Sacred Gold – Seraphimで難易度Silver開始(3)

Sacred 2 の経験を元にアンカリアの世界に降り立ったのだった。キャクターはSacredの特徴であるコンボを堪能するためにセラフィムを選んだ。また、いきなりシルバーで始めるのは心許なかったので、ブロンズでレベルを15まで上げてからインポートした。Sacred 2の時はキャラ育成のやり直しがきかなすぎると不満だったが、そういうものだなと割りきってプレイし始めたので、精神的に余裕をもてている。敵を殴っていれば装備が整っていき、じっくりと強くなる実感があるのも余裕を持てている理由の一つだ。

MAPの大きさは丁度よい。Sacred 2は良くも悪くも広すぎたので、いきなり続編から始めた身としては疲れるだけだったのだ。気ままに散策する分にはこちらの方が心地よく感じる。問題点は2 と変わらず、地図頼りに進むと行き止まりにぶつかることだ。崖は跳躍スキルを空撃ちすることで登れるらしいのだが、うまくいかない。ハックアンドスラッ シュとしては丁寧に作ってあって好感が持てるのだが、今現在の感覚からするとエフェクトが寂しいので遊んでいて物足りなさを感じる。今のところシルバーぐらいはクリアしてみたいが、ゴールドに進むよりはSacred 2 で新キャラを作りたいと思っている。

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◆Sacredの世界は殺伐としている。前触れもなく盗賊が群れをなして襲ってくるのでかなり怖い。強くなるまでは囲まれないように少しずつ進んだ

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◆主力になるであろう光のローティングブレード(Rotating Blades of Light)というbuffスキルを伸ばしていきたい。レベルを上げると持続時間が長くなるようだが、まだまだかけ直すのが手間に感じる

UberSoldier II – よく出来たB級FPS

本作はヘッドショットが重要視されているので最初から最後まで楽しめた。同価格帯のFPSよりも出来が良いので、WW2時代のFPSが遊びたい人には良い選択ではないだろうか。

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2008年発売ということもあり、特別綺麗なグラフィックではないがゲームプレイに支障がないような配色になっているので好感が持てる。

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主人公のKarlはバリア(Time Shield)を貼ることが出来る。火炎放射はその内側から敵を一方的に攻撃可能だ。痛めつけているという印象が強く、笑いながら汚物は消毒だーという感じにはならない。


移動速度は遅めになっているが、落ち着いてヘッドショットを狙うようなゲーム性と合っているので、慣れれば気にならなくなる。前作はスピード感を全面に押していたので、続編としては少しハテナがつくが。

Strategy First でダウンロード購入した。予期はしていたが、日本からすべて落としきるのには時間がかかる。また、Ubersoldier (2006) もGamesPlanetでDL販購入したが。こちらも日本からだと速度が出ない。

Torchlight – DESTROYER / Hard(7)

ALCHEMISTとVANQUISHERの二人はクリアしていたのだが、DESTROYERも触っておこうと思って、軽くHardをやってみた。キャラの方針は常時二刀流。

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  • Orc Warrior (スキン)
  • RunningSpeed 2x (歩行速度二倍)
  • Enchants Never Wipe (エンチャント失敗時に武器壊れない)

バニラのTorchlightはシステムがイケてないので、自分の遊びやすいようにいじれば良い。HotSpotというツールが非常に便利だ。

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序盤からSlash Attackという範囲攻撃スキルで押していくだけの作業を強いられる。事故死を減らすためにパッシブスキルは防御重視。後半に備えて火と毒の耐性は抜かりなく上げていく。まともな攻撃スキルがないので面倒だ。しかしLv25になると一変してDevastatという鬼のように強い攻撃スキルが取得できる。火力が非常に上がるので、ノンストップで最下層まで行きラスボスを倒した。ALCHEMISTとVANQUISHERでゲームをクリアした時も「強いスキル連打するだけのゲームじゃねーか!」と思ったのだが、案の定DESTROYERもそうだった。…でも、悪くはないかな。

エンチャント失敗無しの方が健全

「2.3回エンチャントした適当な装備」よりも強いレアアイテムが殆ど出ないことから、トレジャーハントへの希望が持てない。その為エンチャント代金を稼ぐためにレアアイテムを売るのが効率的なのだが、売却値が安すぎてポーション代で消えることもあり、ダンジョンに潜る意欲が沸かない。結果的にゲームクリア時点で飽きてしまうのだ。Modを入れなければ、面倒なだけのゲームに感じる。

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遊び方がわからなかったので実績を目標にした。Lv65達成と地下50階まで潜れたのでお腹いっぱい。クリア後のおまけダンジョンあたりからお金の余裕が出てくるので遅すぎる印象。

キャラとスキル解説

Devasterを最大限に活かすため二刀流にした。Block and ParryとShadow Armorを最大レベルにするとブロック率50%にできるので、盾を持っていないキャラの生存率を上げることに繋がる。

