Need for Speed: The Run – 車が思い通りに動けばソレでいい(2)

今までのNFSシリーズがーとか車の挙動がーとかどうでもいいから、俺を気持ちよく走らせろ!という願いを叶えてくれる良いゲーム。値崩れしてきたのでストーリー(キャリア)モードを一周したいだけという人には良い選択だ。

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シリーズ伝統の警察は適度に邪魔して盛り上げてくれるが、今作では脇役という位置なので出番は少なめ。その警察との対決で車を破壊されると、リトライすることとなるが、その時の長いロード時間が目に付く。また、クラッシュ時の復帰が遅いのもテンポを損なっているが、個人的にはどちらも適度に休めてよかったと思っている。

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グラフィックはゲーム的な綺麗さを誇る。対向車のヘッドライトが青く光るのが格好良い。光源などはやり過ぎではあるものの、青白く色調を変えたBF3ではわからなかったFrostbite 2の本当の色彩が堪能できてよかったと思う。

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人物モデリングも良く、綺麗なレースゲームって気分がいい。

Armed Forces Corp – 味方NPCはただのカカシに限る

SAS: Secure Tomorrow,Battlestrike – Shadow of Stalingradと同じく、味方NPCがプレイヤーを置いてきぼりにして勝手に敵を倒して進むゲーム。前述した2つよりもこのダメ要素が強く出ているので、出現する敵の7割ぐらいは持っていかれることを覚悟しておこう。

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頻繁に見かける「味方は撃てないよマーク」。NPC達には移動する場面ですらに出し抜かれることが多々あるのだが、戦闘となれば嬉々として射線上に割り込んでくる始末だ。当然プレイヤーは銃を撃てなくなるので、射線外に移動しなければいけないのだが、その時には既にNPCが戦闘を終わらせている。完全にクソゲー。

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ドアを開けるときには突入イベントがあるのだが、スローモーの恩恵は先に突入するNPCが受けることとなる。プレイヤーは指を加えて待っているだけで何も面白くないので、誰のためのイベントなのかまったくわからない。終盤にはなんとなく敵の方向に向かって撃てば倒せるUSAS-12とAKよりも破壊力が高いFN SCARという超強力な武器が手に入るが、最後までNPCが敵を倒してしまうので、使いどころは特にない。

3時間ほどMAPを歩いているとゲームをクリアできる。ゲームエンジンのおかげでFPSの基礎部分は良いのだが、味方NPCに敵を横取りされてしまえば良いも悪いもない。敵を倒せる場面があまりにも少なすぎるので、シューターとしては絶望的につまらない。いつもより更に悪いCity Interactiveクオリティとなっており、オススメできないとかそういうレベルではない。

Ravaged – Demo 旗じゃなくて燃料のCTF

3時間ほどプレイしてみたのだが、つまらない上に人が居ないという負の連鎖でサーバーには閑古鳥が泣いていた。優れている点は世紀末な世界観だけで、それを利用したトレイラーは楽しそうに見える。

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  • CTFというルールをわかっていないプレイヤーが多い

恐らく「これはCTFだったんだ!」と気が付いても、相手陣営には旗を守っているはずのプレイヤーが居ないので自軍に戻るだけで簡単に点数が入ってしまう。運良く(?)敵がこちらの旗を奪っていたら点数を増やせないわけだが、その旗を奪った敵を味方が倒してくれないと安全に点数を稼げないので、ゲームにならない。

  • CTFというルールを全員が理解していたとしても?

ゲーム全体が悪い意味で大味であり楽しいところが想像出来ない。オブジェクティブ系のゲームにありがちな「ルールをわかっている人が多ければ楽しいはずなのにッッ!」という妄想が抱けない。製品版で非常に作りこまれたMAPが出ればどうなるかわからないが、現状では日本から遊ぶにはネットコードが悪すぎて射撃部分にも期待出来ない。

2013/01/11 追記

悪くない。ルールを知っているプレイヤーが多いチームが勝つという状態が多いのは事実だが、それなりにゲームを理解しているプレイヤーが増えていたので、バギーに乗ってヒャッハー!燃料を出せー!というモヒカン気分で遊べるようになっていたのは大きい。

現在Free Weekendのおかげなのかユーザーが10倍以上に増えており、まさに遊ぶなら今しかない!という状況になっている。開発の2 Dawnが頑張っていることは認めるが、ここが生死の分かれ目になるだろう。

Deus Ex – 地下道の追跡(9)

大作ゲームほどプレイスピードが遅いのはよくある話。特にこのゲームは急いでプレイする必要が微塵もないので本当にゆっくりやりたい。

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じゃ、あとよろしく。と地下道に連れてこられて孤独感を味わう。しょうがないのでここいらの住人から話を聞いて解決するというロールプレイを始めるのである。「薬の売人をなんとかしてくれ」と頼まれたのでショットガンでぶっ飛ばしたら周りの人が逃げていった。完全にPostal Dude状態。

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ものすげぇ暗い場所をステルスしながら進むとLebedef(レベデフ)を殺せという目標に変わるが、実際に会ってみると降伏してきた。悪いやつだけど「捕虜になるお」とか言ってきたので今回も爽やかに事件を解決だと喜んでいたら、仲間のAnnaがぶっ放してた。殺人機械すぎる。

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兄貴が裏切ったり、同僚が殺人機械だったり、命令通りぶっ殺せよハゲと上司に怒られたりでふんだり蹴ったりな状態になった。武器屋のおっさんだけが癒してくれる。陰鬱な雰囲気が加速していく。

Titan Quest – Brigand / Legendaryクリア(7)

Typhonを倒せず、いろいろと絶望した挙句に考えついたのがLethal Strike(Rog)で逃げ撃ちするという装備の質が絡まないアクションゲーム。それで少しづつ削っていき奴を撃破。雷、炎、毒の耐性をそこそこ付けておいたのも功を奏した。こんな調子でほとんどトレハンしないままラスボスを倒して終わり。Epicをクリアした時はとてもゲームをつまらなく感じたが、これは自分のビルド(マスタリ)が強すぎた原因だろう。あまりに強すぎるのでLegendaryまでトレハン抜きで進めることができてしまったので、ゲーム性を理解できなかったのだ。

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Act2のTelkineを回しながら気が付きたくなかったことに気が付いてしまったのだが、ボストレハンのついでに倒しやすい敵を狩ったほうが経験値の効率がいいようだ。このほうがアイテムも経験値も得られそうなので、地上のMAPでウロウロするのは息抜き程度ということなんだろうか。

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何時間かAct3のTelkineと戦っていると、攻撃パターンや属性攻撃を把握できるようになった。今更過ぎてヤバイ。それに何回も倒すことで上手くなっていき、事故を減らせるようになったので、自分の操作とキャラの強さが同時に上がっていくのを感じられてよかった。