The Mark – Wallhackでガンガン進め

ポーランドのT7 Gamesが開発したリアル寄りのミリタリーFPS。敵は露骨なトリガー湧きで超反応と鬼AIMも揃っているという絵に描いたような腐った仕様。だがプレイヤーも強力な能力を備えたキャラクターの「フレッチャー(バレットタイム)」か「ホーク(ウォールハック)」を選択できるので、敵を強引にねじ伏せることができ、そこそこバランスが取れている。基本的に一本道であり、少し進むごとにトリガー湧きで敵が出撃し、それを特殊能力で蹴散らすのを繰り返す単調なFPSだ。幸いFPSの基礎部分は悪くないので、それなりに楽しめるだろう。尚、2006年発売の本作が2010年に日本語マニュアル付きが発売されたのが不思議でしょうがない。

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ステージごとにキャラを選べるのだが、バレットタイムは他のゲームなどで食傷気味だったので、大部分をウォールハックで進めた。特殊能力は消耗が少ないのでガンガン使えるし、ガンガン使わないと無駄に難易度が高いだけのクソゲーになるので、敵に情けは無用だ。上のスクリーンショットは通路を透視して敵が向かってくるのと、その顔を出すタイミングもわかるという状況なのだが、絶対的な有利な撃ち合いでも相手の攻撃は超高速正確無比にこちらのHPを削ってくる。プレイヤーに特殊能力がなければ本当に酷いゲームだ。一応中盤までは特殊能力を使わないでも進むことができるが、後半は挟み撃ちや意地悪な湧き方も多くなるので、重ねて言うが特殊能力を縛る必要はない。

ショットガンが強く設定されており、弾の飛び散り方が広く、中距離まで弾が飛ぶので室内で活躍する。また、体力システムは自動回復式ではなくメディキットを拾っていく方式になっている。メディキットの大半は敵が落とすのを拾うことになるが、落とすかどうかがランダムのようだ。そして後半は落としたメディキットを回収できないような場所から敵が出現することも多々あり、運が悪いとほとんどHPが回復できないような状態になるので、もう少しMAPに設置してくれてもよかったのではないだろうか。

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◆ロードし直してもイベント進行がリセットされないバグに遭遇したが “God 1/0” で回避。