Grim Dawn – 足掛け三年

出来る限りトレハンしたくない意志のもと、耐性を作りやすい盾+片手剣のSoldierを選択。触ってみると、このマスタリーは攻撃一辺倒の近接だった前作TQIT(1.17a)のWarfareとは違い、防御面も充実しているのが分かった。サブのマスタリーにはどれを組み合わせてもうまくやっていけそうなので、ペット(使い魔)を呼べるのShamanとOccultistが候補に。ShamanからはTQITのDreamのような「強いけれど面白くない」ニオイを感じたため、Occultistを選択。こっちは毒も使えるし(14歳)。

基本的に強そうなスキルを上げて殴っていくだけで思惑通りにトレハンせずにクリアできた。範囲攻撃できるようSoldierのスキルを上げていき、そこにOccultistの毒や耐性減少を乗っけると、いい感じにマスタリーを組み合わせる本作の醍醐味を味わえて良かったように思う。操作ミスが起こりにくいようにアクティブスキルの数を減らしたのもプラスに働いたかな。難易度Normalはチュートリアル兼アクションゲーマーでも遊びやすいように作られているため、万人にオススメできそうだ。


◆強そうなスキルはだいたい強い。微妙そうなスキルは100時間単位で遊ばないと価値が分からなかったりするのがこの手のゲーム


◆特に面白みのないキャラ装備。コンポーネント関連は敵の密度が上がったからかポロポロ落ちるようになり、気軽に試せレア装備にも使えるようになったのでTQよりも好印象

The Witcher 3: Wild Hunt – レベル10まで(1)

  • 物語…★★★★
  • 選択肢を選ぶ…★★★★★★
  • 移動…★
  • 戦闘…★★
  • アイテム集め…★
  • 時間対効果…★★

良質なRPGを触れておこうと思いプレイ。過去作の1と2には触れていない。難易度はストーリー。前知識なしで遊び始めたが、物語及び会話が良い感じだ。面白い。ロールプレイと言えるのかは分からないが、半分ゲラルトとして振り舞いながら、もう半分は私自身が素直な気持ちでキャラクターの話を聞いたり、答えたりするのがなんとも心地よい。心地よく感じるのはシステム側からのプレイヤーコントロールや会話の破綻が少ないからだろう。しかし、楽しく感じるのはその部分のみで、移動や戦闘は退屈だ。お使いをこなすためのお使いをこなすためのお使いが始まると、もう集中力が切れ時計の方に目が向いてしまう。


◆会話が本当によく出来ている。元々の作りこみか、ローカライズの力か、選んだ選択肢に対して返ってくる言葉がかなり自然だ。こう答えれば、こう返ってくるだろうなという憶測がちょうどよく嵌り、ゲーム世界への没入感を高めている


◆武具・アイテム集めが面倒なので火炎魔法を強くしてみた。範囲拡大や炎上効果が付き使い勝手が良い。燃やしてから切る戦術。今のところ困る場面はないが、どうも魔法一辺倒のスキル振りは賢くないような気がしてきたので、近接を上げるか考え中

System Shock 2 – これほどとは

評価が高いので触れてみた。初めは体力がない、弾が無い、武器がすぐに壊れる、リアルタイム進行、敵がランダムで復活、監視カメラに見つかるとアウトなど、重なり合う理不尽さにクイックセーブ連打で対抗するのが精いっぱいだったが、少しずつキャラクターのできる事が増えていき、システムや雰囲気にも慣れてくると視界が開けていき、ゲームが楽しくなっていった。キャラクターの強化システムが理解できるようになるとアイテム探しにも熱が入るように。英語能力には難があるため、十分に物語を楽しめたとは言えないが、それでもこのゲームには名前が残るだけの質の高さがあるように思う。


◆何も知らずに触ったBioshockでは何故レンチを握っているのか不思議だったが、今回のプレイでレンチを振り回していたら、だんだんと愛着が湧いてきた。Half-Lifeでいうところのバール


◆夢に出てきそうなSHODANの登場シーン。このあたりまでゲームを進めたら、もうプレイヤーはこの世界観にのめり込んでいるはず

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Sacred 3 – セラフィムのイージーをソロクリア(9)

Co-op推奨ゲームをソロプレイでクリアしたのであまり参考にはならないと思うが、一応書き留めておく。選択キャラクターはセラフィム。初代SacredからCitadelまでプレイした経験からセラフィムを選んでおけば間違いないという確信があった。実際クリア後にも困った場面が無く、やはり弱点の少ないセラフィムで良かったと満足感があり、狙った通りの結果となった。難易度はとりあえずNormalを選んでみたが、Co-op推奨は伊達ではなく、一時間あたりで無理だと判断しEasyへ下げた。主な理由はダウン中に無敵時間が設定されていないことで、1対10という頻繁に起こる圧倒的な数の暴力の前にダウン=行動不能状態中にダメージがどんどん蓄積していくのに希望が持てなかった。Easyに変更後は気を抜いても大丈夫だが、気を抜きすぎると死ぬといった感じのヌルめのアクションゲームへと変わったので、真夏の茹った脳みそで適当に遊ぶには丁度良かったように思う。