  • Devastat
  • Block and Parry(Passive)
  • Shadow Armor

Devastarを補助するスキル

  • Frost Shield / 属性耐性を上げるので必須
  • Spectral Decay / 手軽にダメージを増やせるので強敵前に
  • Critical Strikes(Passive) / 非常に効果的。Torchlightらしいスキル
  • Martial Weapons Expertise(Passive) / 武器の攻撃力をあげるので必須
  • Dual Wielding(Passive) / 二刀流の攻撃力を上げれる

防御力を上げるスキル

  • Defensive Spell Mastery(Passive) / Elemental Protectionを使う場合
  • Armor Expertise(Passive) / 防具と相談
  • Adventurer(Passive) / 防具と相談

Chernobyl Terrorist Attack – 10年前のバリューFPS(1)

グラフィックと射撃感がOrion Games製作のバリューゲームに良く似ていると思ったのだが、実際に作っているのはSildenという欧州の会社。ゲームエンジンは自社製のArgon(Ver4)で最高画質にすると、そこそこ綺麗になるものの、異常に重くなってしまうので、ゲームを楽しむつもりならば最低画質が良いだろう。

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目的地への案内は親切。迷うことはないが、道がデコボコしていて引っかかるので少しストレスを感じる。武器は7.8種類あるのだが補充が限られているので、実質的に精度の悪いAK(アサルトライフル)しか使えない。その銃で相手にするのはAKを5.6発くらっても平気な顔をしているサイボーグのような奴らだ。加えて千里眼と超AIMを完備している昔ながらの敵AIを搭載しており、とても人間を相手に銃撃戦をやっているように気になれない。受けるダメージが少ないのだけ救いだ。

一本道以下

「A地点で戦闘開始→B地点に移動して戦闘→C地点に移動して戦闘→A地点に戻って再び戦闘」このようにMAP上をぐるぐる回らせてトリガー湧きで敵を出現させるだけという展開が多く、ゲームバランス以前の開発側の手抜きが目立つ。これは一本道よりもタチが悪く、いくらバリューゲームといってもやってはいけないラインだと思うのだが、理不尽な即死もなかったし、テンポも標準的だったので、クリアしてみるとそんなに悪くなかったという気がする。

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◆馬鹿みたいに弾薬を消費して敵のグループを殲滅するのがかなり疲れる、このゲームならではの疲労感だ

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◆狙撃パートは遠くの敵をマーキングしてくれるので親切を通りすぎて、作業になってしまっている。また、スナイパーライフルは全編を通して威力と精度が揃った最強の武器だ

NINJA BLADE – QTEをうまく組み込んだ忍者アクション

私が感じているQTE(Quick Time Event)の大きな問題は、成功時の達成感が少ない点と要求される操作がゲームに関係ない点の二つだ。NINJA BLADEはその二つをうまく解消しているため、「QTEなんていらない」と思っているユーザーでも楽しめる可能性がある。

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本気で作った忍者アクションを体験できるようにしてくれたのは素晴らしい。かったるいQTEをやらされた上にくだらない演出(映像)を見せつけてくる勘違いゲームとは違う。問題はQTEを含めた映像製作ばかりを重視してしまったので、アクションゲーム部分がおざなりになっているところだろうか。もしかしたらまとめ動画を見るだけで満足してしまうかもしれない(ゲームプレイの必要性が薄い)。

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◆QTEが始まる前にキュピーンと「見切る」動作が入るので、心の準備ができる

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映像のアクションを見ていれば、主人公のKen Ogawa(小川剣)が次に何をやろうとしているのか予測がつくはずだ。大きく分けると「攻撃する」か「避ける」のどちらかだが、ある程度の規則性があるので慣れれば初見からスムーズにQTEをクリア可能。

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通常の3Dアクションゲームとしては大味だ。攻撃ボタンを連打して敵を切り刻みたいところだが、盾持ちの敵が多いので、クリーンヒットさせる状況が少なく爽快感は少ない。面倒になったら剣攻撃をキャンセルして風忍術を使えば、雑魚敵はおろかボスまで対応できる。


ゲーム内では8時間でクリアしたことになっているが、実際にはもっとかかっていると思う。最初はQTEばかりやらされて腹立たしかったのだが、慣れてくるとうまくなっていく実感もありだんだんと楽しくなっていった。万人にはオススメできないが、動画を見て気になれば遊んでみて欲しい。

  • いつでもセーブできるわけではないので、遊ぶ際は60分ほど時間を取りたい
  • PC版はオプションからフレームレート30の上限を切ることができる
  • フレームレート120だとTap(連打イベント)がうまく動作しないので、60が安定
  • 頻繁に連打を要求されるが、本気でやらないとクリア判定を貰えない
  • QTEには難易度が存在していて、オプションから変更可能
  • QTEには稀にランダム要素があるので、記憶力だけでは突破できない
  • 通常攻撃はいつでもガードで強制停止できる
  • 通常攻撃→ガード→通常攻撃で連続攻撃判定
  • ガードが有効な範囲は180度以上360度未満
  • 風忍術は即発動で範囲ダウン。発動中は食らい判定も小さくなるので万能