DOOM 3 BFG Edition – テンポの良いLost Mission(3)

DOOM 3は全体的に良いゲームだが、テンポが悪いのがダメなところだ。初回プレイでは薄暗い研究所を30時間ほどウロウロしなければいけないので、ダレないでプレイできるプレイヤーはほとんど居ないと思う。開発会社が違うResurrection of Evilは別として、最近のidがどんな追加ミッションを作るかでDOOM 4への期待が変わってくるので注意深くプレイしてみたところ、無駄が少ないMAP構成によりテンポの良いシューティングができた。RAGEとLost Missionの出来を考えればidの実力は健在であり、まだまだDOOM 4 を待つことができそうだ。

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所持武器はRoEと同じになっておりダブルバレルショットガンを使える。武器以外は本家のDOOM 3 (RAGEに近いかもしれない)のような雰囲気になっている。…あまり深い意味は無いのだが、「本家とRoEのいいとこ取り」なのかなと頭をよぎった。

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最終ステージはお約束のHellとなっているが、ややゴシック的な雰囲気が増えた。デーモンの数が減り、ゾンビが出現するようになったのでPainkillerのようだ。強くはないがラスボスは力押しで倒す系統だ。これは非常に良い選択に感じた、頭をひねって倒すボスは別のゲームがやればいい。

夢中になりすぎてクリア時間がわからないほど楽しめた。超楽しめた。

DOOM 3 BFG Edition – RoEをMarineでクリア(2)

Resurrection of Evil がどんなゲームだったかを思い出すようにプレイ。難易度をMarine(ノーマル)にしたのは適切だった。DOOM3は本来、懐中電灯と銃を交互に持ち替えて戦うことを推奨しているはずなので、純粋な戦闘難易度はヌルいぐらいがちょうどいいのだ。

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ダブルバレルショットガンは威力が高く使い勝手が良い。Resurrection of Evil の価値はこの武器にあると言っても過言ではない。頻繁に出てくるVulgarという雑魚敵は、ショットガンだと威力不足を感じるので必然的にダブルバレルショットガンに頼ることとなる。Impに変わるVulgarを爽快な銃でやっつけるという組み合わせが抜群に気持ち良く、RoEっぽさを感じる。

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なにか足りないと思ったら防毒マスクが丸ごと無くなっていた。個人的には気にはならないが、大きな特徴が減ったかなぁとは思う。二周目ということで恐怖は感じなかったが、純粋にゲームの世界にのめり込むことができる良質なシューターだと再認識できた。

不満というほどではないが、Mapの造りには粗さを感じる

Nerve Softwareが作ったMapは一見本家DOOM 3(id Software)と同じように見えるが、出っ張りが多く、動きまわって戦闘すると引っかかることが多々ある。見栄えが良く、プレイヤーが直感的に動きまわっても、引っかかりが起こりにくかったidのMAPは異常なほどに丁寧だったんだなと今更ながら感心した。

Sniper: The Manhunter – スナイパーゲームではない

開発はポーランドのSildenという会社。Chernobyl Terrorist Attack(2011)Chernobyl Commando(2013) の間に本作は発売されたが、ゲームの味付けはChernobyl Commandoに似ていて、難易度はかなり低めになっている。雑な出来だが頭を空っぽして射撃するには悪くないだろう。ゲームエンジンは自社製のArgon(Ver5)になっており、グラフィック設定を上げると、負荷のわりには綺麗にならず、ロード時間も長くなるのが相変わらずでオススメしにくい。フレームレートを安定させるには低設定が無難だろう。

スナイパーゲームとしてはダメ

単に「Manhunter」という名前で売られていることがあるので、販売事情はわからないのだがスナイパーゲームとして買うのは問題がある。というのも基本的にAIはプレイヤーと対面するように動くので、プレイヤーは突っ立ってれば敵が律儀に目の前にあらわれてくれるので、幼稚な的あてゲームになっているのだ。この貧弱なAIがさらに音に反応しないというのが非常に不味い。通常の戦闘では敵が”ただの的”という状態でも問題ないが(楽しいゲームを求めている人には大問題だが)、暗殺などの重要な狙撃シーンなどでもボディーガード役の敵が棒立ちで、スナイパーライフルの大きな射撃音などにも反応せず、何発も外しても警戒状態にならずゲームが進行したりする。はっきり言って緊張感もゲーム性も皆無でつまらない。よってスナイパーライフルを持っているだけのバリューFPSという位置づけになっており、スナイパーゲームのようなものを期待してはいけない。

