ステージクリア方式のAdventure モードをクリア。本作は死にながら解法を覚えていく、いわゆる死にゲー。特徴はアクションがシンプルな分だけ操作に正確性が必要とされる点だ。難しさのベクトルが違うので単純に比較はできないのだが、難易度はSuper Meat Boy と They Bleed Pixels の中間ぐらいだと感じた。
操作キャラクターは愛らしいケモノ達。赤、緑、青、ピンクの四キャラいるが性能に違いはない。選ぶ基準は色や表情や仕草のような表面的なもので良い。
とりあえず死んで覚える
初見殺ししか無いといい切っていいほどなので、死んで覚えるのが基本だ。ある程度死んでから攻略パターンを構築してから、それを正確に実行できるようになればクリアできる。トラップの判定が非常に大きく「このくらいのジャンプしておけばいいだろう」という甘えは許してくれないので、作ったパターンに自信を持って操作することが大事だ。
攻略パターンを作っても万全ではない?
吹き上がる火玉の出現タイミングがランダムのようにしか思えない。火玉だけが相手ならば、出現したのを見てから通過すればよいのだが、別のトラップと重なると運の要素が絡んでくるように思える。直接殺しに来るトラップの動きも尋常ではないぐらいに早く、人によっては見えないというレベルに達しているため、パターンを構築しても最後に頼れるのは回数によるゴリ押しだ。
アクションゲームとしての評価
死にゲーが好きな人なら楽しめるが、客観的に見て出来の良いゲームではない。「ステージの序盤で必要なテクニックを教え、中盤で応用させ、終盤で浮かれず、集中力を切らさなければクリアできる」というまとまった作りは褒めることができるが、触れたら即死するトラップを単純に置いただけのような配置が多く、実は適当に作ったのではないかと勘ぐってしまう。イライラせずに楽しめたのは確かだが、なんとも言えないマップのデザインだった。ベストな遊び方は死んだ魚の目でリトライするシングルではなく、死ぬのを笑い飛ばしながら遊ぶフレンドとのマルチプレイなのかもしれない。PCゲーマーでケモナーでドMのフレンド…?