全25ステージを二時間ほどでクリア。プレイヤーは移動速度と火力に恵まれていて、クォータービュー(見下し視点)のアクションゲームとしてはかなりヌルいバランスだ。加えて回復アイテムが多めに出るので、ミスも取り戻しやすい。しかし、ステージをクリアする度に武器が増えていくのでヌルいけれども単調といった印象は無い。中盤からは典型的なトリガーハッピーとなり、大味ではあるものの、なかなかに爽快な射撃を楽しめる。
「Action」カテゴリーアーカイブ
Overlord – ちょい堕落でクリア(2)
終盤になるとミニオンの統率数が増えるのだが、簡略化された操作のせいでどうしてもミスが起きてしまう。この頃になると雑魚敵も強くなってきて、ミニオンに頼れなくなるので、魔王サマを超強化してクリアまでいった。
前回の記事でストラテジーとアクションと成長要素がうまく噛み合っているゲームと書いたが、中盤までのようだ。後半からはアルカニウム製の武具を装備した魔王サマで無双できるようになる。魔王に近づくという意味では「成長」しているので、良いのかもしれない。
残念ながら完璧な善人クリアではなかったが(おっぱいが悪い)、ブラックユーモアが効いていて結構楽しめた。手下を引き連れてのんびりと世界を歩くには良いゲームだと思う。
Overlord – 目指すは善人魔王サマ(1)
愛くるしいミニオン(子鬼)を操って、悪さの限りを尽くしちゃう?
簡単に言うと洋ゲー版のピクミンなのだが、全ての指示をマウスだけで行えるのでとっつきやすいゲームだ。システムは独特だが、直感的に操作できるので素晴らしい。システム解説はGAME Watchの記事がわかりやすい。
ゲームの中核はよく出来ている
ミニオンを操る(ストラテジー)、魔王サマを直接動かす(アクション)、武具を強化(RPG)と各要素がうまく混ざっているので、自分の好きなスタイルでゲームを進めることができる。問題点としては、次に進む場所がとにかくわかりにくい。恐らく雰囲気を重視したかったのだろうが、ナビゲーションが不親切かつMAPが無いので、だるさを感じる。
嫁を選べるという嬉しいイベント搭載。しかし嫁の候補はアバズレかビッチの二択なので心底どうでもいい。肌が見えてる分だけマシというわけでビッチを選んだら、堕落ポイントが10も上がってしまった。これは村を襲うよりも大きく、善人エンディングに支障が出るかもしれない。
半分ぐらいまで進んだと思うが、やることが変わらないので少し飽き気味。
They Bleed Pixels – Are you serious?
「・・・マジかよ」
プレイヤーを楽しませる(殺しにくる)アイデアが豊富なので、思わず感心してしまう。
死んで覚えるアクションゲーム
キュートなカニ娘を待ち受けるのは凶悪な仕掛け達だ。プレイヤーを殺す気満々の仕掛けをサクサク進めるわけもないので、とりあえず死んで道を覚えることになるのだが、慣れてくるとスイスイと通り抜けれるようになってくるので、純粋にアクションゲームとしての出来は良いように感じる。
大きな特徴として、チェックポイントの場所を自由に決めることができる。無論いつでもどこでもというわけにはいかないが、工夫することによって負担と時間を減らせる。
七時間ほどでクリア。理不尽さがありつつも、決してクリア出来ないような難易度ではないので、最初から最後まで挑戦者として楽しめた。Super Meat Boyよりもストレスが少なかったのは、キャラクターグラフィックのおかげか。触ってみないと楽しさがわからない系統のゲームなので、興味があったら購入してみてほしい。
Dead Pixels – 家探しRPG型ゾンビシューター
ゾンビが周りに溢れて大変!だから空き家で物を盗んで、ショップで換金して銃を買おう!
盗む→買う→殺す→盗む→買う→殺すの繰り返しが気持ち良く、いつの間にかDead Pixelsを好きになっているだろう。やることが単純明快で射撃感も良い、優れたアクションゲームだ。
最初は貧弱な主人公。少しクセのあるゲームなので、ルールを覚えるまでは弾薬不足になったりする。Meleeは使い勝手はいいものの、接近することがリスキー。
三回目のニューゲームにして二時間でクリア。一周が短いのが好印象だ。序盤はゾンビを避けて弾薬を節約しながらの地味な立ち回りを強いられるが、後半は真逆の撃ちまくり展開となる。このギャップ(ご褒美)がゲーマー心をくすぐる。
The Solutionについて
難易度Normalキャンペーン(Dead Pixels)をクリアしたが、もう少し遊びたいということでThe Solutionという別のシナリオをやってみる。こちらも難易度Normal。
- セーブ回数が有限
- ショップが存在しない
- 携帯電話でアイテムの配達を手配することになる
- 次か、次の次ステージ(Street)に木箱が置いてあるので見逃さないように
- インベントリは”i”で開ける
「Dead Pixels」ではショップでスキルを上げることができたが、「The Solution」ではスキルの決まっているキャラクターを選ぶことになる。
とにかく弾薬が少なくて逃げることが肝心だ。最低限のゾンビだけ処理するのは、昔のバイオハザードを思い出す。2Dなので動いているキャラクターはSTG機体のようだが。二回目のニューゲームで余裕を持ってクリア。クリアすると「True ending」という実績が解除された、恐らくここまで遊んで欲しいということだろう。短い時間で楽しめるのでインディーズゲームのお手本だ。素晴らしい。