本作はキャラカスタマイズ機能が貧弱だ。ビルドではなくカスタマイズという単語を使っているあたりで、すでにハックアンドスラッシュ(RPG)のコアなファンは首をかしげるだろうと思うが、私のように強い武器を拾ったら喜んで取り替えるだけの単純なゲーマーには本作はそれほど悪くない暇つぶしに思える。この言い方もどうかと思うが…例えばA、B、Cと特性の違う三つの剣が存在し、それが自動的かつ順番にレベルアップする。Aの剣がLv2になった次にはBがLv2、次にCといった具合だ。リーチの長いC剣が気に入っていたとしても、レベルの上がった攻撃力重視のA剣がリーチの短さを吹っ飛ばすほど強力になったりもするので、基本的にはゲーム側が勝手にレベル(性能)を上げた武器を順に選びがち。このプレイヤーを誘導するようなカスタマイズシステムが完全にキャラビルドとは真逆の”反強制”となっているわけだが、一切の疑問を持たず、適当に敵をぶん殴れればいいやと割り切れるプレイヤーには悪くないのかもしれない。Nvidiaのビデオカードを使っていればPhysXで敵が派手に吹っ飛ぶので視覚的にも優れていて、アクションゲームとしてなかなか評価できる。

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◆ソロプレイで大事なのは広範囲攻撃の確保だ

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◆絶望のハンドルイベント。①ハンドルを回すと敵が出現し邪魔をする②一定時間たつと再度ハンドルが回せるようなる③再度回すと同じように敵が出現しそれに耐える④計6回ほどハンドルを回すとクリア。このイベントの恐ろしさは難易度ではなく、資金が足りなかったのか、アイデア枯渇を恥ずかしいと感じなかったのか、異様なほど頻繁に出てくる点だ。ただでさえ終始単調なハックアンドスラッシュの抑揚になるべきイベントすらも単調だというのにびっくりするほど大きなため息がでてくる。気の合った友人とのCo-opでも笑い飛ばせるか疑問だ

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Fallout: New Vegas – いんすたんとおれつえー(5)

「なんとなく二週してみたい」というゆるい気持ちが第一にあり、しかしながら本作Fallout: New Vegasは戦闘能力よりもコミュニケーション能力を高めた方がゲームを有利に、そして素早くクリアできるため、何も考えずにプレイすると一週目と同様の遊び方になる可能性が高く、二週することの意味合いが薄くなる恐れがあった。しかしプレイ時間を増やしてまで違うプレイスタイルで遊ぶほどの意欲は無い。そんなどうしたものかと考えていた時に、経験地倍率変更のMod(Choose XP)を発見したので、さっくりと両方の能力を上げればいいじゃんという安易な発想のもと二週目を開始してみた。

私の選んだ経験地倍率は333%増しであるが、考えていた以上のペースでレベルが上がるようになったので、軽い驚きと少し複雑な気分になりながらも伸ばしたいスキルを好き放題伸ばしていった感じだ。開発には悪いが、弾薬システムを無視できるくらいに射撃を強くしたので、気ままに荒野を散策し、適当に銃撃戦をするだけでよくなったのでとても気楽で良かった。Fallout3に近い。あくまで「なんとなく二週してみたい」だけなので超!エキサイティン!!な体験は求めていないのだ。中盤までは戦闘が楽になった分だけ一周目と違う物語展開にしてみようと考えていたのだが、異国の情勢に手や口を出すことが面倒に思えてしまい、結局一週目と同様にYes manのYes manに徹することにした。表面上はリプレイの意味が無かったとも言えるが、創作物の情勢が事細かに描かれるほど現実でいうところの中東というか、縁遠いものとして感じられ、自分がでしゃばるべきではないと自覚できたというか、してしまったというのが成果と言えば成果なのかもしれない。

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◆全ての敵がメタルスライムに見えてくるので戦闘はかなり愉快。この感覚は麻痺せずレベル上限まで続く

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◆レベル上限開放のためDLCを購入してみた。ドンパチ重視と評判のLonesome Roadだ。DLCに相応しいというか、やりすぎというか強力な武具とアイテムが手に入ったので満足感は大きい。特にどこでも寝られる「ベッドロールキット」がゲームブレイカーちっく

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