Serious Sam 3: BFE – Easyで三週目(16)

マニュアルのリロード、照準、スプリントを使わずにシングルをクリアすることで取得できる「オールドスクール(Old School)」を狙ってみる。どちらかというと、実績解除が目的ではなく、Serious Sam 3の新要素を否定するプレイに何が見えるのが知りたかった。実際にプレイしてみると、走れないのがストレスだが、それ以上にリロードできないのがツラい。

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Sam3のKamikazeは後ろに走るだけで楽に処理できてしまうのでほとんど存在感がなかったのだが、この遊び方ではFEやSEのような怖さ(面倒くささ)を感じる。道中あまりの処理の面倒さに「Sam2のように頭が爆弾のデザインだったらヘッドショット判定を追加して~」ということを思いついたが、オールドスクールのオの字もない。

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武器のリロード時間が気になったので、近接武器のSledgehammerを使ってみたら、あまりに使いやすさにビックリした。Kleerを真正面から叩くのが最高にCOOLだ。頑張ればHarpyも倒せる。難易度がEasyだったこともあり、想像していたよりも面白かった。当たり前かもしれないがNormal以上ではやりたくない。現在、半分まで進んだところだが低難易度でやるにはいい遊びだと感じている。

Crysis 3 – Closed Alpha(8)

Closed Alpha を遊べる権利を拾えたので最高レベルの10になるまで3時間ほど遊んでみた。収録されているMAPだけでは、新CryENGINE 3の力はわからなかった。最初に気が付いたのはクロークしているプレイヤーを発見しやすくなっていることだ。前作はナノビジョンというサーモグラフィーが必要だったが今作は目視だけでも発見が可能になっており、透明状態でキャンプするプレイヤーは減るだろう。後のモジュール次第だが。

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現状のARは威力が低く微妙だ。逆にセミオートのSRは精度が高くて連打も効き、使いやすい。入手できる場所は限られているが、エイリアン(Ceph)の死体から拾える凶悪な銃も使える。威力が尋常ではなく、アーマーモードをも貫通しているようで向かって撃てば殺せるレベル。試合が終わると、自分のフラグシーンが3.4つ流れるので(ハイライト)ゲームの勝敗に関係なく気持ちよくなれる。SRで頭をぶち抜けばSniper Eliteなどでお馴染みの弾丸が頭に突き刺さる演出もある。

シングルもクリアしたし、マルチで軽く遊ぶかなーというユーザーを絶望させたCrysis 2を教訓に少し整えてきたという感じの作りだ。Closed Alphaでは「Crash Site」という重要な場所を一定時間守るゲームモードだけだったが、製品版では「Hunter(無限クロークの相手と戦う)」などCrysis特有の楽しそうなゲームモードを用意しているみたいなので、シングル重視のプレイヤーでも気軽に遊べそうな予感がする。

Armed Forces Corp – 味方NPCはただのカカシに限る

SAS: Secure Tomorrow,Battlestrike – Shadow of Stalingradと同じく、味方NPCがプレイヤーを置いてきぼりにして勝手に敵を倒して進むゲーム。前述した2つよりもこのダメ要素が強く出ているので、出現する敵の7割ぐらいは持っていかれることを覚悟しておこう。

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頻繁に見かける「味方は撃てないよマーク」。NPC達には移動する場面ですらに出し抜かれることが多々あるのだが、戦闘となれば嬉々として射線上に割り込んでくる始末だ。当然プレイヤーは銃を撃てなくなるので、射線外に移動しなければいけないのだが、その時には既にNPCが戦闘を終わらせている。完全にクソゲー。

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ドアを開けるときには突入イベントがあるのだが、スローモーの恩恵は先に突入するNPCが受けることとなる。プレイヤーは指を加えて待っているだけで何も面白くないので、誰のためのイベントなのかまったくわからない。終盤にはなんとなく敵の方向に向かって撃てば倒せるUSAS-12とAKよりも破壊力が高いFN SCARという超強力な武器が手に入るが、最後までNPCが敵を倒してしまうので、使いどころは特にない。

3時間ほどMAPを歩いているとゲームをクリアできる。ゲームエンジンのおかげでFPSの基礎部分は良いのだが、味方NPCに敵を横取りされてしまえば良いも悪いもない。敵を倒せる場面があまりにも少なすぎるので、シューターとしては絶望的につまらない。いつもより更に悪いCity Interactiveクオリティとなっており、オススメできないとかそういうレベルではない。

Ravaged – Demo 旗じゃなくて燃料のCTF

3時間ほどプレイしてみたのだが、つまらない上に人が居ないという負の連鎖でサーバーには閑古鳥が泣いていた。優れている点は世紀末な世界観だけで、それを利用したトレイラーは楽しそうに見える。

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  • CTFというルールをわかっていないプレイヤーが多い

恐らく「これはCTFだったんだ!」と気が付いても、相手陣営には旗を守っているはずのプレイヤーが居ないので自軍に戻るだけで簡単に点数が入ってしまう。運良く(?)敵がこちらの旗を奪っていたら点数を増やせないわけだが、その旗を奪った敵を味方が倒してくれないと安全に点数を稼げないので、ゲームにならない。

  • CTFというルールを全員が理解していたとしても?

ゲーム全体が悪い意味で大味であり楽しいところが想像出来ない。オブジェクティブ系のゲームにありがちな「ルールをわかっている人が多ければ楽しいはずなのにッッ!」という妄想が抱けない。製品版で非常に作りこまれたMAPが出ればどうなるかわからないが、現状では日本から遊ぶにはネットコードが悪すぎて射撃部分にも期待出来ない。

2013/01/11 追記

悪くない。ルールを知っているプレイヤーが多いチームが勝つという状態が多いのは事実だが、それなりにゲームを理解しているプレイヤーが増えていたので、バギーに乗ってヒャッハー!燃料を出せー!というモヒカン気分で遊べるようになっていたのは大きい。

現在Free Weekendのおかげなのかユーザーが10倍以上に増えており、まさに遊ぶなら今しかない!という状況になっている。開発の2 Dawnが頑張っていることは認めるが、ここが生死の分かれ目になるだろう。

Deus Ex – 地下道の追跡(9)

大作ゲームほどプレイスピードが遅いのはよくある話。特にこのゲームは急いでプレイする必要が微塵もないので本当にゆっくりやりたい。

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じゃ、あとよろしく。と地下道に連れてこられて孤独感を味わう。しょうがないのでここいらの住人から話を聞いて解決するというロールプレイを始めるのである。「薬の売人をなんとかしてくれ」と頼まれたのでショットガンでぶっ飛ばしたら周りの人が逃げていった。完全にPostal Dude状態。

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ものすげぇ暗い場所をステルスしながら進むとLebedef(レベデフ)を殺せという目標に変わるが、実際に会ってみると降伏してきた。悪いやつだけど「捕虜になるお」とか言ってきたので今回も爽やかに事件を解決だと喜んでいたら、仲間のAnnaがぶっ放してた。殺人機械すぎる。

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兄貴が裏切ったり、同僚が殺人機械だったり、命令通りぶっ殺せよハゲと上司に怒られたりでふんだり蹴ったりな状態になった。武器屋のおっさんだけが癒してくれる。陰鬱な雰囲気が加速していく。