Hard Reset – 敵配置が意地悪なDLC(9)

Normalでさっくりとクリア。全部で5つのステージだが3時間ほどでクリアできた。本編よりは少し落ち着いた感じの色合いで、後半は工場周辺で戦闘することになる。とにかく青っぽいサイバーパンクな本編よりも普通のゲームに近づいたとも言える。

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このDLCの特徴は高低差。地面にべったりはりついて射撃をしていた本編とは違い、浮遊している敵やフロアの違う敵が襲ってくる。それ以外にも地面に凹凸があったりと複雑な要素が増えている。

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攻撃に使えるオブジェクトの減少によって、範囲攻撃のできるElectric Mortarの重要度が増した。RailgunとSmartgunも相変わらず強力であり、実弾系に比べN.R.G.(エネルギー系)を使う時間が増えた。

ボスもいるが凝ったパズルなどは必要なく、適当に撃っていれば倒せる。DLCのラストにパズル形式のボスはいらないと思うのでコレで良かった。唯一の不満点はアップグレード要素がまったく増えていないことだ。XP(シークレット)の恩恵が殆どばかったので、バランスを壊しても何か1個増やしてくれたら良かった。

Legend of the Beast – 難易度Hardでやってみた(14)

Serious SamのDLCということで最初から全ての武器を持って好きなだけ撃てるようなゲームを期待していたが、実のところ強い武器がほとんど出てこない上に弾薬の制限も厳しい。というか、逆に制限の厳しさを楽しんでもらいたいと言ったメッセージを感じる。このような仕様に賛否が分かれるとは思うが、個人的には結構楽しませてもらった。

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◆最初から最後までエジプト風のMAPが続くため、Samも思わず「デジャブ?」と漏らす。全編を通してColtの使いこなしが重要で、Juvenile Arachnoid(黄サソリ)あたりにもヒットアンドアウェイや遮蔽物を活かした位置取りでダメージを抑えながらの立ち回りが必要になってくる

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◆慢性的な火力不足に陥っているのにもかかわらず、敵のラッシュがドンドン強力になっていくので、一人称視点では進むことができず、思わず三人称視点に切り替える場面も。このようなことはマルチプレイでしかしたことないのだが。全体的に弱武器をメインに敵を倒していく作りになっていて、HDではない無印Serious Samのようなバランスになっているのが大きな特徴。どうも古参のファン向けDLCといった立ち位置に近いので、誰にでもオススメできるものではなさそうだ

Titan Quest – 簡単にはクリアさせてくれないようだ(6)

それなりにレベルを上げたのだがAct3のTyphonが倒せない。というかその前のTelkinですらScrollを使わないと無理なので、Epicでアーティファクトを作るのをサボったのが原因だと思う。明らかに属性耐性が足りてなくて苦しい。無印TQならばラスボスということになるし、 少しはトレハンしないとクリアさせてくれないようだ。

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これまで紫のレア装備でゴリ押ししてゲームを進めてきたものの、かなり限界を感じてきた。「ちょっと使える緑装備」にレリックをはめてみるものの、既に焼け石に水といった感じで急激には強くならないようだ。真面目にwikiを見てみると、Hun/RogではTracker’sというセット装備が最終候補ということを知ったのだが、手に入れようとする意欲が湧いてこない。硬派なトレハンゲームをやっているというのに、ボスを回すというのが面倒と感じるのは致命的か。とりあえず、息抜きにサブキャラでEpicを遊びながらアーティファクトを作ってみようかな。

Deus Ex – 素直にこのゲームを楽しめるか?(8)

Human Revolutionを先にプレイしたおかげで、プレイするのに抵抗は少なくなっていた。iniをいじってFull HDに出来たので非常に快適。日本語化もしておく。英語でやれって言われても私では楽しめそうにない。RPGですしね。日本語化するとレンダラーと相性が悪くなり、画質向上が難しい。ストーリーに集中したいため難易度はEASYに。DentonはJensenより遥かに硬いため無理が利く。派手に戦闘しても問題なし。ドンパチをしないほうが経験値が多くなるのが明確なRevolutionとはここが決定的に違う。私はこちらのほうが好みだ。いや、初代をやった人ならばみんなそうだと思う。

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Dentonは非常に新しいAugmentation(肉体改造)をしているが、少し前の型であるAnnaは人間とはかなり遠く感じる。ココらへんの事情から、ちょっと目の敵にされている。僕のDenton君はクールなイイコちゃんに返答してるので、角は立っていないはずだが。そんなにドンパチしたいのか「他の入り口でも探す気?」と怒られる。なんという別ルートを探してくれフラグ。意外と近くにヒントがあったので、こっそりと潜入してスマートにミッションを解決。その行動がゲーム内で過剰に評価されてすぎて怖い。

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ミッションが始まったり、終わったりするとメインテーマが流れる。非常にカッコイイ…。聞き惚れてしまう。やけに初代Unrealそっくりだと思ったら作曲者の人が同じだったんですね。どこをとっても面白いゲームなのですが、いろいろな前情報が無ければ楽しいと感じなかったかもしれません。話が進む度に膨大な選択肢を迫られて、どれが正解かわからないまま進む。そもそも正解を選ぶ必要があるのかないのかもわからない。不安のままにストーリーが進行していく。とりあえず、アクション部分では詰みそうにないので一安心。ゆっくり物語を楽しみながらプレイしていきたいです。

NecroVisioN – Normalでは力を持て余す(2)

チャプター6からShadowHandという強力な近接武器が手に入るのだが、あまりに強すぎるので退屈になってしまった。破壊力に物を言わせて、突っ込んで殴りかかるだけで雑魚敵を蹴散らせる。加えて死ぬ直前にはスローモーがかかるので大きなミスをしたとしても逃げることが可能だ。一応発動には条件があるのだが、非常に緩いものなので毎回スローモーになると考えてもいい。もしもゲームエンジンのロード時間の長さを考慮して、このバランスになったというならば残念という他ない。

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Skull Chaserという火の玉が異常な強さで、チャプター5までのコンボで火力を補うゲーム性とは真逆だ。これに急激に醒めてしまった。

プレイヤーの火力が高くなっただけならば良いのだが、敵の数がそれに見合ってないのも問題。コンボゲージが溜まっている間はどんどんこちら側の火力が増えるので、「もっと敵をもってこーい!」というお替わりしたい状態なのに、すぐに戦闘が終わってしまって不完全燃焼だ。最後のチャプターだけ多くの敵がワラワラと出てきてくれるのが救いだ。ひょっとしてNormalでプレイしたのが間違いだったのだろうか、「俺達のゲームを気に入ったならHardでリプレイしてくれよHAHAHA」ということか?

前半は貧弱な攻撃力をコンボで補うFPSで、後半は力でねじ伏せるパワーゲームだった。Hardでのプレイは続編のNecroVisioN Lost Companyをやってから考えたい。