システムの解説は移植を担当したArcSystemWorksのサイにわかりやすく書かれている。ゲーム内容を簡単に説明すると「ぬるい譜面のリズムゲーム(音ゲー)をノーミスでやり抜く」というものだ。中間地点が存在しないので、文字通り「できるまでやり直し」を強いられる。ポップな雰囲気とは逆の泥臭いレトロゲーム。
序盤はよくあるリズムアクションといった感じだが、後半からは音ゲーでいうところの”Perfect”や”Great”などの正確なタイミングを求められるので難易度Normalでさえ、かなり難しい。うまく作られていると感じたのは「モードアップ」というアイテム。これはステージごとに全部で4つ存在し、1つ取得するごとにBGMや演出が豪華になっていく。盛り上がる音楽でプレイヤーのテンションが上がるだけでなく、1/4攻略したという安心感にも繋がるので、見かけたら無理をしてでも取りたくなる。これが有ったおかげでクリアまでの意欲が保たれる。
◆スライディングが非常に気持ち良い、本当に滑ってるような気分になる
時間をかければクリアできる
実際のところ特別難しい操作が必要なわけではないので、リトライして黙々と体にリズムを染み込ませば何時かはクリアできる。つまりは完全な暗記作業となってしまうので、これを上達や攻略してやったぜ!と取れるかはプレイヤー次第。六時間ほどでクリア。ソコソコ楽しめたが、本作を遊ぶ前に弩級の死にゲーBloody Traplandを遊んだせいか、やり直してもを食らっても感情を乱すこと無く、作業的にクリアした感がある。
◆気に入っている公式プレイ動画