Battlefield 1 – ミニゲーム付き戦争映画(19)

難易度Normalで一周。五つのある各キャンペーンは動画とゲームの割合が半々といった感じ。史実に基づいたドラマチックな動画を興味深く鑑賞していると、ここからはお前が戦況を良くしてくれといわんばかりにゲームパートへと入れ替わる。この切り替えがとてもシームレスというか、プレイヤーの没入感を損なわせないよう作ってあるのは素直に凄いと思う。個人差はあるかもしれないが、ゲームの難易度が低く設定されていることもあり、ストーリーを楽しみやすくなっている点も高評価。素直に良いキャンペーンだと感じた。

  • 戦車操縦を行いながらの「コンクエスト」トレーニングを完備
  • マルチ対戦でとても重要な「スポット」をステルスゲームで学ばせる工夫
  • 戦車を守る立ち回りも覚えられる


◆BF1の乗馬は操作が非常に簡略化されており、少しの練習でいっぱしのカウボーイとなることができる。戦場の風を感じるのだ


◆ドッグファイトは大好物。こちらも操作が簡略化されていて気軽に撃墜王気分に浸れる。が、しかしいつでもどこでもワンボタンで自己修理(HP回復)可能という激ヌル仕様は、さすがにゲーム性に乏しく、もう少し緊張感を増やして欲しいと思ったり思わなかったり

Unreal Nightmare – 調整した本編部分は良い(14)

SFJake氏によるUnreal Nightmareを難易度Normalで一周(後述するが最後あたりでGodとNoclipのチートを使用)。本Modはオリジナルのシングルキャンペーンに新ボス、新敵、新Map、ゲームバランスの見直し、レベルアップ要素、味方AI達による共闘などを追加した総合Modだ。

ゲーム開始3分でSkaarjとの戦闘が始まり、その10分後にはもう5.6体を相手にする本格的な3Dシューティングとなる様に、「クリアできるのか?」と反射的に疑問を感じたりもしたが、意外とレベルアップシステムが機能しているので、さほど心配いらないことが気が付いた。効果は主に攻撃力と耐久力と所持弾薬の増加であるが、中でも耐久力の塩梅が丁度良く、アクションFPSとしてほどよい緊張感で遊べる。また、レベルの他に新武器によっても自キャラが強化されるわけだが、敵側も似たペースで強くなっていくので、Vanilla Unrealに比べだらけた時間がとても少なく、夢中になって楽しめる(超クールなVanilla Unreal唯一の弱点が単調さ)。

途中棄権した追加マップ

本ModはVanilla Unreal最終MapとなるThe Sourceをクリアしても、ゲームクリアとはならず完全新規の四つのMapへと続いていき、それを攻略できれば晴れてクリアとなる。四つといってもラスボスと戦うだけのFadeを除く、Ariza Hill、Skaarj Tower、Skaarj Castleは三つは通常Mapのおよそ三倍から五倍ほどの広さであり、ずっしりと胃と心にのしかかってくるボリュームである。広くなったMapに見合う面白さがあれば当然文句など出ないわけだが、巨大なだけで作業感ばかり感じる微妙な出来だ。本家Unrealからの続きで遊べば、センスの差を思い切り感じ取れてしまう。

巨大で退屈なばかりでなく、追い討ちをかけるようにセーブ時にクライアントのクラッシュが多発してくるのもプレイ意欲を減らしていく。詳しくは分からないし、調べる気も起きないがセーブデータのひとつの容量が18MB近くに跳ね上がるので、どうも巨大化したMapと関連がありそうだ。それでもなんとかAriza HillとSkaarj Towerだけはクリアしたが、Skaarj Castleは進行ルートが分からずにNoclipを使用(Noclipでも正規ルートが分からなかった)。最後のボス戦もしっかりとレベルを上げていないと倒せない系だと判断し、面倒になってGodを打ち込んで雑に終わらせた(Youtubeに終盤のWalkthroughが上がっていないあたりで察してほしい)。追加マップは正直お勧めできないが、本編キャンペーンだけ正統なアレンジといった感じでとてもうまくできているので、いまだに初代Unrealが大好きだという人はその部分だけでも触ってみると良いだろう。


