The Myths – きれいなくぇいくは、好きですか(7)

The Mythsは2011年にQuake生誕15周年を記念して作られた6つの小さなMap Packだ。最初のMAPは高難易度のルート探しをしなければいけないが、それ以降はいつものQuakeとなる。大きな障害にはならないだろうが、面倒なジャンプアクションも含まれていて、その理不尽さは伝わりにくいと思うがHellforcesに近い。クリアしてみると、最初のMAPに随分と悩まされた分だけ、かなりの達成感を持つことができたが、面白いかどうかと聞かれると普通。また、何故このシングルマップを遊ぼうと思ったのかというと、Downloadしてクリックするだけで美しいQuakeを遊べる「Quake “Epsilon” Build」のリストに名前があったからだ。>>Epsilon The Myths Expansion v2.52

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Quake II – 難易度Hardで二周目(6)

SourcePortをKMQuake 2に変更して、数年ぶりにQuake2を遊んでみた。難易度をHardに設定したところ、難しい箇所は無かったものの不意に大ダメージを食らうことが多く、回復剤が慢性的に足りなかった。やはり間を空けて、敵の配置場所を忘れた状態だとクイックセーブが増えてしまうようだ。しかしまぁ、開き直ってクイックセーブを多用しつつ、ロックなBGMをヘッドホンで大音量で聞きながら、鼻歌交じりに強力な武器でストログをぶっ飛ばしていくという雑な遊び方でもQuake2らしくて良かったように思う。

極めて個人的なことだが、数多くのFPSをプレイした中でQuake2のラスボス戦が最も印象に残っている。ただでさえ、柱に隠れるだけでボスからダメージを喰らわないのに、持ち運びできるQuad Damageによって簡単に瞬殺できるので、なんともいえないわびしい気持ちになるからだ。いくら主力ゲームデザイナーのジョン・ロメロが不在でも、もう少しなんとかならなかったのかと突っ込みたくなる。

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◆RailgunとGrenadeLauncherは強力な上に弾持ちも良いので、早めに取得したい

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◆Super Shotgunは野太い射撃音がとても心地よい

Freedoom: Phase 2 – Real Guns Hardcoreプラス(24)

DOOMと類似したMAP構成がとても偽物臭く、オリジナルDOOMとどう変わっているのかを見て回るのが楽しいので、Freedoom: Phase 1に続き、Phase 2(DOOM2に類似)もやってみることにした。ただ、Phase 1をプレイした経験からダブルバレルショットガンを撃ちまくるだけの単調な展開が予想できたので、武器とバランスを変更するReal Guns Hardcoreも入れてみた。前回Real Guns Hardcoreで遊んだ時はゲームを高難易度化させることを知らずに苦労したので、今回はしっかりと攻略するため、Stopping Power(弾丸の威力強化)、One Man Army(弾薬所持数、武器所持数の増加)、Commando(近接攻撃の強化)と遊び要素のないParkを選択。難易度は前回と同様のMediumに設定。

ざっと一周してみたところ、DOOM2よりもやや広いくらいの凡MAPに沢山の敵が出てくるだけといった印象。時たまオリジナルDOOM2によく似た場所を見つけると嬉しい気分になるが、逆に言うとそれだけだった。

  • MAP18辺りからヒネリのないストレートなMAP設計に切り替わっていく
  • 水中に潜れる要素は斬新だが、視界が狭まるばかりでプレイに支障あり
  • 登れる壁も見たことがない要素だった。面白さには結びついていなかったが

一方のReal Guns Hardcoreを入れた影響とはいうと、強力な敵がうんざりするほど容赦なく襲ってくるので、骨があって楽しめるというよりは疲労感が先にくる感じだ。改善したPark選択は上手くいったものの、圧倒的な敵の襲撃を前に、元々設計されているであろうCall of Dutyの高難易度のような『自動体力回復を前提とした撃ち合い』が前面に出てきてしまい、DOOMを遊んでいる感覚が吹き飛び、あまり楽しめなかった。

  • AK47は威力と燃費が優秀なので、ずっと持っておきたい
  • AA12は大型の敵をねじ伏せるのに役立つので、持っていると安心
  • 前述した二つの強力な銃を持って『突撃』しなければならない状況が多すぎる
  • Stopping Powerが強力で必須Parkのように感じた。(高難易度では違うかも)
  • MAP27の戦闘がキツかった。中型や大型や透明の敵が多く、400匹近く出現する

