキャラの日記を書かれているのだが、読んでみるとなんとも言えない気分になる。型落ちしたメックが隅に追いやられるというAugmentation技術の混乱が現れている。

終盤にさしかかり感じていることがある。それは面白い要素が洪水のように流れこんでくるのに、肝心の私がそれを受け止めきれていないということ。そのせいか、置いてきぼりを食らっているような感覚になっている。あくまで娯楽なので気にしてもしょうがないといえばそれまでだが。