◆Vanillaに比べ三倍以上の敵が出現するが、敵を倒して経験値を稼ぐ形のレベルアップシステムと相性が良く、ネガティブな印象は少ない


◆大きいことはいいことだ。既存の敵が気軽に巨大化し、中ボスとなって立ちふさがる

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Doom Remake 4 – 出血大サービス(49)

Doom Remake 4はバニラDOOM2をそのまま現代的に高画質化したModだ。Brutal Doomをはじめとする総合Modは高画質化と共にゲームバランスまで改造されているため、オタク気質というか原理主義というか、バニラと違いプレイしてどうにも落ち着かなかったものだが、本Modはそれが少なく、すんなりと馴染んだ。着弾処理のみが目立って違うが、大方のプレイヤーは許容できる範囲だろう。バニラに近いプレイ感覚かつ重厚なショットガンと共に吹き出る血飛沫(3D物理描画)に興味があるというのであれば是非触ってみてほしい。

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Rise of the Triad 2013 – 心がけひとつ

90年代のリブート作品という情報以外を知らないまま購入。触ってみると、おかしな敵の沸き方、弾を当てた時の感触の鈍さ、視野性の悪さ、でこぼこだらけで引っ掛かりが頻繁に起こるイライラ地形、初見ではほぼ回避できない即死系の罠など不出来なアクションシューターといった印象が強く、グラフィック以外に褒めるところが無いゲームにしか思えなかった(現代にわざわざリブートさせた行為を評価するという意味でありビジュアル的な美しさを指していない)。

がしかし、3時間ほどプレイするうちにだんだんと「高難易度の意地悪ゲーなんだな」と気が付き、頭というか意識が切り替わった瞬間から攻略のしがいを感じ始め、だんだんと楽しくなっていった。通常戦闘は死なないように立ち回るときっちりかっちりとした作業になるため地味な時間も多いが、弾薬制限のある強力な武器を使って敵を蹴散らしている限られた時間は高速な移動速度も相まって相当に気分が盛り上がる。嫌いな人が多いようだが、個人的には一人称視点のジャンプアクションは大好きなので、これも素直に楽しめた。特筆すべきはボス戦でパズルとアクションがうまい具合に組み合わさっており、近年には珍しいほど難しいものとなっている。リトライしながら試行錯誤し、ボスを倒すたびに「やったぞ」と攻略した実感を持つことができるのは古いゲームならではなのかなと思ったり。


◆ジャンプアクション+ルート探し。Half-LifeのXENから始まり一人称視点のジャンプアクションはジャンプしている感覚が強いので本当に好き


◆強い武器で雑魚敵を蹴散らしている時はご機嫌

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1994 Tune-up Community Project – 微妙かも(48)

1994年に製作された劣悪な出来のWADを現代的に直してみたらどうなるか的なMagawad。私自身2008年頃からDOOMを始めたこともあり元になっているWADは未プレイ。よって何がどう変わっているのか分からないのだが、94年当時の影があるということで好みに合いそうな古臭いゲームデザインなのではないかと期待し触ってみた。…が、あまり面白くないというのが全体を通した素直な感想だろうか。やはりというか元となったWADの出来が相当悪かったように思わなくもない。

  • MAP05 – アップ調のBGMに乗りショットガンを撃ちまくるのが気持ちいい
  • MAP10 – 悪質なワープで攻められることが多い
  • MAP12 – ちょいムズでルートも分かりにくい
  • MAP13 – 軟らかい敵が多く、鼻歌混じり撃ち進めるのが楽しい
  • MAP15 – 当時を象徴する(?)悪の総当りパズル
  • MAP19 – 行ったり来たりが多く面倒で、それが面白さに結びついていない
  • MAP21 – 馬鹿みたいな数の敵がそこそこ自然に出現する
  • MAP22 – 完成度の高い巨大なMAP。少しずつ道が広がっていく感覚が良い
  • MAP25 – 弾薬と回復が多すぎる。好きに遊んでくれ!みたいな?
  • MAP26 – 会心の出来。最初から最後まで面白い。これがPWADだ
  • MAP28 – 程よい難しさで楽しめた
  • MAP29 – 巨大なだけという気がしなくも無い

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◆死屍累々

Risen3D_2018_12_26_22_22_20_875_Ra
◆サイバーデーモンやマスターマインドは同士討ち要員として出現することが多かった

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