Duke Nukem 3D: 20th Anniversary Edition – Episode5(22)

完全新規のエピソード『Alien World Order』が追加されたということで買ってみた。20年ぶりに追加されたEpisode 5は結構な力が入っており、ファンならば容易に価値を見出だせると思う。分かりやすい新要素としては火炎放射器と高耐久型のエイリアンが追加されたことだが、どちらもオリジナルのDuke Nukem 3Dのバランスを破壊しないよう、うまく調整されていたように感じる。テンポも良く、強力な武器で大ボスと戦う機会も多いので、全体を通して出し惜しみをしていない印象を受けた。過去作のファンを想定したうまい作りだ。思いきり銃が撃てて楽しめた。

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◆追加された火炎放射器はポンッポンッと火炎弾を出すタイプのためテンションが上がらない。Duke Nukem 3Dのα版にはFlamethrowerという名前で製品版Freezethrowerの変わりに存在していたらしいが・・・?

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プレイバック機能。死ぬと進行状況のロードをどこからでも選択することができる。画像を見れば察しが付くと思うが、死んだ3秒前にでも30秒前でも300秒まえにでもゲームを戻すことができる。クイックセーブすらも不要な究極の復帰システムだ。さらっとアクションゲームの寿命を十歩縮めたような気がしないでもないが、当然オプションから切ることもできるので、お好みで

Serious Sam 3: Jewel of the Nile – 難易度Normalで二週目(25)

先日購入した高速ストレージ(WD2003FZEX)の速度テストがてらNormalでやり直してみた。あまり楽しめなかった初回のプレイが難易度をHardに選択したからだったのかを確かめる目的もある。結論から言えば、Hardよりも弾薬管理がゆるい分だけ気軽に楽しめたものの、本DLCはリプレイに耐えうる面白さを持っていないため、そこそこといった感じ。FPSまたはSerious Sam自体が非常に完成されていて、ある程度の面白さが保証されていることを考えると、本DLCは本編で活躍できなかったLasergunやSniper Rifleといった強力な武器を存分に使える以外には価値が薄いように思われる。

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◆Lasergunが本当に活躍できる360度方向のラッシュがあっても良かったかな?

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◆こっそり新武器のAxe

Iron Storm – 厭味のない難しさ

私はゲーム側からクイックセーブが許可されている、つまりはプレイヤー側からある程度難易度の調整が行えるPC Gameが好きだ。また、それが許可されているが故にゲームバランスの崩壊高難易度となっているゲームにも、一定の理解があることを最初に言っておきたい。何が言いたいかと言うと、本作はこまめにクイックセーブを行わないとゲームの進行が不可能に近いため、クイックセーブ否定派は触れない方が良いタイトルなのだ。ただし、難しいゲームを求めているユーザーに向けて難しいゲームを開発したおかげか、通してプレイしてみても不快になる箇所は少なく、うまい具合に整った高難易度ゲームのようにも感じた。巷に溢れる無計画であったりや嫌がらせの色合いが強い高難易度ものとは違うという意味だ。なかなか楽しめた。

  • 風変わりなストーリーと異様な難易度以外は特筆するところがない正統なアクションシューター
  • 音の定位はかなり良く、耳を澄ませながらのゲーム進行を心がけたい
  • 敵のグレネードは超強力なので、投げ込まれたのが分かったら即時撤退
  • Level5の列車ステージは行ったり来たりがクドく、あまり面白いデザインには思えなかった
  • 親切なチェックポイントとどこでもセーブが可能なため、心が折れなければ詰むということはないだろう

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◆敵は反応が早く、射撃も正確で、頻繁に細かく動くのでかなり強い。が、頭の方はよくないため、注意を引いてドア前などに毒ガスを撒いておくと勝手に突っ込んで死んでくれたりして、なかなか可愛らしい一面も

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◆一人称と三人称の視点切り替えが可能。銃撃戦は一人称の方がやりやすく、ステルスパートでは三人称の方がうまくいきやすい。あまりに通常戦闘が激しいので、ステルスパートが無ければ主人公がスパイであることを忘れてしまう

