Torchlight II – 素殴りバサカでNG+クリア(5)

一周目と同じく、ひたすら目の前の敵を殴ってNG+(二周目)をクリア。計30時間プレイしてみて、拾ったレアアイテムが「強いか弱いか」のどちらかだけだったので、ただ単にキャラクターのレベルを上げるだけのゲームと判断。アクションRPGとしての完成度は高いと思うが、少し変わったキャラクターを作りたいといった用途には適していないので、長い時間は楽しめそうにない。

育成したSTR>DEXのBerserkerはIce Shieldのおかげで遠距離からのダメージが減り、一周目よりもかなり楽になった。ただ、ポーションを連打するようになったAct3からふと疑問に思ったのは、自分の攻撃力が紙装甲に見合ったものかどうかということだ。敵を沈める時間は短いので攻撃能力が低いということはないだろうが、他クラスならもっとより良いゲー ム展開を行っているのではないかと考えてしまい(隣の芝生)、不安定な自分のキャラに自信が無くなり、VITに振り込んで少し丸いキャラにしてしまった。今後もし遊ぶとしたら、他クラスを知る意味でEmbermageを一周やってみたい。

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Costume Quest: Grubbins on Ice – 今度はルーシーさらわれた(2)

ハロウィンパーティの一夜を冒険するCostume Quest、そのDLCの舞台は氷のゴブリン村だ。本編のストーリーはさらわれた主人公の弟(or姉)を救うというものであったが、このDLCでも本編で仲間になった理系女子(の卵)のルーシーがさらわれてしまい、それを助けるという似た展開となっている。あくまでDLCなので、この安易なストーリー展開を否定するわけではないが、冒頭からパーティーの中で科学的かつ子供っぱさの入り混じるユニークな発言をするルーシーが連れ去られてしまうのは、掛け合いの質が一段階落ちるのを意味するので、やや不満であった。

本DLCは2時間ほどのボリュームの「よくある拡張パック」といった感じで、雰囲気から難易度、コスチュームを使った仕掛けまでが本編とほぼ同じなので、もう少し物語を楽しみたいというプレイヤーには、なかなかお勧めできる内容だと思う。唯一の新要素は迷路形式の洞窟だろうか、特別難しいというわけではないが、昔遊んだJRPGを思い出し、なんだか懐かしくなった。

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◆ルーシーに限らずCostume Questでは子供達の『歯』を表情に組み入れている。これは他のゲームやメディアでは珍しい表現であり、悪戯心や好奇心の旺盛さがわかりやすく伝わるので、かなり気に入っている。

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Guns n Zombies – 10時間で20000匹倒せる

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ハロウィンセール中のSteamストアを見ていたらカボチャ頭の巨人が目に突き刺さってきたので、気になって購入してみた。10時間ほどプレイして、ウォリアーとメカニックの両方で難易度Normalをクリア。大雑把に説明すると本作は、トップダウンシューティングとタワーディフェンスと買い物によるキャラクター強化の三つの要素から成り立っている。シューティング部分は画面内に大量に押し寄せてくるゾンビをマウスボタンを押しっぱなしで迎え撃つようなトリガーハッピー系。最初は爽快で、中盤には飽きがきて、後半には気の抜けないものとなってくるので、そこそこうまく出来ていると思う。タワーディフェンス要素は、強力なタレットを適当に置くだけで良く、頭を使う必要がない。むしろタレット設置よりも大事なのは、設置するための資源を回収する方で、ゾンビの大群からゾンビの落とす資源を拾い集めるには、まとめて倒したり、ゾンビ達をうまくすり抜ける移動が必要となる。

買い物要素は重要かつ問題だ。とにかく売られているアイテムの価格が高く、手に入るお金(クリスタル)の量が少ないため、無駄な買い物をしてしまうと一気にゲームの進行が辛くなってくる。一応、クリアしたステージをやり直すことで、お金を稼ぎだすことも可能だが、その報酬があまりにも低い。しかもミッションを途中で失敗すると、その間に稼いだ報酬は無くなってしまうので、下手をすると「安全なステージを安い報酬で繰り返しプレイし金を稼ぐ」という苦行にハマってしまう。また、遊ぶ度にアイテムの配置がランダムになるということでリプレイ性を上げているというシステムだが、こちらの戦力がカツカツな時は難易度上昇という方向に働き金稼ぎの邪魔になり、戦力が揃う頃にはランダム配置の『浅さ』に慣れてしまい、有ってもなくても無くてもよいといった程度になるので、うまく働いているようには思えない。

