ClusterBloom – ロメロの運命や如何に(57)

コロナウイルスを患ったJohn Romeroの体内に入り込み、そこに巣くうウイルスをやっつけ彼を巣くって…もとい、救ってあげようというジョークWAD。クレイジーなアイデアが盛り込まれているため、真面目な顔をして遊んではいけない。弾薬の自動回復とメディキットの入手のしやすさから、難易度は高くないと思われる。

Deus Ex: Revision – Human Renovation(16)

Steam実績が実装されたり、GOG.comからダウンロードが可能になったりと、格別の対応を受けているDeus Ex総合ModのDeus Ex: Revision。そのデフォルトゲームモードであるHuman Renovationを難易度Normalでクリア。オプションからShifterまたはBioModのAugmentation調整機能を使用しなければ、難易度が上昇したグラフィック強化Modといった感じ。その難易度上昇さえ適切であれば評価されたのであろうが、強化された敵の索敵能力と射撃精度はステルス系を萎えさせ、戦闘系を進行不能(?)にさせるほどなので、バニラとの違いを比べるという楽しさはあったが、純粋なゲームプレイでの満足感は少な目。


◆近接攻撃力と移動速度を上げ、自分の有利な間合いで戦える剣士風味のDenton。遠距離はスナイパーライフルとGEPガンで対応していく極端な構成。中距離は気合で・・・。


◆現代的なゲームバランスに調整したと聞こえはいいが、ゴリ押し戦闘できる箇所が潰されていたりと製作者の意図した通りの迂回(ステルス)で進むことが強制されている印象を受ける。これが果たして自由度が売りのDeus Exなのか?という疑問は当然沸く

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Project Warlock – ヌルくていいんだ

撃ち心地が良い。遊び始めてすぐにこう感じた。FPSで最も重要な要素は撃つこと自体が楽しいということだ。撃つ動作さえよく出来ていれば、システムがおかしかろうが、マップが悪かろうが、BGMが場違いであろうが、ゲームバランスが破綻していようが、すべて帳消しにできると言っても過言ではない。幸い、本作Project Warlockはクラシックシューターと相性の良いシステムを実装し、全編にわたってマップのセンスも良く、BGMもプレイヤーの気分を盛り上げるように働き、ゲームバランスも終盤に向かって軟化していく傾向にあるが良好と言える。つまり良ゲーなのだ。

アップグレードや残機制などの固有の要素もあるが、2時間ほど遊べばどれを強化しても強化したなりに自キャラが強くなり、死ぬことも無くなっていくことが分かるので、さほど考えなくてもよいと思う。初回のプレイで理想的なキャラを作るというよりは、一周4.5時間という短いボリュームを考慮して、2.3週遊びながら手探りで能力を上げていく方が楽しめそうだ。今回は難易度NormalとHardで計二週した。目の前の敵に向かって好きなだけ鉛玉を打ち込み、壁に向かってInteract(Useキー)連打してシークレットを探す超絶脳死プレイだったが、日中酷使した脳みそを休ませるという意味合いでも優れた娯楽であった。これがFPSだっ!


◆どこかShambler(Quake1)に似てる。こいつに限らずドット絵調のせいか、登場するほとんどの敵に愛嬌を感じる


◆最後のE5だけ急に敵が大量に出現してアクションシューターとして盛り上がる。ここにきて初めて自分の作ったキャラがどれほど成長したのかを実戦でチェックできるのだ

Killing Floor 2 – おんぶにだっこで自殺クリア(3)

上手なプレイヤーに助けてもらいながら難易度Suicidal各マップのクリア実績を解除。主に使ったクラスはメディックとガンスリンガー。恐らく最も容易にチーム貢献が出来るのがメディックであり、さほど責任を感じずにプレイできるのが気楽だった。逆に責任感が重いシャープシューターは選択せず。自殺の世界を知るまでサポートは縁の下の力持ちとして優れたパークのように考えていたが、どうもHardと同じノリで動かす程度だと貢献度は高くないようだ。知識経験テクニックが必要なのかもしれない。ガンスリンガーは優秀なAF2011-A1とRack‘em Upの組み合わせで大物処理がやりやすく、シャープシューターの代わりとして使いやすかった。


◆メディックを選択しているのに回復を行わないプレイヤーが一定数いるため、注射針を打ち込むだけでも(相対的に)最低限の貢献をしていた気がする


◆プレッシャーの少ない方がAim安定する小心者

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DUSK – お試しカスタムマップ(2)

先日より古典的シューターのDUSKにてModが使えるようになったため、DerailedWarehouse in the Woodsの二つのカスタムマップを遊んでみた。製作環境が整って日が浅いからなのか、どちらも一直線に進むシンプルな構造となっているため、本編と同じ感覚で遊ぶことができる。面白いかどうかはボリュームが短いため判断しづらいが、短いが故に手に取りやすいというのはある。Modder達の技術がこなれてきたら、E3M7 Homecomingのような重力を絡めたパズル的なステージが出来上がる可能性もあり、ユニークな存在となるかもしれない。