Crysis 3をプレイするにあたってストーリーを復習するがてら、数々の迷言を見直す目的で再プレイしてみた。実は去年Far Cryの難易度Challengingのクリアしており、この経験があれば難易度Realisticでもクローク機能を縛ってもイケると高をくくっていたのだが、難所で何回も死んでいくうちにシステムから「オプションから難易度の変更が可能です」と哀れまれるのもバツが悪く、ピンチの時のみクロークを解禁という俺ルールを作成。しかし、これがいつの間にか今流行りの『拡大解釈』により、戦車やヘリの索敵能力がキツすぎるのでクロークOK、沢山の敵が待ちぶせしているからクロークOK、キョン将軍もナノスーツを着てるからクロークOK、エイリアンはふよふよ浮いてウザいからクロークOKと、別にピンチじゃなくてもクロークを使いまくるようになる。ああ、人間って悲しいまでに楽な方へと流されていくんだなぁ。
ありがちなクリア感想として、前半は巨大なMapの攻略方法がプレイヤーに委ねられているのが自由で心地よく、スーツの強力な機能と相まってプレイ全体がユニークで面白い。後半はアーマーモードでショットガンをぶっ放して乗り物を運転するだけなのでそこそこといった感じ。また、難易度RealisticはNormalよりも適度に難しくなっていてスーツ機能を適宜に使うことが求められるので、状況に合わせてリアルタイムでスーツ機能を切り替えるテクニック(習熟)が重要になってくる。スーツ機能を自由自在に使いこなせるようになれば、いつの間にか万能感でいっぱいになりCrysisの虜になっているだろう。ゲーム操作がとても面白い。今回GTX970での再プレイはALL High設定でおおむねフレームレート60を保つことができたので、高性能なビデオカードを所持していて本作未プレイのユーザーには今現在でも、いや快適に遊べるようになった今現在だからこそ大いにオススメしたい。