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◆自キャラとDroneとタレットでの集中砲火がこのゲームの基本形だ

単調なゲームなのに、何かとプレイヤーにリプレイを求めてくる本作はかなり人を選ぶ。リプレイの際には、難易度を上げたり、大金を得られるようにサブ目的を達成させたり、Achievement解除による報酬を狙うことで、ある程度は遊べるように工夫できるが、基本的に作りが雑なゲームなので、結局は何をしても作業感を感じてしまうだろう。また、後半には素早すぎて攻撃を当てるのが困難な敵や、ほぼ避けられない誘導弾を連発されることから、アクションよりもキャラ育成に比重が傾いているの分かる。よって、レベリングが苦にならず、自キャラクターを強くするのが好きというゲーマーならば、強力なアイテムを揃え、より効率良くゾンビを倒せるようになるので、そこそこ楽しめるのではないかと思う。現在Co-opモードがテスト状態かつ上手く機能していないようなので、これが正常に動作するようになれば、フレンドとゲームの微妙さを笑いながらゾンビを撃ちまくって盛り上がれるかもしれない。

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Trailerに映っているような強力な武器はゲームクリア付近で手に入るものばかりなので、実際は戦闘はもっと地味である

Costume Quest – キャンディーよこしな(1)

Halloweenの夜にさらわれた弟(又は姉)を取り戻す、一夜限りの冒険RPG「Costume Quest」をクリア。Halloweenという祭りは日本人の私にはほとんど馴染みのないものだが、大々的に行っている国ではこんな感じなんだろうなぁというのが体験できる点で大きな価値のあるゲームかと思う。一見子供向きの絵柄だが、戦闘システムがコマンド選択式かつ80年台レベルのシンプルさなので、刺激に慣れた今日日のお子様ではすぐに飽きてしまいそうだ。逆に、オールドゲーマーが童心に戻るという意味では好都合とも言える。

ハロウィンの雰囲気を知るついでに、久しぶりのコマンド式RPGを遊べたので、非常に満足した。登場キャラクターもキュートで、良い意味でボリュームも短く、日本語化Modもあるので、幼い頃初めて夜祭に行ったワクワク気持ちを思い出しながら、さっくりと冒険するのにとても良いと思う。

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◆民家をノックして「トリック・オア・トリート」すると、人間かモンスターのどちらかが出迎えてくれる。前者からは当然キャンディーを貰え、後者とは戦闘になる

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◆戦闘は難しくないものの、タイミングよく特定のボタンを押さないと攻守共に安定しないので、気の抜けないものとなっている

Torchlight II – Mapworks巡りでLv60達成(4)

ゲームクリア後に遊べるMapworksを何時間かプレイしてレベルを60まで上げてみたのだが、単調なmapを回り続けるだけな上に特別なアイテムが出るわけでもないようなので、やる価値は薄そうだ。どうも素直に2週目を始めたほうがゲームも面白く、キャラクターも早く成長するに思える。ということで、さっそく2週目を開始したのだが、敵のレベルはプレイヤーと同じ60ではなく、51~と設定されているので、かなりヌルめのスタートとなった。

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さて、育てているバーサーカーだが、STR一辺倒ではあらゆる面で苦しくなってきたのでDEXを振るようにしてみた。とりあえず100近くつぎ込んでみたところ、クリティカル上昇は実感できないものの、回避能力が体感できるほどに上がった。一方のスキルはIceshieldをレベル10まで上げて遠距離攻撃の耐性をつけるようにした。10秒毎にかけ直すのが面倒だが、攻撃反射が強力で即死することが減り、かなり安定するようになった。これらのおかげで激しいアクション操作の負担が減り、だんだんと冷静に戦況を観察できるようになってきた。

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◆ドリルが嫌いな男子なんかいません!