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◆頻繁に起こる『足を止めてのガチンコ撃ち合い』はゲーム性皆無

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◆大型化の弊害によるスタック

Freedoom: Phase 1 – シングル目的なら待つべき(23)

Freedoomは製品版DOOMと互換性を持った無料のゲームだ(IWAD)。これが何を意味しているかというと、星の数ほどあるDOOMのPWAD(他のゲームで言うMOD)をお金をかけずに遊ぶことができるのである。ただ、わざとなのだろうが、使われているテクスチャやBGMが一定の質を満たしていない上に、モンスター達がどうにもうさんくさいグラフィックへと差し替わっているので、DOOMのパチモンという印象を強く受ける。個人的には、このFreedoomを使用してPWADを遊んでも気分が出ないので、DOOMを持っていないけどPWADをやってみたいという人でも素直にSteamでオリジナルのDOOMを購入することをオススメする。WADについてもっと知りたい方はDoom Wikiへ

今回はFreedoomのPhase 1(The Ultimate Doom)Ver0.8を難易度Extreme Carnage(Ultra-Violence相当)でクリア。現在のVer0.8でもPWADに利用するならば問題ないはずだが、いざシングルで遊ぶとなると、その部分はまだまだ作りかけと言った感じで、Episode2と3の多くがプレイ不可能だ。Episode1と4の方もそれなりに遊べる状態にはなっているものの、やはり未完成であり、ところどころMAPが欠落していて気持ち悪い。全32MAPが遊べるようになるであろうVer1.0まで待つのが良いだろう。さてこのFreedoomのシングルだが、とてつもないほど安っぽい。柔らかいモンスターばかりがグループで頻繁に出現するので、ショットガンとチェーンガンで片っ端から蹴散らしていくというB級C級のシューターなのだ。ドラム缶も不自然なくらいに多く設置されているので、何も考えずドッカンドッカン爆発させてモンスターを吹き飛ばす展開ばかりが続く。真っ当な期待などせずに、安っぽいゲームだとを割り切って遊ぶのならば、わりと楽しめる出来ではあるのだが。

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◆とても格好悪いモンスター達

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◆難易度を上げているとはいえ、モンスター数580は流石にやり過ぎ

Aliens: Colonial Marines – ただの人間(との銃撃戦)には興味ありません(1)

先日遊んだAliens vs Predator Classic 2000が気に入ったので、積んでいた本作を思い出し、難易度Soldier(Normal相当)で最後までやってみた。どうやら映画のエイリアン2を題材にして作ってあるようだが、見覚えのある場面がチラホラあるだけといった感じで、嬉しさや面白さには結びついていない。また、ストーリーと演出がどこか薄ら寒いだけでなく、シューターとしても遊べるレベルに達していないので、ファンアイテムとしての価値はかなり低いように思う。

個人的にはエイリアンと戦いたいのに、人間との戦闘がかなり多く不満であった。敵の銃撃の命中率が機械的に高いのに対し、プレイヤーの銃の精度が大きく抑えられているというのも不満を爆発的に大きくしている。これに加え、味方NPCが頻繁にプレイヤーの射線に割り込んでくるのも絶大なストレス。かといって、味方NPCよりも前に出るのはプレイヤーの体力が低いことから、非常に困難。結局、味方NPCの後ろで当たるかどうかわからない銃を撃つというシューターとして絶望的な展開に。こうなると味方NPCを撃ち殺したほうが気ままに遊べるのではないかと考えるのだが、フレンドリーファイアは無い。プレイヤーからダメージを受けない味方NPCはエイリアンからもダメージを受けないようで、目の前で殺したエイリアンの体液を浴びてもびくともせず、さらなるエイリアンを狩りにプレイヤーを無視して最前線へと進んでいく。プレイヤーはそんな彼らを援護することしかできない。このような原作の雰囲気をぶち壊した上にゲームとしても遊べない代物では、一体何のために作られたのかさっぱりわからない。

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◆パワーローダーでエイリアンと戦うところだけは迫力があって良かった

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◆本当はAlienではなくS○GAとGe○○boxを燃やしたい