カルトに厳しいギャル – カルトの首を狩ると

難易度は見敵必殺(3/4)とこころをころせ(4/4)で計2週。小気味の良いゲームでボリュームも1時間ちょっとで終わるくらいなので手に取りやすい。Steamストアのレビューでも言われているが、難易度がちゃんと優しいとのことだ。最高難度でもレーダーを見ながら慎重に進めば殆どのプレイヤーがクリア可能かと思う。

近年では珍しいほどプリミティブな作りなので特別言うことは無いが、歴戦のFPSプレイヤーは前を向いていた方が良いだろう。難しい、意地悪、ヘンテコなゲーム経験の蓄積によりクリアリング箇所の比重が前ではなく横や後ろへ広がっていったため、逆に前から普通に被弾するかもしれない。すぐに修正できるとは思うが前述した通り、とても素直なゲームなので、目の前とレーダーと美少女だけを見ていればOKなのである。


◆弾薬がレーダーに表示されており取りこぼすことは少なめ。火力不足には陥らないだろう。アサルトライフルが使いやすく強力なので、弾切れになるまでずっと握ったままという戦術も悪くない。状況に応じて武器を切り替えるのに不慣れなプレイヤーに優しい


◆とりあえず右クリックのマチェーテでカルトの首を跳ねておけばヨシ!奇跡のカーニバルを開幕させよう

Medal of Honor: Allied Assault Breakthrough – Community Launcher Test(13)

MoHAAを現代のPCでも簡単に遊べるように手助けしてくれるCommunity LauncherをGOG版に適応して難易度Medium(2/3)で一周してみた。1080pに最適化されているようだが、今回は1440pにてプレイ。クリアまで異常は無かったように思う。今回Alchemyを使ったEAX2は効果がやや薄めだったが、DSOALを使ったこちらの動画が気に入ったのであれば導入に挑戦してみるといいだろう。XP環境があれば勿論そちらでも。


◆つまらない。ゲーム内容はこれだけで説明できる。全編を通してAllied Assaultを超えている、いや並んでいる場所すらもない。時間の無駄だ。意地悪なゲームが好きなプレイヤーはどうぞ


◆悪天候、市街地、遠くからの狙撃…うっ頭が…!

Metro Exodus Enhanced Edition – DLCクリア報告(6)

「2人の大佐」と「サムの物語」の二つをクリア。どちらも補足的な面が強く、本編を気に入ったプレイヤーに向けたお手本のようなDLC。聞いていた評判よりも出来をよく感じ、受動的なコンテンツとして気持ちよく消化できた。ボリューム不足を感じたプレイヤーにお薦めできる。

Serious Sam Classics: Revolution – Mappers Collective Mappack(31)

2020年にコミュニティで作成されたSerious Sam: The Second Encounter(2002)のマップ集Mappers Collective Mappack。それをSerious Sam Classics: Revolutionで動くように変換した物を今回難易度Normal(3/5)で遊んだ。各マップ15分から60分ほどのボリュームで武器の引継ぎが無いため、どこからでも始められて触りやすいように思う。全9マップが収録されているが、注意点としてHollowed Courtyardsというマップだけ、Revolution上で重力ギミックがうまく作動しないため、The Second Encounterで動かした。製作者既知のバグだ。


◆Johnny。好きな順番で遊べるといっても、大抵は一番上から触るだろうから実質最初のマップと言える。全部を含めてココの序盤が一番回復と弾薬が渋くキツかった


◆Road to Babylon。シリアスサムらしい広い場所でのラッシュが続くマップ。隅々まで歩いて武器や弾薬を回収するのが吉

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Venom. Codename: Outbreak – 見た目よりもカジュアル

FPSプレイヤーにはS.T.A.L.K.E.R.シリーズが有名だろう、GSC Game Worldが2001年に世に送り出したタクティカルシューターが本作。タクティカル系の中ではアクション寄りのため、遊びやすいのが特徴。近い系統のDelta Force 2(1999)、Project I.G.I.(2000)、Tom Clancy’s Ghost Recon(2001)、Far Cry(2004)をデフォルト難易度で比べると体力に余裕がある分だけ、気が付いたら死んでいたという悲劇は少なめ。クイックセーブも可能なため、再挑戦は容易だ。さらに親切なことに毎ミッションごとに難易度変更が可能なため、緊張感が無くなってしまった場合は調節してみると良い。

GOG版をデフォルト難易度のArcade(1/4)で一周。戦闘で困ることはほぼ無いと思うが、指示される内容が大雑把なため、目的達成に迷った時は4Gamer日本語マニュアルのヒントを参考にしてみるといい。本作はバディシステムとなっており、全ステージを二人組で行動する。味方のAIはかなり賢く、指示をせずとも上手に立ち回ってくれるが、地形に引っ掛かり動けなくなることが稀にあるので、F4キーで操作を交代して助けてあげよう。バディといっしょに目的地までたどり着かないとクリアにならないステージもあるので必須知識だ。そもそもゲームが起動しない場合はわわわゲームズを参考するとうまくいくかもしれない。


◆ロシア・カレリア共和国。濃い霧で視界の悪い森林ステージ。一発クリアはまず無理だろうといった感じの作りに強いPCゲーム臭さを感じる


◆ここまで触れてこなかったが、敵は人型だけでなくエイリアンも出現する。主に素早い小型とタフな大型のタイプになるが、どちらも厄介なので、近づかれる前に遠くから撃ったり、場合によっては迂回やスルーも考えておきたい