AirBuccaneers HD – 雲行きが怪しい(1)

GamersGateを見ていたら新しいAirBuccanersがあったので買ってみた。日本語だとエアバッカニアーズと読むらしい。前作はUnreal Tournament 2004のModだったが、今回はUnityで作り直されている。まだまだ開発途中だが、私はMod時代に軽く楽しませてもらったのでかなり期待している。

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前のAlpha版はボチボチと人がいたのだが、今現在はBeta(0.81)になっており人及びサーバーが少ない。が、これの理由はなんとなくわかる。ゲームを始めるとうんざりするほどのキャラ育成(経験値稼ぎ)が目につくからだ。気軽に遊べるような雰囲気は皆無で、プレイする意欲を削いでしまっている。

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少なくとも私が求めているのは経験値稼ぎや公式トレイラーのような激しいドンパチではなく、思い通りに動かない飛行船でオタオタしながら味方と協力して当たらない大砲を撃つというほのぼのゲームなのだ。目視で敵を発見しているのに双眼鏡でいちいち覗き直してインカミーンと叫ぶロールプレイ。

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◆Mod時代のスクリーンショット。ゲームの雰囲気は変わっていないので昔に遊んだ人も違和感なくプレイ出来ると思う。1人で飛行船を飛ばして景色を見てるだけもそれなりに気持ちいい

Zombie Driver – 昔のGrand Theft Auto?

Zombie Driverというゲームは単調な遊び方をプレイヤーに求めてくる作りなのでどうもやる気が起きなかったのだが、どうも海外のオールドゲーマーは少し感じ方が違うようで「昔のGrand Theft Autoみたいだぜヒャッハー」(そういう精神のインディーズゲーム)という感覚のようだ。それならば私も同じ気持でやってみよう。

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ゲームの目的はお客を送り迎えするタクシーであるが、邪魔してくるゾンビを轢き殺すこともできるよという作り。勘違いしていたのだが、あくまでメインの目的はタクシー事業であり、ゾンビを倒すことではないのだ。そのため気持よくゾンビを引きまくってスコアを伸ばしていると、すぐに車が壊れてしまう。ダメージを抑えたい場合は、やはり道路脇を走るべきだろう。

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みんなが求めているだろうサバイバルモードは確実に本編よりも楽しい。Steamのフレンド機能を利用したスコアアタックは軽い目標として優れている。数時間遊んで操作に余裕が出てくると気が付くが、テクスチャを相当書き込んであるのでとても綺麗なゲームだ。

5時間かからないぐらいでクリア。発売した当初にすぐ見切りをつけてしまったが、多数のアップデートもあってか、かなりボリュームが増えていた。着実に更新を重ねて整えられていったインディーズゲームの成功例かもしれない。最近Zombie Driver HD となってコンソールに配信されたのも頷ける。冒頭に言ったGTAの精神云々は結局わからなかったが、武器の爽快さと適度なハンドリングが遊びやすく、見下ろし型のレースゲームとして優れているように思う。

Serious Sam 3: BFE – Easyで三週目(16)

マニュアルのリロード、照準、スプリントを使わずにシングルをクリアすることで取得できる「オールドスクール(Old School)」を狙ってみる。どちらかというと、実績解除が目的ではなく、Serious Sam 3の新要素を否定するプレイに何が見えるのが知りたかった。実際にプレイしてみると、走れないのがストレスだが、それ以上にリロードできないのがツラい。

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Sam3のKamikazeは後ろに走るだけで楽に処理できてしまうのでほとんど存在感がなかったのだが、この遊び方ではFEやSEのような怖さ(面倒くささ)を感じる。道中あまりの処理の面倒さに「Sam2のように頭が爆弾のデザインだったらヘッドショット判定を追加して~」ということを思いついたが、オールドスクールのオの字もない。

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武器のリロード時間が気になったので、近接武器のSledgehammerを使ってみたら、あまりに使いやすさにビックリした。Kleerを真正面から叩くのが最高にCOOLだ。頑張ればHarpyも倒せる。難易度がEasyだったこともあり、想像していたよりも面白かった。当たり前かもしれないがNormal以上ではやりたくない。現在、半分まで進んだところだが低難易度でやるにはいい遊びだと感じている。

Dawn of Magic 2 – バグったのでクリアということにする(3)

もともとDawn of Magic 2というゲーム自体がバグまみれということを知っていたので、最初から進行不能になったら辞めようと考えていたところ、Mes-Sahrというボスで詰まった。HPを減らすのではなく増やすというパズルは合ってると思うが、なにをやってもクリア判定を貰えないので諦めた。そもそもボスが何回もスタックするし、他のMAPに戻ることもできなくなってしまったので嫌気が差してしまった。解決方法を探すほどのゲームではないのでここで辞める。

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キャラクターは炎の魔法戦士をイメージして、近接攻撃も出来るようにエンチャントとシールドを取った。完全に迷走しているが、炎の魔法戦士が好きなので、カッコイイ姿に満足している。ゲームがバグる直前は、レアアイテムが大量に出たり、キャラが硬くなったり、ポーションに余裕が出てきたりと、かなり脂がのりだした状態だったので少し心残りがある。

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パイロの放射型火炎魔法で汚物を消毒する系。発動して火を出している間は数秒間キャラクターが動けない上に、炎の出ている方向を変えることができないという仕様なので、一方通行の場所以外で使うと、横や後ろから殴られて死ぬ。

Crysis 3 – Closed Alpha(8)

Closed Alpha を遊べる権利を拾えたので最高レベルの10になるまで3時間ほど遊んでみた。収録されているMAPだけでは、新CryENGINE 3の力はわからなかった。最初に気が付いたのはクロークしているプレイヤーを発見しやすくなっていることだ。前作はナノビジョンというサーモグラフィーが必要だったが今作は目視だけでも発見が可能になっており、透明状態でキャンプするプレイヤーは減るだろう。後のモジュール次第だが。

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現状のARは威力が低く微妙だ。逆にセミオートのSRは精度が高くて連打も効き、使いやすい。入手できる場所は限られているが、エイリアン(Ceph)の死体から拾える凶悪な銃も使える。威力が尋常ではなく、アーマーモードをも貫通しているようで向かって撃てば殺せるレベル。試合が終わると、自分のフラグシーンが3.4つ流れるので(ハイライト)ゲームの勝敗に関係なく気持ちよくなれる。SRで頭をぶち抜けばSniper Eliteなどでお馴染みの弾丸が頭に突き刺さる演出もある。

シングルもクリアしたし、マルチで軽く遊ぶかなーというユーザーを絶望させたCrysis 2を教訓に少し整えてきたという感じの作りだ。Closed Alphaでは「Crash Site」という重要な場所を一定時間守るゲームモードだけだったが、製品版では「Hunter(無限クロークの相手と戦う)」などCrysis特有の楽しそうなゲームモードを用意しているみたいなので、シングル重視のプレイヤーでも気軽に遊べそうな予感がする。