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Turok: Dinosaur Hunter – 先住民よりスパイ派

ざっくりと言ってしまえば本作はTomb RaiderとQuakeを足して割ったようなゲームだ。システムは各ステージに散らばった時空石なるものを集めることにより次のステージへと進める仕組みになっているので、戦闘を行いつつもアイテム探しを行うことになる。触ってみれば分かるが、Tomb Raiderとは違い、戦闘と探索のパートが分かれているのではなく、混ざっているため、戦闘に意識が向いていると、隠された時空石を見逃しやすい。よって大抵のプレイヤーは敵を全滅させた後にハブエリアに戻り、再度ステージをやり直し、ゆっくりとアイテム探しを行うことになるだろう。この流れが最初から最後まで続くため、単純なゲームだと言える。

補足すると、アイテム探し要素が強い序盤に比べ、中盤からプレイヤーの火力が大きく向上するため、アクションゲーマー的な感性からすると、溜まっていたフラストレーションがどんどんと和らいでいくのが心地よい。終盤までいくと、QuakeというよりかもはやQuake2といった段階まで進んでいしまい、スピード感溢れるクラシックなプレイ感覚の中、爆発物とショットガンとマシンガンで敵を蹴散らしていく感じがなんとも癒される。思うに、アイテム探しの面倒臭さが実は平凡な戦闘を面白く感じるようにさせるスパイスの役目を果たしているのではないだろうか。客観的に思い返してみて、本作は古代調、武器、Map、ジャンプアクションなど、どの要素も一長一短でうまくいっているのかいっていないのか、よく分からない。分からないが、それでも遊んでいくうちにだんだんと楽しくなっていくので不思議だ。

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◆弓(強化弾)。情報を仕入れずに購入したため、原始的な武器ばかりで進んでいくのかと思っていたが、実際は現代的な銃の他のSF的なものも登場するため、何でもありで賑やかだ。下手に統一するよりもずっと良い

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◆「I Am Turok!」死亡後に残機を使い復活する際、何故か気合を入れて自己紹介し始める主人公のインディアン

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Entropy : Zero – 小難しい(8)

本作は本編Half-Life 2よりも11ヶ月前の物語ということで、基本的なシステムもHalf-Life 2と同様だ。このように経験者を想定しているため、戦闘と謎解きの難易度は上昇している。上昇自体に疑問は無いが、私にはどうも味気が無いように感じられた。戦闘面はGravity gunの無いHalf-Life2:Deathmatchを想像してもらえればよいか。Source Engine特有の直接的な撃ち合いのつまらなさが出てしまっている。謎解きは難しいというよりも分かりにくいといった類のもので、Walkthrough動画の再生数を見るに詰まる人が多いようだ。Steamストアで紹介されているとはいえ、公開一ヶ月のModで再生数2万越えは黄色信号のように思う。

主人公を本編敵側の不気味なコンバインに設定しているため、意図的にゲーム全体を無機質にしていることを差し引いても、やはりゲーム全体に味気がない。味気ないことと難しいのが合わさると、なかなかゲーム(娯楽)としては厳しいものがある。難しさと面白さとが結びついていればそう問題にならないが、どうもそのようになっていないようなのだ。Valveと比べるのは酷かもしれないが、機械丸出しの超Aim反応速度の敵と戦った後に分かりにくい謎解きが入り、また激しい戦闘が待っているといった難しめのMapが連続して置かれているだけで、緩急がなく、疲労ばかりが感じられる。私自身だらだらとした展開のゲームは好まないが、本作は逆に詰め込みすぎだ。ゲーム部分だけを単純に見た場合、小難しいだけといった印象が強い。

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◆Manhackを飛ばして人間を襲わせたり、強化Vortigauntと戦ったり、タレット防衛したり、灯りの少ない暗闇での道案内などユニークな仕掛けも多くあるが、総じて人に薦めるほどではない

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◆詰み防止なのか、調整が面倒になったのか、後半から弾薬箱と回復装置が無造作に設置される