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◆敵の死体が重なっていく。敵AIはプレイヤーと対面するように動くので、索敵の要素は無く、目の前に出てくる敵をひたすら撃てばいい。なかなか腐っている仕様だが、銃が撃てればそれでいいという人ならば気にならないだろう

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◆タイトルの通りスナイパーライフルは標準装備。弾は真っ直ぐに飛び、敵も頻繁に棒立ちになるので、じっくりと頭を狙っていくのが楽しい遊び方。スナイパーライフルと同時にアサルトライフルやサブマシンガン、ハンドガンを持つことができるので全距離に対応できて手詰まりになることはないだろう。難易度は低い

Medal of Honor – 訓練されたキャンパー達(8)

システムとMAPの狭さのせいで、MOH2010はキャンプが非常に強い。これはカジュアル層を取り込むという面で成功したと思うが、発売して3年も経つとキャンプして飯を食ってるようなプロキャンパーがそこらかしこで目を光らせており、対戦ゲームとしては終わった感じが出ている。日本からだとpingの問題でさらに深刻だ。

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◆レベルを上げるために気ままに遊んでいたが、あまりにハイレベルなゲームになっていたので止める。最終的にライフルマンLv12、スペシャルオプスLv10、スナイパーLv8となった

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◆Combat MissionルールのMazar-I-Sharif AirfieldというMAPの時だけはユニークで価値のある対戦だと思う。この組み合わせだけは、しっかりと調整されている

Call of Juarez: The Cartel – 画面を見るのがツライ(2)

表向きは協力している三人組が、実は各自裏切っているというCo-opを中心においたストーリーが魅力的なゲームだ。逆に言うと、英語を拾えないのならば楽しいゲームではないだろう。英語力があっても、汚らしい会話内容は人を選ぶ。

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敵を直視するのが苦痛

敵の命中率が高い割に被弾エフェクトがきつすぎるのが問題。これにより近距離で被弾すると画面が見えないまま一方的に殺されることになる。よって遠距離戦闘を仕掛けるのが得策なのだが、遠距離は遠距離で敵の攻撃(方向)を知らせるマークの方が頻繁に点滅しうてうざったい。さらに言えば遠距離での敵の命中率はミソッカスであり、ほとんどプレイヤーに被弾しない。よって戦闘は視覚的苦痛ばかりな上に、単純につまらないという最悪なものとなっている。

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後半にはライトマシンガンが使えるようになり、適当に乱射しているだけで、敵を全滅させることができる。非常に強力なので、惰性で進めてきたプレイヤーへのプレゼントなのだろう。こんなゲームに付き合わなくてもいいよという電波を受信した。

  • Call of Juarezシリーズを遊んでいる人はニヤっとするシーンも
  • テクスチャが粗すぎて、DX11だと逆に残念な気分になる
  • 素手の殴り合いは、底が浅く見せかけだけ
  • 車の運転時間が長すぎて意味不明。前作や前々作は西部劇(乗馬)だから長くても良かったのだ
  • 敵の命中率はブラインドファイア時でも通常時より減らないようで不自然
  • 敵も味方もAIが調整不足で、プレイヤーが真面目にプレイするのが馬鹿らしくなる
  • 後半のヘリコプターとガチンコで戦うのだけは面白かった

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◆Co-opであれば運転と攻撃を分担できるであろう乗り物パートは、シングルだと運転側を操作することになる。特別難しいというわけではないが、被弾エフェクトがキツく、視界の悪い車を運転するだけの不愉快なものであり、一方的に敵に撃たれっぱなしになるが車は壊れないように調整されている出来レース。何も面白くない。